エリザベト・バダンテール

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迷走フェミニズム これでいいのか女と男

エリザベト・バダンテール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784788509962
ISBN 10 : 4788509962
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,200p

内容詳細

男性虐待、男性の美容整形、女性用ポルノ…。多様化する男女関係やセクシュアリティの現実を見ようとしないフェミニズムに明日はあるか。真の男女共生・男女平等への道は何か。巻末には著者のインタビューを収録。

【著者紹介】
エリザベット・バダンテール : 1944年生まれ。フランスのジェンダースタディーズの最高権威。2005年までグランゼコールのひとつ理工科学校で哲学を教え、哲学者・歴史家としての著作で知られる

夏目幸子 : 1969年和歌山県生まれ。1994‐95年、フランス政府給費留学生としてパリの高等師範学校(ENS)で学ぶ。京都大学・パリ第4ソルボンヌ大学文学博士。大阪外国語大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 松本直哉 さん

    女性=犠牲者に仕立て上げて男性性全般を敵視し、性的同意に透明性を求めるアメリカの急進的フェミニズム(それは緋文字に代表される清教徒的潔癖主義に遡る)がいまの metoo の潮流の背景にあるとすれば、これを厳しく批判して、男女間の差異ではなく類似こそが重要で、それが真の男女平等につながるという著者の主張は、metoo に批判的な意見を表明したカトリーヌ・ドヌーヴらの態度にも通じる。metoo で救われた女性も少なくないが、その行きすぎた主張がアンチフェミニズムの種を蒔いたことも事実だろう。

  • Tokujing さん

    本書は一貫してラディカルフェミニズムに厳しく更に的確な批判を行っている。興味深い点は様々あるが、最も考えさせられる点は、フェミニストが陥りがちな「女性全体の被害者化」と「男性自体への過剰な糾弾」についてである。これは日本のフェミニズムにも見られることであり、フェミニズムの意義をむやみに低下させてしまう原因の一つだとも言える。バダンテールは男性の弾圧ではなく、男女の共生による男女平等を訴える。「女は男であり、男は女である」というバダンテールの言葉は非常に興味深い。

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