Hi Quality CD 輸入盤

交響曲第9番、大地の歌、交響曲第5番〜アダージェット、他 ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィル(1938、1936)(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ATS936
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ワルター+ウィーンフィルの金字塔、マーラー:大地の歌、交響曲第9番

ワルター、アメリカ脱出直前の歴史的名盤が最新技術により再生、復刻そしてUHQCD化されました。作曲者最晩年の生への執着に他ならない楽想、そしてヨーロッパの危機的状況に直面していながら、ワルターとウィーン・フィルは甘美で夢見るような蠱惑的な美音を追及して、聴き手に迫ります。
 『大地の歌』は激しく目覚しい演奏です。ワルターは唸り、足音を鳴らしてオーケストラを鼓舞します。歌唱陣も現代では評判の悪い2名ですが、トルボルクの雰囲気たっぷりの歌。トルボルクはメンゲルベルクが『大地の歌』を指揮する際にも招かれ(実際はメンゲルベルクは病気で代役としてシューリヒトが指揮)、ロジンスキの『大地の歌』にも登場。正にスペシャリストです。そしてクルマンの流麗な歌唱にはもっと高評価が与えられてしかるべきでしょう。52年のウィーン盤のパツァークも軽めのテノールでしたのでワルターが『大地の歌』のテノールにはこういう声を求めていたに違いありません。第9番は鮮血の迸るような恐ろしい演奏。そして「アダージェット」の陶酔的絶唱には言葉もありません。

【再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushimaより】
「当復刻には悩みました。これらの曲には既にOPUS蔵盤という決定版があるのに復活させる必要があるかという疑問です。しかし、今回は第9番に英国盤が見つかり、サーフェイス・ノイズは強いものの音に力があるために敢えて挑戦しました。一切のノイズフィルターを用いず、一つ一つのノイズを取り除き、イコライジングも最低限度に留めました。特筆すべきはこの時代の録音にしっかり楽友協会の雰囲気と残響が収録されていることです。正にライヴ録音の醍醐味が80年前に提供されていたことに感激も新たでした。」(販売元情報)

【収録情報】
マーラー:
1. 大地の歌
(8:22/ 8:30/ 3:04/ 6:22/ 4:10/ 26:40)(U.S.盤)
2. 私はこの世に忘れられ(リュッケルト歌曲集より)(5:53)(U.S.盤)

 ケルステン・トルボルク(コントラルト)
 チャールズ・クルマン(テノール:1)
 録音時期:1936年5月24日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

3. 交響曲第9番ニ長調(24:46/ 15:37/ 11:09/ 18:33)(U.K.盤)
 録音時期:1938年1月16日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

4. 交響曲第5番嬰ハ短調〜第4楽章『アダージェット』(7:57)(U.K.盤)
 録音時期:1938年1月15日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(セッション)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

ユーザーレビュー

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マーラー9番。その音質に無茶苦茶期待して...

投稿日:2022/02/08 (火)

マーラー9番。その音質に無茶苦茶期待して聞いてみると、チリチリチリというノイズの大きさにビビる。「サーフェイス・ノイズは強いものの」って、強すぎです。「音に力があるために敢えて挑戦しました」というのは、確かに高音と低音が引き締まっていて音場の広がりもあることから、自分が持っているTOCE-15003よりもその点は優れていることは確か。でもなぁ。 持っているLPを聴きなおして、今後も「1938年の9番はレコードを聴こう」と思った。エンジニアの方のご苦労は理解してます。誠に申し訳ないコメントすみません。 大地の歌。歴史的な演奏ではあるのだろう。でも、1960年4月のNYP版を聴いたほうが良いと思いました。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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