SACD 輸入盤

『ロザリオのソナタ』 ポッジャー、シヴィオントキエヴィチ、他(2SACD)

ビーバー(1644-1704)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CCSSA37315
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ポッジャーがついにビーバーのロザリオ・ソナタを録音!

SACDハイブリッド盤。スコルダトゥーラ(変則調弦)などの特殊技法も要求され、通奏低音との絡みも重要なビーバーの人気作「ロザリオ・ソナタ」のレコーディングにレイチェル・ポッジャーが取り組みました。使用楽器はペザリニウス1739年製のバロック・ヴァイオリンです。
 シンプルな編成で演奏されることも多い「ロザリオ・ソナタ」ですが、ここでは、チェンバロ、オルガン、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、アーチリュートの6種類の楽器を選択、それらをポッジャーと親しい奏者3人が使い分けて奏でるというスタイルでアンサンブルを構成しています。メンバーは、ポッジャーが結成した古楽グループ「ブレコン・バロック」の楽員であるマルツィン・シヴィオントキエヴィチと、デイヴィッド・ミラー、そして旧知の間柄であるジョナサン・マンソンの3人です。

【オーストリア・バロックの作曲家ビーバー】
1994年、生誕350周年を機に注目を集め始め、没後300周年の2004年に人気に火がついたハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー[1644-1704]は、ヴァイオリンの名手として名を成し、やがて、ザルツブルク大司教のもとで、宮廷楽長の地位にまで登りつめたオーストリア・バロックを代表する作曲家。
 宮廷作曲家として教会音楽を書くときのビーバーは、荘厳な美に彩られた作風が特徴的でしたが、器楽作曲家としてのビーバーの作風は、ときに大胆で過激なまでの手法を駆使することもあったという革新的な存在でもありました。

【代表作、ロザリオ・ソナタ】
後者の代表作としては、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したと言われる『ロザリオ・ソナタ』がなんといっても有名。
 『ロザリオ・ソナタ』は『ミステリー・ソナタ』とも呼ばれ、聖母マリアとイエス・キリストの生涯を、受胎告知からキリストの受難・復活、聖母マリアの戴冠までのストーリーに沿った標題を持つ15の場面に分け、15のソナタと「守護天使」を表す無伴奏のパッサカリアから構成された作品です。
 このソナタは、実際、神秘と謎に満ちています。もっとも特徴的なのがその調弦で、通常の調弦がおこなわれるのは第1曲「受胎告知」と「パッサカリア」のみで、ほかのすべての曲は、異なる調弦のヴァイオリンを用いて演奏されるという「スコルダトゥーラ(変則調弦)」の技法が採用されており、第11番『復活』に至っては、2弦と3弦をクロスさせて張り替えるという独特の手法でユニークな響きを獲得しています。(HMV)

【収録情報】
● ビーバー:ロザリオのソナタ
 第1番ニ短調『受胎告知』
 第2番イ長調『訪問』
 第3番ロ短調『降誕』
 第4番ニ短調『拝謁』
 第5番イ長調『神殿のイエス』
 第6番ハ短調『オリーヴの山で苦しみ』
 第7番ヘ長調『鞭打ち』
 第8番変ロ長調『いばらの冠をのせられ』
 第9番イ短調『十字架を背負う』
 第10番ト短調『磔刑』
 第11番ト長調『復活』
 第12番ハ長調『昇天』
 第13番ニ短調『聖霊降臨』
 第14番ニ長調『聖母被昇天』
 第15番ハ長調『聖母の戴冠』
 守護天使(パッサカリア) ト短調

 レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
 マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(チェンバロ、オルガン)
 ジョナサン・マンソン(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 デイヴィッド・ミラー(テオルボ、アーチリュート)

 録音時期:2015年1月
 録音場所:ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード=オン=ザ・ヒル教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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