CD 輸入盤

交響曲第2番『復活』 クレンペラー&ウィーン響(1951年ライヴ)(2CD オリジナル・モノラル+アンビエント・マスタリング 日本語解説付)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JSBT28456
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー生誕150年を記念して
TESTAMENTレーベルからクレンペラーの『復活』を2種のリマスターで!


クレンペラー指揮ウィーン交響楽団による1951年のライヴ録音が、オリジナルのモノラル録音と最新技術を駆使したアンビエント・マスタリングの2種類の形で世界初発売! クレンペラーがVOXへのセッション録音をした後、彼自身の希望によりマーラー没後40年記念としてムジークフェラインで行った記念碑的なコンサート・ライヴ音源。鮮やかなリマスタリングがなされ、モノラルとアンビエント・サウンドの2種でマーラー生誕150年を祝います。日本語解説付き輸入盤。(ユニバーサルIMS)

【解説書より抜粋】
デア・アーベント紙のクルト・ブラウコプフはクレンペラーの解釈によるこの作品のパワーに圧倒されたようだ。「クレンペラーは『復活』という作品の中に生きていた。本物の感性により完全に再生された芸術だった。第一楽章という記念碑的建造物は、情熱の炎で焼かれた煉瓦で構築されており、作品全体の複雑な設計図を示していた。民族音楽に起源をなす中間楽章での小生意気、辛辣かつロマンティックで純真な一面は、偉大な無神論者マーラーが確かに表現しようとしたものである。最終楽章においては、クレンペラーは見事に死からの復活を完遂する。もはやブルーノ・ワルターの大家らしい解釈との比較などは無意味といってよい。粗く洗練されていない単純素朴な方法で、クレンペラーはワルターと並び、マーラー信者たちの使徒と称されたのである。」
 ディー・フルシェ誌の匿名の評論家もやはり興奮していた。「1920年代より最も知的で物議を醸し続けてきた指揮者、オットー・クレンペラーは今なお強烈な光彩を放っていた。彼が腕を頭上にまで持ち上げると−典型的なクレンペラーのジェスチャーであるが−オーケストラは爆発する。鋭利で直情的なアクセントは若き日のクレンペラーの特徴であった。今日、まず彼の概観に驚かされた。−マーラーの交響曲第2番の非常に対照的な5つの楽章では、クレンペラーが取り決めた冷静で統率されたペースが保たれた。このコンサートは、マーラーの残した遺産をどう扱うかの好例として価値あるものだった。このコラムでは、ブルックナーとマーラーの交響曲をプログラムとして扱う際には、他の作品は必要ないと提案し続けてきた。それらの交響曲はプロローグもエピローグも必要としていないのだ。」ウィーン・ツァイトゥング紙はこう述べている。「クレンペラーは最も賢く、最も霊感に満ちたマーラー指揮者である。ロシアのヴァシリー・サフォーノフがかつて行ったように、クレンペラーは指揮棒ではなく鉄の拳でオーケストラを統制していた。フレーズごとに音楽を練り上げ、ただ強く、妥協を許さず、作品に真摯なクレンペラーの魅力をもって楽団員たちをひとつにまとめている。」(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 CD1:交響曲第2番(全曲)オリジナル・モノラル
 CD2:交響曲第2番(全曲)アンビエント・マスタリング

 イローナ・シュタイングルーバー(ソプラノ)
 ヒルデ・レッスル=マイダン(メッゾ・ソプラノ)
 アカデミー室内合唱団
 ウィーン交響楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1951年5月18日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源提供:ORF

ユーザーレビュー

総合評価

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最終楽章のオーケストラは現在の水準からす...

投稿日:2011/01/04 (火)

最終楽章のオーケストラは現在の水準からすれば、極めてお粗末です。フルートのスラーがつながらなかったり…金管もあれだけ音を外したら目立ちすぎ。合唱も不安定。録音の状態も凸凹。アンビエント・マスタリングでも隠しようがありません。ソロも特にメゾは発声が古さを感じさせます。唯一、すごいのはクレンペラーの気迫。最終楽章は尋常ならざるものを感じさせます。価値があるとすれば、やはり、レコード=記録としてのそれです。なお、オリジナル・モノラルの方が自然に聞こえます。私も、バイエルンの演奏は素晴らしいと思います。

otto.m. さん | 東京都 | 不明

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 クレンペラーのマーラー2番「復活」は、...

投稿日:2010/08/07 (土)

 クレンペラーのマーラー2番「復活」は、年代順にシドニー響(ライブ)、ウイーン響(ライブ)、コンセルトへボウ(ライブ)、ウイーンフィル(ライブ)、フィルハーモニア(ライブ、スタジオ)が現在入手可能ですが、最高の演奏はバイエルン放送とのライブの演奏(廃盤)でしょう。  このウイーン響とのライブは、コンセルトへボウとのライブとよく似た演奏です。コンセルトへボウ(Decca)のほうが上かとは思いますが、私の場合復活が大好きで、入手してよかったと思います。時代背景を考えながら聞いています。  

Licca さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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