CD 輸入盤

シベリウス:交響曲第2番、グリーグ:過ぎにし春、他 ドミトリー・キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC457
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明



シベリウス:交響曲第2番
ドミトリー・キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団


ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団より名誉指揮者の称号を贈られたキタエンコによる圧巻のシベリウスが登場。
 キタエンコは、ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、チャイコフスキー、ラフマニノフの交響曲全集を始めとしたロシア作品の数多くの録音がどれも大好評を得ていますが、北欧ものはあまり手掛けておらず、グリーグやゲーゼなどのいくつかの演奏の録音があるのみで、シベリウスの録音はほとんど見当たりません。しかし、雄大な楽想を持つ第2番こそ、キタエンコが紡ぎ出す重厚な響きを余すことなく生かせる作品です。第1楽章から終楽章に至るまでの劇的な展開も、キタエンコらしく一気呵成に聴かせます。
 同時収録のグリーグも表情豊かな演奏であり、グリーグ作品の持つ郷愁の念が強く表現されています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. グリーグ:4つの交響的舞曲 Op.64より第2曲(イ長調、アレグレット・グラツィオーソ)
3. グリーグ:2つの悲しい旋律 Op.34より第2曲『過ぎにし春』


 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 ドミトリー・キタエンコ(指揮)

 録音時期:2015年6月6,9日(1) 2017年9月8日(2,3)
 録音場所:ケルン、フィルハーモニー(1)  Studio Stolberger Strase(5,6)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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遅めのテンポを基本とするキタエンコにとっ...

投稿日:2021/07/30 (金)

遅めのテンポを基本とするキタエンコにとって、シベリウス2番はどうなのだろう、と聴く前はやや不安もあったが、杞憂に終わった。かつての晩年のバーンスタインのような弛緩したところは皆無で、むしろその遅さはスケールを巨大化させることに成功しているのだ。曲自体が第1楽章出だしのテンポですべて決まってしまう構成ではなく、指揮者の解釈次第で、例えば売り出し中のロウヴァリのような自在な表現が可能だ。キタエンコの指揮は第4楽章のクライマックス目指して登り続けるベテラン登山家のようなしっかりとした足取りで、ゆったりと登っていく。キタエンコのアルバムに外れがないのは、このスタイルにブレがないからなのだ。グリーグのLAST SPRINGは、最もキタエンコ向きの曲であり、今のこの時代に最も必要な癒しの音楽そのものになっている。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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シベリウスは全曲50分、かなり遅いテンポの...

投稿日:2018/06/15 (金)

シベリウスは全曲50分、かなり遅いテンポの演奏である。しかし、このテンポから予想される演歌調、情念的、感動の強制といったものからは無縁だ。カラヤン、バーンスタインの新盤のような演奏を期待すると肩透かしを食らうだろう。キタエンコの指揮は、北欧の大自然の中で深呼吸したらこういうテンポになったという感じであり、どこまでも清々しくおおらか。名演だ。グリーグもいじらしい美しさに満ちている。もう、このコンビは大好きだ。録音も相変わらず優秀。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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