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TOP > My page > Review List of いえつん
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0 people agree with this review 2021/06/17
近年のウディ・アレンの作品の中では断トツで出来のいい作品。パリの真夜中を舞台に洒落た会話で話が進んでいく。結局、人生っていつも隣の芝生は青いのかもしれないけど、現実を受け入れないと前に進めないよなーと思った。なお、出てくる芸術家を知っていれば楽しさは倍になるので、その辺の知識をさらってから観るのをお薦めします。
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0 people agree with this review 2021/06/16
とても美しく、考えさせられる小説である。多少冗長ではあるが、それが故に読み終わった後の感動は格別である。最後の章は気が向いたときに、何度も何度も読み返しているが、全く飽きることなく、いつも感動してしまう。イアン・マキューアンの最高傑作だと思う。
ジョン・アーヴィングの小説が原作とは思えないくらいに、すっきりした映画に仕上がっている。もちろん良い意味で。原作にあるくどい文体もアーヴィングの魅力ではあるが、映画には必要ないでしょう。それを本人がやってのけたのはある意味奇跡的なことだと思う。是非リンゴジュースを飲みながら観てください。
とても吉田修一らしい傑作。様々な視点から物語が進行するのはいつものことだが、今回は各登場人物の物語がいつもより骨太に描かれ、それらが有機的に絡み合い、より大きく普遍的な物語が提示されている。彼の一つの到達点であり、それが商業的にも成功したのは喜ばしいことだと思う。映画は残念な出来だったが・・・
そもそも書評とは何か?から始まっており、なるほどと読み始める。ピックアップする書籍は予想を超えるものが多い。小説の書評は面白く読めたが、その他のもの、例えば、辞典・辞書とか和歌集とか、は丸谷才一の知性に追いつけず、私には評価できない・・・未読だが海外編の方はそんなに変化球はなさそう。
思っていた以上に読みやすく、面白かった。懲役から逃れる逃亡劇かと思ったら、もちろんその側面もあるものの、スケールが全然違った。戦中・戦後の各登場人物の苦悩や葛藤が描かれているが、現代にも通じる普遍的なテーマでもあり、全く古びていない。今更ながら読んで良かった。
0 people agree with this review 2021/06/15
こんなマニアックな短編小説をよく映像化しようと思ったもんだと呆れつつ、感心してしまう。で、見終わった後に、今度は凄いなぁと感心してしまった。イッセー尾形の芸達者ぶりは言うまでもないが、宮沢りえのなんと可憐なこと!もうそれが見られただけで十分に満足してしまった。
飛ぶ鳥を落とす勢いのカズオ・イシグロだが、この本をわざわざ映像化する必要があるのだろうか?小説で読んだ感動は全くこの映画からは得られなかった。彼の小説「贖罪」で原作を映像化する手間暇をかける意味はないという趣旨の主人公の発言があったと思うが、全くその通りである。そのわりには映像化を許可しているのはご本人なんだろうなぁ、ぶつぶつ。
ソフィア・コッポラのセンスとスカーレット・ヨハンソンの美しさが相まってアカデミー賞まで受賞。ただ、センスに頼りすぎている感が否めず、映画と言うよりもスカーレット・ヨハンソンのプロモーションビデオに見られかねない危うさもあるわけで、まぁ、それでもそれが魅力の一つにもなっている奇跡的な作品。
0 people agree with this review 2021/06/14
吉田修一の小説って、登場人物のそれぞれの物語を丁寧に紡ぐことにより、それらが絡み合いより骨太な一つの物語を導き出すため。映像化は難しいと思っていたけど、残念ながら今作は中途半端な出来になってしまった。キャストは最高なのにとてももったいない。
人はパンのみにて生くるのみあらず、とでも言うんでしょうか。中年のおっさんになっても仕事とか家庭とかとは違う生きがいがあってもいいよねという人生賛歌のような映画。年を取れば取るほど共感できるかも。なお、竹中直人の突き抜けた演技がとても気持ちよい。
最高の青春コメディだと思う。男子がシンクロという設定も斬新だけど、実際の演技は音楽ともマッチして素晴らしく、感心してしまった。出演者の出世作でもあるけど、竹中直人の演出なのかアドリブなのかよく分からない快演には笑わせてもらった。アドリブだよね?
CMを観て、凄い面白いはず!と期待して観たが、最後はうーんという感じだった。途中までは面白く観ていたけど、最後の方になってくると、結局何が言いたかったのかよく分からなくなってしまった。テーマは良いけど、最後は安直な方に流れてしまった気がする。
是枝裕和監督の作品っていつも結論があるようなないようなものが多いと思うけど、これはわりと前向きなラストになっていると思う。阿部寛のダメな中年男の演技も良いし、池松壮亮も、うまく説明できないけど、なんか良かった。ハナレグミの主題歌も妙にマッチしていてジーンとくる。
穏やかに家族の一日が描かれているが、もちろんちょっとした不穏な空気もはらんでいる。登場人物のそれぞれが抱える事情や思いが、なんとなくすれ違い、それでも人生が続いていくことがうまく切り取られた映画だと思う。
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