アマルティア・セン

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アマルティア・セン回顧録 上 インドでの経験と経済学への目覚め

アマルティア・セン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326550890
ISBN 10 : 4326550899
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
292p;20

内容詳細

一九三三年、当時インドの一部であったダッカに生れたアマルティアは、ノーベル文学賞を受賞した詩人タゴールが創設した学校で学び、ベンガル大飢饉を目の当たりにし、そしてイスラム教とヒンドゥー教の激しい宗教対立に衝撃を受ける。のちにノーベル経済学賞を受賞する少年は、イギリスから独立していく激動のインドで何を感じ、何を学んだのか?原点となる少年時代の体験から、大学で最先端の経済学に出会うまでを、独特のユーモアを交えて軽やかに語る。

目次 : 第1部(ダッカとマンダレー/ ベンガルの川/ 壁のない学校/ 祖父母とともに/ 議論の世界/ 過去の存在)/ 第2部(最後のベンガル飢饉/ バングラデシュの構想とベンガル/ 抵抗と分断/ イギリスとインド)/ 第3部(カルカッタの都会生活/ カレッジ・ストリート)

【著者紹介】
アマルティア・セン : ハーヴァード大学経済学・哲学教授。1998年にノーベル経済学賞を受賞。1998年から2004年までケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの学寮長(マスター)を務めた。2012年にアメリカのオバマ大統領より国家人文学勲章が授与され、2020年にはドイツのシュタインマイヤー大統領よりドイツ書籍協会平和賞を受賞した

東郷えりか : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1.3manen さん

    E図書館。アマルティア〔ベンガル語のオモルト〕は、サンスクリットで不死身。アマルティアは人が死なない場所(天)からきた者(10頁)。ビルマでは女性が目立つ(16頁)。個人の自由と社会の進歩を後押しするうえで教育が果たす役割は、タゴールの考えがとくに洞察力と説得力に満ちたものになるテーマであることを私(セン)は知った(47頁)。タゴールとガーンディーは互いによく議論をもちかけていたが、非常に異なる関心事があった(107頁)。タゴールは日本の文化や歴史、教育を称賛。のちに日本のナショナリズムを激しく非難

  • 月をみるもの さん

    タゴール、ボーズ、マハラノビス、シン元首相、、、などなど インドのエリート+インテリ 総出演。幼少期に飢饉や宗教対立を間近で見た体験が、数学と物理とサンスクリットを愛する少年を経済学へと導いていく。。

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アマルティア・セン

1933年生まれ。ハーヴァード大学経済学・哲学教授。デリー経済学院、LSE、オックスフォードの各大学で教鞭をとり、1998年から2004年までケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの学寮長(マスター)を務める。1998年にノーベル経済学賞を受賞

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