ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 グァルネリ四重奏団(8CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL93323
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

グァルネリ四重奏団/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(8CD)

グァルネリ四重奏団(グヮルネリ四重奏団)は、マールボロ音楽祭を通じて知り合った4人の若者が1964年に結成した弦楽四重奏団で、翌年、ニューヨークでデビューしています。第1ヴァイオリンはアーノルド・スタインハート、第2ヴァイオリンがジョン・ダリー、ヴィオラがマイケル・トゥリー、チェロがデイヴィッド・ソイヤーという面々で、名称の「グァルネリ」は、ブダペスト四重奏団のボリス・クロイトがかつて結成していたグループ名を引き継ぐ形で名付けられたものです。
 現在でも同じメンバーで活躍する彼らは(2001年からは地元公演以外ではソイヤーに代わってワイリーが参加)、同一メンバーによる弦楽四重奏演奏の記録保持者でもあり、長いキャリアの中で培われたアンサンブルの熟成した味わいには、世界各国で高い評価が与えられています。レパートリーも古典派から現代音楽までカバーする広いもので、技術的にも高度かつ洗練されたアンサンブルをその特徴としてきました。
 今回、彼らのアルバムを代表するオランダPHILIPSの名盤が、BRILLIANTからライセンス発売されることとなったのは室内楽ファンには大変な朗報であると思われます。グァルネリ四重奏団は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を、結成間もない1960年代後半にRCAに録音しており、そちらでは若々しいアンサンブルを聴かせていましたが、それから20余年を経て再録音されたこのPHILIPSの全集では、豊富な経験を反映した非常に密度の高い演奏を聴くことができます。音質も優秀です。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
・弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
・弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
・弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
・弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
・弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95
・弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
・弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
・弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
・弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
・弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
・大フーガ 変ロ長調 Op.133
 グァルネリ四重奏団
 録音時期:1987年2月〜1991年11月(デジタル)
 録音場所:ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミー
 プロデューサー&エンジニア:ハインツ・デッカー
 エンジニア:ジョン・ニュートン

総合評価

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どなたかが書いているように、15番作品1...

投稿日:2018/06/28 (木)

どなたかが書いているように、15番作品132の第3楽章は本当に素晴らしいと思いました。まるで時間が止まったかのようなゆったりとした和音の連続に心が締め付けられたり、またふとその呪縛が解かれたり。譜面をみるとなんと簡素な音符の連続か!そこにこれだけのドラマを込められるこの楽団の読みの深さとセンスに脱帽しました。これを聴いてから他の演奏もいくつか聞きましたが、この演奏ほどの共感が得られるものは見つかりませんでした。いまではすっかり愛聴盤となっています。

弓太郎 さん | 新潟県 | 不明

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ベートーヴェンの弦楽4重奏は、聴く度に途...

投稿日:2012/01/19 (木)

ベートーヴェンの弦楽4重奏は、聴く度に途中で止められない曲魔に取り付かれてしまう。ただただ天才の仕業と感じ入り、これはクラシック音楽を聴いて良かったと思う衝撃の出来事となった。録音は私集のこれまでのなかでは響きの少ないリアルな部類のものですが、やせてはいないのでスピーカーの性格がもろに出てしまうところを感じます。聴き手に対して同一平面で語るような奏者の謙虚さが有り、技量のある四重奏団のよさ、最も小さなオーケストラとしての妙がでて好ましいと思います。聴き疲れは少ない推薦盤だと思います。

レオブルー さん | 東京都 | 不明

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ジュワ〜と染みとおる演奏。厳しさや集中力...

投稿日:2011/10/01 (土)

ジュワ〜と染みとおる演奏。厳しさや集中力を聴きたい場合には他もあるが、秋の夜長にウイスキーでも飲みながら、音で身を包みたい時に最高。

音のソムリエ さん | 奈良県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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