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世界インフレ時代の経済指標

エミン・ユルマズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761276706
ISBN 10 : 4761276703
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書で取り上げる主な指標、雇用統計、新規失業保険申請件数・小売売上高、GDP、個人所得・支出、消費者信頼感指数、ミシガン大学消費者態度指数、耐久財受注、鉱工業生産指数、ISM製造業景況指数、新規住宅許可件数、消費者物価指数。

目次 : 第1章 重要な経済指標はどれか?それをどう読み、どう使うのか?/ 第2章 絶対に押さえておくべき米国の12の経済指標/ 第3章 景気複合指数と諸外国の経済指標/ 第4章 景気を読む手がかりとなる企業/ 第5章 コモディティと景気の関係/ 第6章 投資も仕事も人生も。デフレ脳からインフレ脳へ

【著者紹介】
エミン・ユルマズ : エコノミスト、グローバルストラテジスト。複眼経済塾取締役・塾頭。トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンに。1997年に日本に留学。日本語能力試験一級を受けて、1年後に東京大学理科一類に合格。その後、同大学院で生命工学修士を取得。2006年野村證券入社、投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった後、16年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろき@巨人の肩

    歴史的に見て、これまでの低インフレ・低金利が異常であったと認識し直して、これから来るインフレ時代に適合するために、相場の大局観を身につける指南書。世界経済を牽引する米国個人消費に関連する経済指標、世界の工場である中国の鉱工業生産を先行指標として景気を先読みし、各国のGDP、経済収支など遅行指標で経済状況を振り返る。その他、気にすべき項目は、金利と中央銀行の動向、景気に敏感な半導体関連企業とコモディティの原油相場。課題先進国である日本の特殊な動向は、数十年後の世界の姿として捉えておく必要あり。

  • ジョンノレン

    長年続いた低成長デフレ期を潜り抜け、本邦もインフレ基調に漕ぎ出す中、世界経済動向を大局的に押さえ、投資判断にも役立つノウハウを伝授してくれる。これまで内外の経済指標について網羅的書かれた本は読んで来たが、この本では押さえるべき指標の優先順位や相関が極めて明確で、素人にはありがたい限り。基本は市場インパクト大な12の米国経済指標だが、これに加えて複合指数や主要国の指標にも展開する。後段は個別企業や業態の事例も具体的に示すほか、日本財政にも言及する。新NISAを期に投資に着手する方から中級者未満までお勧め。

  • R

    自分のような初心者には大変ありがたい、基本のつまった本だと読めた。経済ニュースでよくでてくる、様々な経済指標がなんなのか、その動きがどういう意味なのかというのをかなりわかりやすく端的に説明していて、この内容全部暗記できたら、将来だいぶ安心ですなと思う内容だった。無論覚えられないんだが。指標の勉強としてよい教科書であるが、世の中がいかにインフレ指向にあって、しばらく続くであろうことが示されていて、本当にうかうかしている暇ないなと思わされるのだが、合ってるのかしらね。

  • 鮫島英一

    現在起きているインフレ時代の視点を採り入れながら、経済指標をわかりやすく解説している。新NISAやら高校での金融教育やらが行われる昨今に相応しい。数字が羅列するわけでもないので初心者には優しく、僕のような投資家が知識を見直すという意味でも分かりやすい良書だと思う。なにより良い点は暴落論やらトンデモ経済論を語らず、MMTのような物議を醸す主張にふれないこと。書籍も客商売なので面白いこと主張することで注目を集めようとするものだが、この作品はそういう流れに与していない点も高評価でした。

  • 奈良 楓

    【とても良かった】経済指標の基本を学びたいという人にはとても良書と思います。先行指標か遅行指標か、転換点を読むためかトレンドを読むためか、などどう使うものかも丁寧に記した本

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