CD 輸入盤

知られざるフォーレ〜オーケストラ歌曲と組曲〜ペレアスとメリザンド、夢のあとで、他 アイヴァー・ボルトン&バーゼル交響楽団、オルガ・ペレチャッコ

フォーレ (1845-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19075818582
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


HIP奏法を体得し、オペラとコンサートで独自の活動を続ける
アイヴァー・ボルトンと名門バーゼル交響楽団の初録音


016/17年シーズンからスイスの名門バーゼル交響楽団の首席指揮者をつとめているアイヴァー・ボルトン。ボルトンとバーゼル響とによる初録音がソニー・クラシカルから登場します。レパートリーは何とフォーレのオーケストラ曲と歌曲。代表作『ペレアスとメリザンド』のほか、「知られざるフォーレ」というアルバム・タイトルに相応しく、『シャイロック』『カリギュラ』、そして『ペネロープ』前奏曲という渋い選曲に加えて、オーケストラ歌曲が4つという、フォーレ・ファンにはこたえられない魅力的な作品が並んでいます。
 ボルトンの演奏は、フォーレの繊細さを引き出し、軽快で親密な印象を抱かせるもの。ソロ楽器を明るい音色で輝かせ,フレージングの絶妙な味わい深さは実に魅力的。ナチュラルで瑞々しい感性が息づいた、フランス的な魅力に溢れた演奏といえましょう。
 歌曲でソプラノを務めるのはロシア出身で、今やその美しい舞台姿と圧倒的な声で聴衆を魅了するオルガ・ペレチャッコが共演。彼女の息を飲むような魅惑的な情緒も加わり、これまでに無かった情熱的新しいフォーレが感じられるはずです。『カリギュラ』にはバルタザール=ノイマン合唱団が加わるという豪華盤です。
 アイヴァー・ボルトンは1958年イギリス生まれ。1982年からグラインドボーン音楽祭の指揮者を務めるとともに、1984年からはピリオド楽器を使用したセント・ジェイムズ・バロック・プレイヤーズを結成。現在はモーツァルテウム管弦楽団桂冠指揮者、マドリード・レアル劇場音楽監督、バーゼル交響楽団首席指揮者、ドレスデン祝祭管音楽監督。バイエルン州立歌劇場でのバロック・オペラ上演も手掛けています。近年ではピリオド奏法を取り入れた軽やかで透明感ある響きが特徴的なブルックナーの交響曲を演奏し、従来のような重厚な響きを重んじる聴き手の耳にも新鮮な風を送り込んだのも話題となりました。現代から古楽まで幅広いレパートリーを持ち、オペラでもオーケストラ曲でも高いクオリティの演奏を聴かせる実力派指揮者。(輸入元情報)

【収録情報】
フォーレ:
1. 付随音楽『カリギュラ』 Op.52
2. 歌劇『ペネロープ』より前奏曲
3. イスファハーンのばら Op.39-4
4. 夕暮れ Op.83-2
5. 月の光 Op.46-2
6. 夢のあとで Op.7-1
7. 付随音楽『シャイロック』 Op.57
8. 『ペレアスとメリザンド』 Op.80


 オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ:3-6,8)
 ベンジャミン・ブルンス(テノール:7)
 バルタザール=ノイマン合唱団(1)
 バーゼル交響楽団
 アイヴァー・ボルトン(指揮)

 録音時期:2017年8月14-18日
 録音場所:スイス、ドルナハ、ゲーテアヌム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Caligula, Op. 52: Caligula, Op. 52: I. Prologue. Fanfares - March et Choeur. Quasi Adagio
  • 02. Caligula, Op. 52: Caligula, Op. 52: II. L'hiver s'enfuit (Choeur)
  • 03. Caligula, Op. 52: III. Air de Danse
  • 04. Caligula, Op. 52: IV. De roses vermeilles (Mlodrame et Choeur)
  • 05. Caligula, Op. 52: Caligula, Op. 52: V. Cesar a ferme la paupiere (Mlodrame et Choeur)
  • 06. Pnlope, IGF 69: Prlude
  • 07. Les roses d'Ispahan, Op. 39, No. 4
  • 08. Soir, Op. 83, No. 2
  • 09. Clair de lune, Op. 46, No. 2
  • 10. Aprs un rve, Op. 7, No. 1
  • 11. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: I. Chanson
  • 12. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: II. Entr'acte
  • 13. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: III. Madrigal
  • 14. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: IV. Epithaleme
  • 15. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: V. Nocturne
  • 16. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: VI. Final
  • 17. Pellas et Mlisande, Op. 80: I. Prlude
  • 18. Pellas et Mlisande, Op. 80: II. Fileuse
  • 19. Pellas et Mlisande, Op. 80: Pellas et Mlisande, Op. 80: III. Sicilienne
  • 20. Pellas et Mlisande, Op. 80: IV. Chant de Mlisande
  • 21. Pellas et Mlisande, Op. 80: Pellas et Mlisande, Op. 80: V. La mort de Mlisande

ユーザーレビュー

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 このシリーズのコンセプトがイマイチわか...

投稿日:2021/07/08 (木)

 このシリーズのコンセプトがイマイチわからない。たとえば、第1集でいうと管弦楽伴奏つきの歌曲が集められているのは、「知られざるフォーレ」に相応しいが、なぜかフォーレ自身編曲の「漁師の歌」は抜けている。ところが他の作曲家が編曲した作品(ビュセール編「夢の後に」、オベール編「夕暮れ」)は入っている。「べレアスとメリザンド」「マスクとベルガマスク」「レクイエム」は超有名曲で「知られざるフォーレ」というコンセプトとどうかかわるのか。ジンマンの「ペレアス」には「アンダンテ」という曲が入っているがそれはここにはない。「メリザンドの歌」が入っているが、それはこの盤だけのことではない。あるいは、あたらしい全集版を使っていることが「知られざるフォーレ」ということになるのかもしれないが、解説にはとくにそれらしいことは説明されていない(英語やフランス語に堪能ではないので、ひょっとしたら今までの版との差異が説明されている部分を読み逃しているだけかも知れないが)。私としては、LA PASSIONやAllegro等の本当に珍しい曲だけを1枚にまとめてくれた方がありがたかった。しかしLA PASSIONが初めて聴けただけでもありがたい。

こうもり博士 さん | 愛知県 | 不明

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胸に沁みた 冬が始まった日にフォーレの優...

投稿日:2018/11/07 (水)

胸に沁みた 冬が始まった日にフォーレの優しさはいけない ナイーヴになっている身には堪える 劇付随音楽からの3つの組曲と歌劇”ペネロープ”前奏曲そして4つの歌曲というプログラム 先ずバルタザール=ノイマン合唱団が歌う”カリギュラ”が素晴らしい 豊かな思いに包まれる オルガ・ペレチェンコが歌うのは”夢のあと”をはじめ歌曲4つと”ペレアスとメリザンド”の1曲 芯が通っていながらフレキシブルでこれは美しい ”シャーロック”の歌とマドリガルをベンジャミン・ブルンスが歌ってこれも印象に残る ボルトン&SBが水際立った演奏を繰り広げる 外連があってはフォーレは台無しになる かと言って木偶の坊では役に立たない フォーレを演奏する資質は知的で情に熱い人格を必要とする 熱狂はいらないが愛し続ける情熱が必要だ バーゼルsoはこの素晴らしいバランスを備えた者たちだ 平明にして滋味深いこの味わいを あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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