ナマコを歩く 現場から考える生物多様性と文化多様性

赤嶺淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787709158
ISBN 10 : 4787709151
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
20cm,356,34p

内容詳細

水産資源の減少と利用規制が議論される中、ナマコのグローバルな生産・流通・消費の現場を歩き、資源利用者が育んできた固有の文化をいかに守り、地域主体の資源管理を展望できるのかを考える。

【著者紹介】
赤嶺淳 : 1967年、大分県生まれ。1996年、Ph.D.(フィリピン学、フィリピン大学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、国立民族学博物館COE研究員を経て、名古屋市立大学人文社会学部准教授。東南アジア地域研究、海域世界論、フィールドワーク技術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • イボンヌ さん

    ナマコをめぐるフィールドワーク。ナマコをめぐる多様性と可能性。松茸と同じく希望の光になりそうです。

  • ヒナコ さん

    東南アジアの島嶼部世界の海洋ネットワークと、乾燥ナマコの流通を軸に展開される、ダイナミックな人類学。 鶴見良行の『ナマコの眼』の視点を受け継ぎ、著者は環太平洋地域一帯を、ナマコを求めてフィールドワークしている。そうした過程で見えてくるのは、現代資本主義の世界システムである。→

  • Hiroki Nishizumi さん

    自分にとってナマコ本と言えば鶴見良行であるが、その思想、方法論ばかりか社会科学的ナマコ研究そのものの後継者が現れていたとは知らなかった、驚いた。導入部は地球環境としてのエコ・ポリティクスから入り、そしてナマコ漁の歴史と現状について実に丁寧に調べている。干しナマコは中華料理くらいしか利用しないが、その需要元である中華料理についてもヌーベル・シノワーゼの盛行などの報告も怠っていない。文章も幅があり読んでいて引き込まれる。他の著書、あるいはフィールドワーク記録についても読みたくなった。良かった!

  • メルセ・ひすい さん

    13-124 赤61 華僑のカネと胃袋 乱獲と珍味の危機 ダイナマイト漁と華僑とカネ  水産資源の減少と利用規制が議論される中、ナマコのグローバルな生産・流通・消費の現場を歩き、資源利用者が育んできた固有の文化をいかに守り、地域主体の資源管理を展望できるのかを考える。                   

  • バカ殿。 さん

    鶴見良のパクリかと思ったら違うね、綿密な調査だ

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