ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 マッケラス&スコットランド室内管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、他(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDS44301
組み枚数
:
5
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マッケラス/ベートーヴェン交響曲全集(5CD)

2006年、エジンバラ音楽祭でのコンサートをライヴ収録した全集セット。EMIで制作した前回の全集が1991年から1997年に録音されたものだったので、あまり時間を置かずに再録音に踏み切ったということになり、基本的なコンセプトも共通していますが、実演ならではの緊張感と高揚感、流れの良さは明らかに今回の全集の美点として挙げられるところです。
 なお、今回は第1番から第8番まではスコットランド室内管弦楽団が演奏していますが、第9番については当初から大編成で演奏されていたという史実に則り、フィルハーモニア管弦楽団を起用しています。
 基本的に快速なテンポ設定と強めのアクセント、第2ヴァイオリンを右側に配した正統的な楽器配置は前回同様。第九以外は二管編成オーケストラによるタイトで刺激的な響きを追及しており、第九でも同様に刺激的で力強いサウンドをつくりあげています。

ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
・交響曲第7番イ長調 Op.92
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 スコットランド室内管弦楽団

・交響曲第9番二短調 Op.125『合唱』
 ジャニス・ワトソン(ソプラノ)
 キャスリーン・ウィン=ロジャース(メゾソプラノ)
 スチュアート・スケルトン(テノール)
 デトレフ・ロート(バス)
 エジンバラ祝祭合唱団
 フィルハーモニア管弦楽団

 サー・チャールズ・マッケラス(指揮)

 録音時期:2006年8〜9月(デジタル)
 録音場所:エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ)
 プロデューサー:ビル・ロイド
 エンジニア:マイク・ハッチ
 エンジニア:マット・パーキン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No 1 [26'12] Adagio molto ・Allegro con brio [8'44]
  • 02. Andante cantabile con moto [7'38]
  • 03. Menuetto: Allegro molto e vivace [4'02]
  • 04. Adagio ・Allegro molto e vivace [5'45
  • 05. Symphony No 2 [33'16]Adagio molto ・Allegro con brio [12'11]
  • 06. Larghetto [10'05]
  • 07. Scherzo: Allegro [4'47]
  • 08. Allegro molto [6'12]

ディスク   2

  • 01. Symphony No 3 [47'04] Allegro con brio [16'40]
  • 02. Marcia funebre: Adagio assai [14'01]
  • 03. Scherzo: Allegro vivace [5'22]
  • 04. Finale: Allegro molto ・Poco andante ・Presto [10'58]
  • 05. Symphony No 4 [31'36] Adagio ・Allegro vivace [11'03]
  • 06. Adagio [8'18]
  • 07. Menuetto: Allegro vivace [5'25]
  • 08. Allegro ma non troppo [6'47]

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総合評価

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悪くはないが、そんなに良いわけでもない、...

投稿日:2012/05/09 (水)

悪くはないが、そんなに良いわけでもない、というのが、マッケラスのレコードを購入したときにいつも抱く感想だ。このベートーベン全集もそうだった。残念ながら。テクスチュアの見える良い録音、重厚長大に敢えて背を向けた快速テンポで爽やかなベートーベン。でも・・、1,2、5、7番はヤルヴィなどが登場してきた今では中途半端。中でもエロイカは最悪。だが、田園は都市近郊農村の趣きで、それはそれで悪くない。8番も曲の性格が、このルンルン気分の演奏に合っている。9番はどうか。皆が期待する聴き終えたあとのヒューマンな感動とは対極にある、軽くてスマート。呼吸が浅く、タメがなく、まるでピクニック気分。こういう演奏は”日本人”は嫌いなんだろうなあ。それに、合唱はまるで年末に聴く日本の音大のレベル、独唱はもっとまずい。でも、見方を変えると、この全集で最も価値ある演奏だと思う。名演山成すベートーベン、このぐらい個性的でないと、購入する価値はない。それにしても、マッケラスは不思議な音楽家だ。

機関車パシフィック さん | 埼玉県 | 不明

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以前と違うアプローチを求めたのだろうか・...

投稿日:2007/10/26 (金)

以前と違うアプローチを求めたのだろうか・・正直、紳士淑女の佇まいとは無縁の問題作。けど、演奏しているのが無茶苦茶愉しそうにしてる感じ(ルンルン気分の英雄なんて初耳です)。音楽の格式とは別次元だが、音楽を奏でるとは元来こういうものではないかと妙に納得してしまいそう。マッケラスだから出来た荒業のベートーベンかもしれない。

オランダ船のリゴレット さん | 大阪 | 不明

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 個人的にはRLPOとの旧盤の方に一貫性、徹...

投稿日:2007/10/15 (月)

 個人的にはRLPOとの旧盤の方に一貫性、徹底性、生命力、魅力を感じる。スコットランド室内Oを起用した1〜8番は、悪くはないが、多士済々の揃ったベートーヴェン全集の中では、マッケラスならではの魅力に乏しい。ピリオド奏法に軸足を置きつつ、「マッケラス節」がその中に自由に織り込まれているのだが、それがやや恣意的で説得力に結びついていない。特に第9はオケ、ソロ、合唱とも音楽的・技術的に水準以下。センスの不足を感じるところが問題。この全集は期待しただけに、期待水準に達せず残念。

Abbadian さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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