核戦争を待望する人びと 聖書根本主義派潜入記

グレース・ハルセル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022594860
ISBN 10 : 4022594861
フォーマット
発行年月
1989年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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317p;19X13

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    ショッキングな題名に惹かれ、30年前に即購入。日本人はオウム真理教のハルマゲドン救済計画を、麻原彰晃の“妄想”として嘲笑した。しかし米国では昔から、そして今もハルマゲドンの到来を待ち望むキリスト教徒の集団がいる(その教義をレーガン元大統領が信じていた可能性有)としている。なぜ、世界最終戦争を待望するのか? それは、彼らだけが、キリストによって天に引き上げられるからだ。聖書で約束された選ばれた民として。(翻訳本で)発刊から30年。トランプは、大統領職失脚後も今なお多大な影響力を有している。未来は暗いなぁ。

  • ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き さん

    以前から評判の、アメリカの聖書根本主義者のイスラエル協力の実態と彼らが主催するイスラエル巡礼の潜入ルポ。巡礼旅行の間キリストの名前が殆ど語られず、ベツレヘムなどの聖地にも殆ど足を止めず、イスラエル側の宣伝ばかり。そして、イスラエルの戦果に信者達が喝采する。この地で第3次世界大戦が起こり、人類が滅びれば自分たちだけが天国に召されると信じているからだ。自分たちと信仰を同じにしない人間は、たとえ家族でも地獄に堕ちる。まさにこれはキリスト教信仰のひとつの到達点だ。内容は80年代末のものだが、決して古びていない。

  • 印度 洋一郎 さん

    今から約30年前、アメリカ社会に強い影響力を持つキリスト教福音ファンダメンタリスト(この本では根本主義派と表現)の集会や聖地巡礼ツアーに著者自らが加わり、その信者の人々と意見を交わしつつ、取材したルポルタージュ。キリスト教が唱える「最後の審判」を核戦争によって実現し、信仰する自分達だけが復活して、その後の理想的な世界に暮らすというカルト思想だが、政財界とユダヤロビー、そしてイスラエルが絡み合う強固な勢力を作っている。この思想は今尚アメリカ社会に深く根を下ろし、例えばトランプ政権の支持基盤の一つだった。

  • 彗星讃歌 さん

    タイトルに惹かれて取ってしまった。人生初の朝日選書。 聖書の黙示録に書かれる終末において敬虔な私達は救われると信じ、終末=全面核戦争を待望する人々。 さらに彼らはTVや政治家を通じてアメリカ国民に影響力を持ち、イスラエルとの繋がりも指摘される。この危険な思想に対して著者は綿密な取材を行い、その一端を記す…というあらすじ。 非常に濃い内容でとても満足した。中には本当かと疑ってしまうような記載もあるが、昨今のアメリカでの陰謀論を見ると、あながち馬鹿にならないかもしれない…と感じた。

  • Hiroshi Higashino さん

    都合のいい解釈(ご都合主義)、二重基準.そんな言葉が頭をよぎる.

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