騎士団長殺し 第2部|上 遷ろうメタファー編 新潮文庫

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101001739
ISBN 10 : 4101001731
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

4枚の絵が、新たな謎を語り出す。
ユーモアとアフォリズムに満ちた物語の行方を、
まだ誰も知らない。

森の小径を抜けて、絵画教室の少女と美しい叔母が山荘を訪れる。そして、4枚の不思議な絵がパズルのピースのように一つの物語を浮かび上がらせる。たびたび現われる優雅な銀髪の隣人、奇妙な喋り方で「私」に謎をかける騎士団長。やがて山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇も明らかになる。真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない――。

【著者紹介】
村上春樹 : 1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある。短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数。海外での文学賞受賞も多く、2006(平成18)年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、’09年エルサレム賞、’11年カタルーニャ国際賞、’16年ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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賛否両論ありますが、村上春樹ファンなら絶...

投稿日:2021/07/03 (土)

賛否両論ありますが、村上春樹ファンなら絶対に好きな展開であるはずです。会話文の巧妙さもいつも通り、最高です。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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あまりの面白く無さに読了するまでに大変な...

投稿日:2021/04/14 (水)

あまりの面白く無さに読了するまでに大変な時間を要しました。 何度も読了する価値はあるのか?と自問しました。 というのも本作は既出の村上世界の道具立ての再利用に過ぎないからです。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あきぽん さん

    いつも通り、何がいいたいのかよくわからないけれど読み易くて引き込まれる。ただ、小説での村上さんは、意識高過ぎの団塊エロおやじ感が強くでているので、そこが私にはいただけない。エッセイやラジオでは、もっと素敵なおじ様なんだけどなあ。

  • ミッフー さん

    今頃気付いた👀主人公には名前が無い😱段々この小説の趣旨みたいなものが見えてきた❗️「身体はあくまで永劫である魂の借物、魂は時間と空間と蓋然性を超越するもの」要はこういう事が言いたかったのかな、村上さん🤔夢で寝ている元妻ユズを犯る主人公私。でもそれは幽体離脱と思われ、もしユズも主人公私を強く求めているならば、ユズのお腹の子は、肉体的には現彼氏との子ではあっても、精神や魂はユズと主人公私の子供だってか⁉️そこまで論じてるわけではないが、凄い凄すぎる❗️何だか変な宗教感に苛まれそうだけどやめられません😜

  • 白いワンコ さん

    分冊された3/4読了。戯言かもしれませんが、20代多くを読んだ村上春樹作品とここ十数年読んでいる京極夏彦作品。点対象のような存在だったのかしれない。この作品と「ヒトでなし」を読む限りは

  • yoshida さん

    謎が広がる。伏線がなおも散りばめられているのだろう。これまでの村上春樹さんの作品の中でも現実感が希薄すぎる。夢の中の出来事は現実ではない。夢の中の行為が、結果として結実するのだろうか。正直、謎と伏線を引き伸ばし過ぎではなかろうか。村上春樹さんの作品は好きだ。だが本作はあまりに非現実的に過ぎるのではなかろうか。もしくはファンタジーに振り切れていない。そこが物語に入り込めない原因と言えるかも知れない。次巻で完結するが、果たして納得のいく結末となるか、突き放した結末となるか。まずは読み進めるしかない。やれやれ。

  • tokko さん

    「私」は絵を描く情熱(ユズ)を失ったけれど免色(もう一人の自分)と出会うことで絵画に対する新しい萌芽を見いだすことになった。そしてその触媒となった免色の娘と思われるまりえ。スバルフォレスターの男、騎士団長、雨田の言葉も気になるし、この循環的な冒険をどう読めばいいのか。あと1巻で終わりです。

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人物・団体紹介

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村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

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