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江坂独暮 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/13

    LP時代の愛聴盤が高音質CDで蘇ったことは個人的には実に喜ばしい。久しぶりに聴き直してみると、両端楽章の満足度は朝比奈やヴァントの剛直で峻厳な表現には及ばないが、オーケストラのコントロールが見事に行き届いた美しい演奏である。それ以上に中間ニ楽章がケンペの美質が最大限に発揮された名演ではなかろうか。第二楽章における木管の繊細な美しい表情、第三楽章におけるテンポの緩急に伴う表情の微妙な陰影を伴う変化など、ケンペならではの魅力を再確認させられた。ミュンヘン・フィルの響きも豊かで美しい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/13

    朝比奈最晩年の芸格の高さを示した至高の名演。前半二楽章は音楽自体がやや薄味だが、朝比奈の澄み切った表現により全く物足り無さを感じさせない。後半ニ楽章も同じように夾雑物を排した表現だが、音楽の力感を存分に表しており、朝比奈ならではの重厚な響きを堪能出来る。大フィルが好調であることも嬉しい。個人的にはこの作品の最高の演奏であり、朝比奈屈指の名盤だと思う。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/30

    強靭な弦楽器群による重厚な合奏の上に、贅肉を削ぎ落とした峻厳な世界が展開されてゆく。録音のせいかも知れないが、相当硬質な印象を受けるので好みは別れるだろう。厳しく孤独な『田園』だが、これもベートーヴェンが描いた世界であることに違いは無いと思える。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/30

    『エロイカ』は期待通りの気迫充分の名演。シューリヒトらしく速めのテンポでストレートに推してゆくが、細部にまで神経が行き届いており、微妙な表情の変化を楽しめるのはこの指揮者ならではの魅力。全ての音が生命感に溢れている。シューリヒトはこの作品を完全に掌中に納めた自信に満ちている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/30

    ブラームス第1はこの作品を愛する人には是非聴いて頂きたい熱演。確かに録音がもう少し鮮明であればとは思いますが、演奏の凄みは充分に伝わってきます。個人的にはカラヤンに対する先入観が覆りました。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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