女學生手帖 大正・昭和 乙女らいふ らんぷの本

弥生美術館

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309750132
ISBN 10 : 4309750133
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
127p;22

内容詳細

“エス”って何?憧れのお姉様への思い。靴箱にしのばせる、秘密のお手紙。セーラー服図鑑、身の上相談…乙女心をくすぐるエッセンス満載の、女学生ワールドへ。大正〜昭和初期の可憐で優美な乙女たちの世界!!

目次 : 1 「花物語」によせて/ 2 女学生おしゃれライフ/ 3 麗しの乙女小説/ 4 抒情画ギャラリー/ 5 憧れの女学生生活/ 6 乙女の悩み相談/ 特別寄稿 吉屋信子と少女小説とエスと近親相姦(嶽本野ばら)

【著者紹介】
内田静枝 : 1969年、埼玉県生まれ。弥生美術館学芸員。玉川大学大学院文学研究科修士課程修了。平成9年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒロミ さん

    【読メ乙女部】大正〜昭和初期の平成の現在とはまったく異なるおっとりと可憐で秘めやかな女学生の世界。中原淳一の描いた夢見る瞳の少女に夢中になり、吉屋信子の「花物語」で描かれた憧れのお姉さまとの恋に我が身を重ねひとすじの涙を流す…。この時代は男女の交際が結婚に直結していただけに、慕わしいお姉さまや学友たちと過ごす時間の貴重さは今の比ではないほどの大切な宝物のようなモラトリアム期間だったのでしょうね。どっぷり大正浪漫乙女ワールドに浸りたい方、秘密の花園を垣間見てみませんこと?嶽本野ばら氏のエッセイも収録。

  • 姉勤 さん

    令和に替わったからって、巷に令嬢や麗人が溢れるワケでは無くってよ。大正から昭和初期にかけての少女雑誌を取り上げ、小説や挿絵、ファッションや手芸、メイクやダイエット、お悩み相談から、当時のうら若き乙女たちの世界を垣間見る。かような少女たちは、日本ではバブル崩壊を持って絶滅した感があり、もはやエロ成年雑誌の「非実在青少年」よりも現実感がないが、国家主義やマッチョな社会の裏映しとしても、その健気さ、耽美さを愛でずにはいられない(某所:中年男性)。

  • きょちょ さん

    挿絵の本を漁っていてみつけた。 大正から昭和初期の「女学生」の様子を紹介した本。 写真あり、挿絵あり、女学生向けの広告ありで、楽しい。 「エス」という言葉自体は知っていたが、意味はこの本読んで初めて知った。 今まではレズのことだと思ってた(笑)。 女学生向けの雑誌の身の上相談の回答が大笑い。 「キッスは衛生的に良くありません!」「あなたの年齢でエッチなどと、とんでもない。本当にこの頃の若い女学生はなんてふしだらなんでしょう!」などなど。 私の母もこういった雑誌を読んでいたのだろうか。 ★★★★

  • 及川まゆみ さん

    絵と写真が多くて楽しいです。当時の女学生がよくわかります。身の上相談とか、手紙の例文とか面白かったです。女学生言葉エトセトラでは昭和初期の女学生のはやり言葉が載っていますが、「でこでこ→山盛りに盛上げること、またむやみにおしゃれすること」とあり、今と同じだわと笑ってしまいました。化粧品やシャンプーの広告も、よく読むと面白いですね。

  • 真竹 さん

    戦前の女学生の世界が詳しく書かれていて楽しい。実際に女学生だった方の思い出話も収められていて、女学校という人生の限られた時間を女の子達がどのように過ごしていたのか、よくわかります。絵や写真も多く、人気画家の作品は今見ても素敵。

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