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　2021/06/22

『妖精who’s who』101の妖精の図入り解説本。さまざまな妖精の種類、目に見えない存在や現象に、実在の動物まで。人間に良いことをもたらしたり、そうでないことをもたらしたりするもの、大きいものも、小さいものも、こと細かに語られる。妖精と言っても巨人も人魚も竜も含められていたり、なんとアザラシまでも妖精族に含まれ違う呼び方で語られている。妖精は自分が人間に見てもらいたい姿を、人間に見せる一種の幻覚のような能力が備わっているとか、時の経過も人間界とは違うとか、興味深い話しが続く。民謡や祭儀や習慣や迷信を妖精信仰の研究の中心に置き、作品を形成する想像力を得ているよう。知的な鋭意と情熱で、人間の実際の生活に通じることも伝えてくれている。詩や歌や演劇要素もあり芸術に富める内容で楽しめます。

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　2021/06/22

『百人一語』まずページをめくると、目次で既に百人分の名前と名言が既に整然と並び、簡潔に完結している。本編の内容に読み進む前に、もう心を掴まれて、それぞれの言葉に考えを巡らせられている。充実感に溢れる百人それぞれの奥深さ、人選の幅広さと面白さと独自の着眼点からの言葉の魅力。あらゆる歴史や文化を超越して伝わり来る、いきいきとして力強く美しい、息づかいや表情の数々。正統も異端も問わず、いろんな人が居て良いなぁと思えたり、文学も芸術も学術も宗教も政治も存分に盛り込まれて、あらゆる分野を感じれる。人間の心理の多義性、巧みな美しい解釈、日本人の思想と深く豊かな感情のいとなみが、ここにあります。

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　2021/06/21

『日本の色を知る』さまざまな色彩を知る喜び、名前の響きにぞくぞくしながら、綺麗な写真を楽しめるひととき。古来よりつづく自然風土に培われた日本特有の美点の数々を、色彩を通して感じてゆける。作者が語る、上澄みだけを眺めるのでなく、沈殿している部分をかきまぜてさがし当てる奥深いところへの着目と繊細な表現。季節とともにある暮らしの中で、和を尊ぶこころの大切さ。あらゆる色彩の根底に流れる調和や親和や温和を思いながら、読み進めてゆくしあわせ。良き入門。

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　2021/06/21

『無鹿』かつて西洋の音楽に魅せられた人物が、音楽のように美しい清らかな町を日向の地につくろうとした。英語で言うところのミュージック。ラテン語で音楽という意味のムジカなる言葉を憶え、よごれひとつない澄みきった場所、山紫水明の理想の地、思い描く人生の夢の土地。陽を浴びてすすきの白い穂で埋まった野が拡がる、丘と丘とにはさまれた水量ゆたかな川が流れるところに、輝かしい精神世界を具現化しようとこころみる話し。当時の時代背景や情勢の中、町の建設の行方はいかに？！「人間の声の中へ/楽器の音が流れこむ/その瞬間は/秋のよろめき」途中に出て来る詞にもとても惹かれる。短い中にも想像力や好奇心を働かせられて、軽妙に引き込まれてゆく文章。楽しく読むこと出来ます。

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　2021/05/30

あかるい勢いの良さを感じたり♪弾け具合を楽しんだり♪聴き入る感動のひととき♪よりカラフルに♪よりポップに♪たくさんの驚きと喜び♪多彩感覚お目覚めアルバム『あなたが寝てる間に』2015年発表。1.森のくまさん。映画のオープニングのようなワクワクするアルバムの幕開け。膨大な情報量と言う森の中を、目に付くもの、耳に届くもの、精査しては振りほどく勢いで駆け抜けてゆくという印象を受けます。ドリーミーなようでパワフル。しっかりとした足取りでの進み。あかるく乗って行けちゃう感じ。2.Live And Let Die。演奏の一部のように続く声のフレーズがやみつきになるようなトーンと楽しさ。小気味好い展開の中で交互に一人ノリツッコミみたいな声色の変化も楽しめます。ユニークでカッコイイ曲調で良いです。3.大人計画。縦横無尽に広がるような美しいエネルギーが歌声にもサウンドにも込められているようで、楽曲の勢いに心を掴まれるて、良い景色へ導いていってもらえるような想いです。4.RARA-RO。軽快に活発にスカ調でノリノリ。繰り返されるフレーズが続く度に、エネルギーが増幅しているような感覚を覚えたり、韻を踏んでいる歌詞の面白さや大胆な内容にも惹かれる。間奏ではノイジーなサウンドの絡まりがあったり、ドキドキとスリリングな鋭い展開も楽しめます。5.クリスマスの恋人。瞬時に楽しい気分が広がります。オシャレなサウンドでキラキラとしたエネルギーに満ちていて最高です。可愛らしい歌詞の描写に、ワクワク感が増すようです。しあわせな充実感。6.世界をかえるつもりはない(BAND ver.)。アルバムの中盤でドーンと打ち立てられた太い柱のような、強く心に響く印象の楽曲。揺さぶられる感情と発せられるエネルギーの凄み。全身で！魂で！送られてくる言霊の力。そして呼吸のような、息吹のような、ささやくように込められてゆく緩急の展開。どっぷりと聴き入り、感涙の域。7.レガート。時の経過を静かに見つめる視点のあたたかさのようなものを感じます。なめらかに移り変わる情景を優しく見守っているような、美しい歌詞の描く内容にイメージを広げられては、歌声の奥深い熱さに心を掴まれます。8.人魚姫。ほっとひといきつきたいときに、ききたくなる曲。なんにもかんがえずにひたりきりたい。この曲にであえて、とてもうれしい。きくたびにしぜんと、すーっとこころがととのいゆくようです。9.You。穏やかな曲調に聴き入り、良い歌声にひたれます。どことなく古き良き時代の何かが詰まっているような気がします。昔懐かしい雰囲気も漂っています。途中で出て来るガラスって言葉が何故だか印象に残る。10.73%の恋人。この感じ良いなぁと、聴き入っては、どんどん歌声に引き込まれてゆく魅力、次の言葉は何が来るのだろうと、歌い上げられる展開の流れの中での、歌詞が生み出す熱さを求めたりする楽しみ、熱さを帯びたりする喜び。11.都会の空を烏が舞う。ひとつ、ひとつ打たれる水彩画の点のような綺麗な滲みを魅せる音、内省的な歌声が次第に、聴き手の方にもあたたかく向けられて来るよう、静けさに寄り添うような優しい空気感、歌声の余韻が響き染み入り、心に残り続ける中、最後は荘厳さもして来る勇壮美麗な展開、はるかに広がる空へと開け放たれたてゆくような、どこか未知なる空間へと移りゆくような、すーっと浄化されてゆくような気持ちになりながら、締めくくられてゆく。歌われていた”あなたに光が微笑むように”という言葉が、ずっと心に続いてゆく感動。全十一曲。バラエティに富みながら勢いもあり、グッと聴かせるところは聴かせる、多才さ目覚めちゃってるアルバムです。CDの内容と同様ブックレットもカラフルでポップさが溢れています。本人の連続写真も執拗に繰り返されて面白いし可愛いです。

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　2021/05/30

振り幅の広さと役柄の突き抜け具合が存分に味わえる良縁感動結実盤。オリジナル楽曲発注型のコラボレーション。多種多彩な顔ぶれの提供楽曲群で一枚のアルバムを構成するという風情と魅力。縁で繋がったアーティスト達と！紐で結ばれたパッケージ箱で！お贈りするアルバム『頂き物』2016年発表。1.Silk Road。楽しげで幻想的な場面を次々と、軽やかに優雅に駆け巡る。流麗さのはしばしにパッションが弾けるようで、奏でられる特有の響きが迫り来る。途中ゆるまるところの快さ、再びつきぬけてゆく爽やかさ。2.骨。これほどまでにあまやかなふんいきがあじわえるなんて。静かな始まりから綺麗な音の流れ出し、青春の空気感もこもったうつくしい情感。デュエットのようなコーラスのような絶妙なバランスも良い。ギターも歌うように鳴り響く。かわいいうたいかたもたまらない。3.霜降り紅白歌合戦。ゆったりとした滑稽なサウンドメイキング。鍵盤の音の上を、二人のMCが掛け合い踏み合いゆく韻のつらなり。食に特化した歌詞のユニークさ、光るワードセンスの巧みさ。チャーミングな表情というかもはや引き出されたMCキャラクターが感じられて楽し過ぎる。愉快。痛快。4.360°サラウンド。このアルバムの流れで聴く、より一層の歌声のまっすぐな届き伝わり。最高の曲順の展開です。さわやかな気分が一気に広がって行きます。晴れやかさが心に訪れます。瞬時のリフレッシュ効果。爽快。5.夢告げで人。落ち着き漂いゆく夜のムード、ゆったりとまどろんでゆくような、あたたかい息吹のひろがり。穏やかな展開の中、静かにイメージを喚起する選り抜きの言葉。6.やさしいだけじゃ聴こえない。やわらかいはじまり。まろやかにただよえる時間。内側に秘めた情感が滲み溢れてゆくようなゆったりとした展開。ところどころ切り替わる質感や表情の変わりゆく声色で、一曲の中での聴きどころもたっぷり。7.溢れているよ。ニューウェーブ感を醸し出し滑らかに勢いづく。小気味好く適度に滲むような音像で駆けてゆく。サウンドに溶け込むような歌声から、次第に歌い上げて巡り、コーラスと複数の音が織りなす盛り上がりへ。印象が硬くならないような息遣いや、全体にしなやかな美的感覚が溢れている。8.Touch me when the world ends。綺麗なピアノの音色と歌声でしっとりと始まる。ストリングスも加わり徐々に大きな流れへと。遥かな上空で舞うような英語詞のパートの美しさ。世の中のあれこれを感じながらも、あたたかくたのもしい想いが曲中につらぬかれている。9.Last Eye。ピンと張り詰めた空気の中、絞り出すような切実な響きの歌声、ときおり感情があふれるような瞬間を見せてはおさえる。そこはかとない熱量が保たれては、盛り上がりの瞬間の到来の機会を伺うよう。ひとたびの静寂の後に、一瞬の瞬きのように、終盤で一気にわっと昇りつめる、とてつもない繊細で美しい曲。10.アメリカンリバー。これ好きだなぁ、繰り返し聴きたい良い心地。独自の雰囲気でたっぷり魅了してくれる。歌い手も聴き手も肩に力の入らない状態での自然な音響空間。わずかの要素の組み合わせとひと工夫で語り歌いに耳を傾けたくなる人物の誘引力。または牽引力。ひと通り巡りてのこの境地は最強で最良かもしれない。おもしろいしスゴイし、もうカンペキ。全十曲、素晴らしいです。幅広い活動の中で女優の顔も持つので、おのおのの監督の元で、それぞれの内容を演じ切る主演のようでもあります。さまざまな声色と表情で、あらゆる表現を楽しませてくれています。全部出来る人が、ボーカリストに徹するという潔さと粋。人との縁で生み出された、また幾つかの味わい深さの詰まったオリジナルの完成。/ DVDにはLIVE映像十五曲とmusic clip二曲で105分収録。『あなたが寝てる間に2015』がほぼ完全収録という♪もの凄いヴォリュームで、単品では販売されていない貴重なライブハウス映像が楽しめます♪。熱唱も踊る姿もあり、感動の場面の連続です。music clip『360°サラウンド』も『骨』もそれぞれ趣きのちがう映像でたまらないです。アルバム『頂き物』ぜひ、手にして楽しんで欲しい内容で、オススメです♪。

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　2021/05/30

ありがとうございます。音楽って良いなぁ。素晴らしいなぁ。と思える楽曲の数々を届けてくれて。感謝！！生活の側に、暮らしの中に響く音楽に、堂々と名付けられた題名は、提示されたそのタイトルは『JAPANESE POP』緩和日向普遍盤。2010年発表。1.私は雨の日の夕暮れみたいだ。静けさから堅実に歩み出すようなオープニング。歌詞を聴いたり読んだりしながら、動き出すタイミングとエネルギーの直結は大事だなとか思いを巡らしたり、どんな意味や意図なのかなぁと聴く度に考えたりして楽しんでいます。小さな歩幅のようなトイピアノのひとつひとつの懸命な響きが効いてて良いなぁ。2.健忘症。重たいサウンドの上を悠然と流れるホイッスルの音色が牧歌的にも聴こえたり、童話のようなフランス語パートが独特の風合いを出しています。ただの素朴な仕上がりにならないような鋭いバランス感覚が際立っています。3.マミーオーケストラ。緩やかな風に吹かれるような良い心地の始まり。おだやかに優しく歌われていて、ゆったりした気分でいられます。とても豊かな時間が流れてゆくようです。4.New World。一つ一つの音に丸みがあるような、不思議と耳ざわりの良い音ばかりで出来ているような曲調です。適度にキラキラしていて、「見る見るうちに膨らむ」というフレーズを聴くたびに魅力が増してゆくようです♪5.Dreams in the dark。短い間に見る豊かな夢のような時間。やさしい歌声のそばをとてもこまやかに丁寧に奏でられてゆく様々な音、日本語詞のそばに寄り添う小さなカケラのような音達、英語詞のそばを瞬くように飾るきらびやかな音達。全体の印象の美しさ。6.アネモネ。ぞくぞくとするような、透き通るような、息吹のような声に静かにつつまれてゆく想い。オープニングの上品なストリングスから綺麗な空気が流れ込んで来て、つつましい演奏に、ハープがなめらかに過ぎていったりして、極上の時間が味わえます。せつない歌詞の内容以上に、全体にただよっている気配と美しさに心奪われます。7.court。歌とピアノによる時間。一曲の中で表情の変わってゆく声に聴き入るばかり。シンプルな佇まいで魅了してくれます。歌い終わり後の余韻もまた良い。8.青い空。歌とピアノが続くと思っていたら、空を舞うストリングスが現れたり、もうしばらくして、地からのドラムに木のベースで景観が成されました。真摯な歌声が綺麗に響き渡ります。9.Sleep Tight Mr.Hollow。さまざまな声色が心に染み入る。声の重なりを存分に味わえて、贅沢なしあわせな時間が過ごせます。好きだなぁ。10.摩天楼トゥナイト。かわいくてオシャレです。ふわふわと浮遊感のあるサウンド。印象的な音色で違う感触のものが適度に合わさってくる感じがくせになります。11.問うてる。生命賛歌のようでありながら、問いかけスタイルというところが奥深くて味わい深いところでしょうか。演奏そのものからも生き物の呼吸やうごめきが伝わってくるようです。12.Paxmaveiti-君が僕にくれたもの-。アルバムの流れの中で聴くとより一層感動的な響きがしているように思えたり、旅をしている中で出会えた宝石のような美しさを放っている曲だなぁと思えたり、シングルで馴染んでいたものが大切なものになっていたんだなぁと気付きました。13.歩く。イントロから琴線にふれるような響き。想いの込められた歌声に、あたたかさや励みを与えてもらえてるような心地です。感動のうちに締めくくられます。全十三曲。あらゆる要素を込めながら秘めながら調和ある素晴らしい一枚の誕生！ジャケットデザインには、ドキリとする美しさに溢れる姿の写真の数々と、カラフルなグラデーションの歌詞の並び、見とれます。お楽しみください♪

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　2021/05/29

あの70年代-80年代-90年代の名曲達が2000年代によみがえる！ナイスな選曲で！グッドな音質で！お届けです！当時のムードもたっぷり込められながら！装いも新たに真面目にシンギング♪大人同士のデュエットからの愉快なダンシング♪富める愛聴の躍進！優良編曲歌唱大成盤。『大人のまじめなカバーシリーズ』2011年発表。1.ジ・アザー・サイド・オブ・ライフ。歌とアコースティックギターのみでグッと引き込まれます。静けさに寄り添うような歌声に、つまびかれるギターの良い響き。2.林檎殺人事件。会話で始まるところから、もう楽しいですね。懐かしい感じもしながら色々醸し出しています。かっこいいサウンドで、ゆるい演出も込みで、つき動かされてゆく感情。絶妙なバランスに魅力が大。3.セシルはセシル。静かに時代を辿るようなイントロの響き、良い雰囲気につつまれてグッと歌声に聴き入ります。お洒落に異国感も漂う。フランス語の語りも入りなおさらに。4.君は1000% 海や夏の情景が浮かんで来るようです。何度も歌われる君は1000%とIf you give me your heartの響きが心に残ってゆきます。背景の管楽器の音色も心地良く響いています。5.君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス- 良い流れで前曲からひきつづくように夏の場面が広がり彩ってくれる。甘い歌声にとても惹かれる。景色に馴染むような繰り返されるコーラスの雰囲気も良い。各種サックスの響きも適所に効いている。6.ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ。これはとってもゴキゲン♪めちゃ良いダンスナンバー、適度な異国感とか味わえたりして、途中のアナウンス風ボイスもかわいい。7.春咲小紅。もう〜、うっとり路線にどっぷりひたりきっちゃいます。ピアノとベースとドラムのシンプルな編成に、ふんわりと陽気めな声によいしれる感じ。8.Woman-Wの悲劇より-。情感の滲み出るような歌い方に聴き入っちゃいます。情景に何かを呼び寄せるような雰囲気もしてきます。空間的な気配の立ち込め。ハープの音が綺麗に響きます。9.松田の子守唄。効いている楽器の組み合わせ。vibraphoneとeuphoniumとflugel hornの味わい深さ。この質感と言いますか、この空気感と言いますか、眠れそうな良いもの出ています。10.ワールズエンド・スーパーノヴァ。映画のサントラかと思うようなイントロから始まり、バンドサウンドに細やかにフルートやストリングスやハープの美しい音色が絡まっては流れてゆく、感動的な盛り上がりの展開。歌の聴かせどころもバッチリあり、壮大で爽快！11.ぼくらが旅に出る理由。快活で爽快な進行の上を流麗なストリングスが吹き抜ける。想いのこもった歌声が心に伝わり響く。まっすぐな音楽の感動につらぬかれてゆく。デュエットの入り来るタイミングもたまらない。12.ワールズエンド・スーパーノヴァ live ver.。静かなピアノから、徐々に気分が高まり続ける展開。とても凄い間奏のスペイシーさ、垣間見える超新星の輝き！何処までも行っちゃってるかっこよさ。ミュージックフリークス歓喜の音源。お見事♪！全十一曲にボーナストラック一曲でとっても楽しめるアルバムです。シングルで発表していた、それぞれのカバー曲達がこの様なステキな一枚のまとまりになるなんて、驚きの嬉しさ。新しいカバーやライブ音源も加わり、まさかのご本人登場music clipまで完成させて、楽しいクリエイティヴィティに溢れている充実のカバー名品です♪アートワークのイラストに、原曲の流れていた時代を思わせるような家族のアルバム写真も注目！その後も発表しているカバー曲、シリーズ二枚目もいつかあるかひそかに期待。

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　2021/05/28

どこまでも楽しませてくれる。輝きを放っている見事な才能。歌詞に楽曲に溢れる魅力が止まらない。めくるめく繰り広げられる素敵な快適な音楽世界。秀麗壮美結晶盤。セカンドアルバム『Merry Andrew』2006年発表。1.ニラカイナリィリヒ。こうごうしさをも感じる。意識の奥深いところで辿れる夢幻の世界のよう。2.Green Bird Finger...。進んでゆく快活さ、爽やかに気分が上がります。3.のうぜんかつら。特別な気配と空気感につつまれてゆく。もう聴き惚れるばかり。4.煙はいつもの席で吐く。日常の場面からイマジネーションがひろがりゆく。良いなぁ。5.み空。繰り返される「廻る」の独特の発声や、豊富な言葉の言い回しに引き込まれてゆく。6.あなたと私にできる事。イントロからギュッと心を掴まれる美しさにただただよいしれる。7.さみしがり屋の言葉達。この曲の並びでもう一層染み入る歌と音、感動が止まらない。8.ポンキ。なごやかでたのしげな雰囲気の中を、足早に強い言葉が駆け抜けてゆくよう。9.愛の日。徐々に変化しては巡る表情豊かな声で、真摯に歌い上げる。10.Lost child,。歌い出しからしみじみと聴き入ってしまう声のトーン。繊細さに惹かれる。11.夜と星の足跡 3つの提示。味わい深さに何度も聴いてしまう。歌詞の表記ないところにグッと来る言葉の提示もある。感動！12.星とワルツ。楽隊に直に演奏してもらっているような、ゴージャスな夢見心地が味わえます。13.彼05。あらゆる要素の織り成しで存分に楽しませてくれる、発声からも熱量がこぼれ出るよう、様々なエネルギーが渦巻いている。14.のうぜんかつら(リプライズ)。もう言うことなしの名曲。ゆったりと聴かせて締めてくれる。全十四曲-シングル三曲を含む充実盤。それぞれの曲ごとでバラエティに富みながらも、まとまりある流れにうっとりします。素晴らしすぎます！ブックレットには歌詞以外にも手書きの文字が書かれていたりして、音楽と合わせてイメージが膨らむ要素も盛り込まれていて楽しいです。数々のイラストに写真のコラージュ＊本人手掛けるアートワーク＊デザインとても良いです♪

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　2021/05/28

年を追うごとに深まる卓越したセンス♪編まれてゆく音楽エネルギーとアート感覚。集められてゆく想像力と増してゆく振り幅。積み重ねてゆく活動に刻まれてゆく年輪。アップデートされてゆく精神的記録。編纂された年功楽曲記述を読み解こう♪！4th album『chronicle.』2008年発表。1.六月十三日、強い雨。いつくしみ深さや思いやりに溢れていて、あたたかい。2.HAPPY。あかるくすすんでゆけそうな、心強いエネルギーに満たされるよう。3.水玉。軽快に次々と変わりゆく展開の楽しさと面白さ。4.美しい人。綺麗なメロディーにひたりつつ、考えを巡らせたくなるような歌詞。5.海原の月。美的感覚に溢れていて魅了される。感情に迫り来るものがある。名曲。6.お祭り -フェンスと唄おう- 。楽隊と一緒にたわむれているような♪、楽しさと豊かな喜びがある。7.Hilly Hilly Hilly。つきぬけれるような、リフレッシュ出来るような、超常感。8.鐘が鳴って 門を抜けたなら。心のよりどころのような、たのもしい雰囲気と安堵感を与えてくれる。9.再生。幻想的な世界観につつまれてゆく、壮大なイメージ。10.たとえば君に嘘をついた。安心感が得られるような、眠りにつけるような良い心地。11.パラレル。速度以上に伝わり来る何か。感情が駆け巡って来るよう。12.ぼくらが旅に出る理由。原曲よりも何度も聴くようになってしまった。見事な出来映え。13.さよならと君、ハローと僕。情景が浮かぶような、穏やかな視点の歌声に聴き入る♪ 全十三曲-シングル二曲を含む充実の内容。アルバムとしてはカバー曲は初収録かしら、新たな側面を見せつつ、よく練られてまとまりのある印象。感動を呼ぶ楽曲群♪。/ DVD付きには48分の映像。ACOUSTICLIVE2008 ドキュメントに加えて、海原の月-パラレル-HAPPYの三曲のmusic clipを収録。舞台裏やライブでの感動の場面もあり、見応えありでございます。

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　2021/05/27

生まれ年から高らかに歌い始めるデビュー盤！なんてステキな劇的な幕開けなのでしょうか♪1977年生まれが放つ五曲の初期音源。歌詞に楽曲に溢れている多様な味わいと感覚！一枚目にして既に才能発露決定盤『サリー』2003年発表。1.サリー。英語詞の陽の光の中に生まれたと言うおめでたい内容と、日本語詞のせつない感じの内容と、こもごも入り混じりながらも、ごきげんなサウンドに乗れます。何年経っても何度聴いても楽しめる名曲。2.黒い車。コンガやベースやホルンが渋く響く中を、感情的な歌声がかっこ良く走り抜けます。シェイカーの音も効いているなぁ。3.summer。逆再生のようでまじないのような略語が冒頭を飾る。AUTUMN SPRING WINTER 他の季節の気配を秘めながら歌われてゆく美しい夏の光景。うっすらとスターライツ！と言うフレーズが印象深く心に響く。4.蒔かれた種について。静かに絶妙に綺麗なおぼろげな音像で聴かせる。wurlitzerの伴奏と歌声。繊細で鋭くもある言葉の描写で浮かび上がらせるイメージの数々。5.リズム。音色のキレイさにひたりながら、語り口調に聴き入ってしまう。繰り返される問いかけのような、対人関係のリズムについての歌詞に考えさせながらも漂える良い心地。全五曲-通して聴く順番もいい具合。記念すべき原点のDEBUT MINI ALBUM。感動〜！

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　2021/05/27

泡のように膨らむ変幻自在の魅力、表面に反射する光とカラフルさを帯びては、表現に深い味わいが増幅している。無数の風情が連鎖しては弾けてゆく、空間を楽しさと感動で満たしては何処へ、天地へと浸透してゆくのか。泡玉的歓喜楽曲群『shabon songs』2007年発表。1.手を休めてガラス玉。歌い出しから心躍りだします。期待感膨らむ軽快な展開に、ドリーミーな英語詞パートもあり、一曲目から魅力満載の世界へ連れていかれます。2.雨唄。かわいい声から弾けるように始まります。愉快で乗れます。クラップやギターが効いていて、雨雲みたいなベースのうねり。瑞々しいピアノかオルガンか、楽しめて気持ち良いなぁ。3.TEXAS。しあわせな気持ちになり心満たされます。4.シャボン ボウル。ピアノとベースでしっとりと聴かせてくれます。静かに経過を見つめるような視点の歌声に、自然と安らげるようです。5.SUCRE HECACHA。熱くなるな♪と繰り返すフレーズが印象的で、ハの音のコーラスが涼しくて良い。途中で切り替わる電子音が細やかに駆け巡る部分も楽しいです。6.よいこのクルマ。気持ちがやわらぎ、心地良いゆらぎにひたれます。ラバーズロック調でちょっと懐かしさも感じれる、コーラスも良い雰囲氣醸し出していて最高。7.絵になるお話。歌詞を読むと辛辣な様子もあるのに、丸みのある優しい歌い方と、柔らかいサウンドで不思議と、逆境を笑いに変えてゆこうとするような良いエネルギーを受け取れる、良いなぁ、この感じ。8.”I”novel.。あちこち連れて行ってくれそうなサウンド。重厚なエレキギターに快活なドラムに雄大なストリングス、他の楽器も細やかに絡まり流れてゆく、声を追っては見果てぬ景色へと。9.安全地帯。タイトルのインパクト強いですが、曲調も歌詞も透き通るような綺麗さが漂っています。とても良いです。10.The Still Steel Down。良すぎてシングルでもどれ程聴いたことでしょう、うっとりもするし、感情に迫り来るものもあります、名曲。11.Little Babe。アコースティックギターと歌でゆっくりと聴けます。日本語詞と英語詞と交互に展開。ここまでシンプルな仕上がりはあまり披露していないテイストで貴重な音源とも言えそう。12.唄い前夜。穏やかに歌い上げます。あたたかい管楽器の重なりが良い味わいです。全十二曲-聴きおえると良い気分です。アルバムを通して順を追って聴くことの喜び、一曲毎でも良いのに、並んだ時の進行の流れで増してゆく味わい深さ。前後の関係でのより良い美しさ。ファーストやセカンドでは、まだまだ出してないテイストあるよってふんわりと提示してくれた感もありますね。 / DVDにはTour ”Merry Andrew”から六曲のライブ映像を収録。1.ニラカイナリィリヒ2.Green Bird Finger.3.黒い車4.愛の日5.チームアンディの唄6.隣人に光が差すとき -影と照明の演出で幻想的な世界観から始まるところ等、32分間見所沢山。お楽しみください。ジャケットはカラフルな手描きイラストの中を躍動感のある動きで魅せるアートワーク。アルバム『shabon songs』とても素晴らしいです。

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　2021/05/26

音楽に♪豊かな感覚に！魅了されてゆくMagic。才能溢れる多彩な楽曲に、感動し興奮してゆく高鳴りはミドルテンポではとどまらない？！。時にロマンチックに、時にドラマチックに、心を巡る美麗快適音楽魔法『Middle Tempo Magic』2004年発表。1.ロマンチック。穏やかなクラップの始まりから瞬く間の高まり。2.悲しみにこんにちは。麗しい空気感にうっとり。3.サリー。ただよえるたのしさ。デビュー盤の一曲目にして名曲。4.BABY BABY BABY。随所に小気味好さが光る。5.黒い車。独特の渋みで黒くうねり回る。6.slow tempo magic。やみつきになる心地良さ。7.水色の調べ。楽しい♪キラキラしている。8.忘れものの森。ただただ聴き入ります。9.眠りの家。夢見心地の音色や感触。10.ドラマチックレコード。やさしいうたごえにつつまれる。11.隣人に光が差すとき。繊細さと荘厳さのある美しさ。12.聖者の行進。徐々に迫り来る奥深い感動。全十二曲-ファーストアルバムにして人気曲揃い。ジャケットアートワークにメイクさん込みの写真を採用する光るセンスとユニークさ。余裕ある姿勢に多才さが垣間見えるようです。中の写真にもドキッとさせられる良さが。/ 洗練されたこのアルバムまでに、デビューから一年と二ヶ月の間にミニアルバム二枚とシングル一枚の発表で良い曲いっぱいです。このアルバムには入っていない『summer』『蒔かれた種について』『リズム』『happy go lucky』『life』『雨月』『yuyake』も合わせて楽しむのもいかがでしょうか♪

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　2021/05/24

歌唱の幅広い表現能力と声の魅力を存分に堪能できる音源MAGIC。長年の活動で培われたライブ感覚の一つの結実。研ぎ澄まされた精神力の宿る、削ぎ落とされたアコースティック・アレンジ本命盤。『ACOUSTIC TEMPO MAGIC』2014年発表。1.slow tempo magic。歌い方に凄みが増して、全身で描いているような表現。あの可愛らしい原曲とはガラリと変わり、お洒落なイラストが年季の入った絵画になったようなマジでマジカルな変貌ぶりでしょ。2.黒い車。本然の人間味へとギアチェンジ。あのかつてのクロイクルマはいつの間にか渋みを増して、都会の世情を振りほどくような勢いで、車窓の眺めも加速し自然の景観へと。本能の原野に向かって走りぬけてゆくようなカッコイイ風情です。3.早春物語。より郷愁感の滲み出るような間合いで静けさに浸透してゆく。今後いつかカバーアルバム・二枚目もあるのかなぁ？なんて予感もしながら、ゆったりと聴けます。4.隣人に光が差すとき。これはもう。歌声が胸を突くとき、感動です。情感が次第に伝わり来ては、心にうったえかける響きがあります。5.聖者の行進。機微や気配を紡ぐかのような慎重な姿勢から、何かを帯びてゆき、熱く歌い上げてゆく。後半の発声は大きな気力のかたまりを受け取るような印象。6.世界をかえるつもりはない。エモーショナルなゆさぶりとカンファタブルなゆらぎを行き来する自在の歌声で生身のエネルギーを放つ。ひととおり聴き終えると、大きな感動でつつまれています。涙モノです。-全六曲のミニアルバムですが、コンパクトなパッケージとはうらはらに、圧倒的なヴォリュームの熱意と意匠で満たされます。素晴らしいです。ライブでの感覚を味わいたい方は、LIVE DVDの他はこちらの音源も選択肢のひとつにいかがでしょうか？お楽しみください。

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　2021/05/23

勘の鋭さで魅せる新感覚、思いやり溢れる楽曲群。一つのアルバムの中で曲それぞれの違いの良さが際立つ輝き。段違いハイクオリティー秀逸盤『勘違い』2012年発表。1.勘違い。スゴクカッコイイです。ピアノとドラムの演奏に、それぞれ絡むようなシンセ音-電子音-コーラスがこまやかに織り成されて、不思議なバランスの響きの中をひときわ光るトーンの歌声がつきぬけます。2.エルロイ。 勢いづいてゆく歌声に疾走感のある展開の面白さ。コーラスの風のような綺麗さ。おたのしみパートの楽隊演奏もあり。良い。シングルのREMIXとはまた違うおもむき。3.輝かしき日々。穏やかでキラキラしている中を盛り上がっていきます。歌い上げるところも多彩なコーラスも魅力です。4.すずむし。なんて楽しい曲なのでしょう。つぶやきにも聴き入っちゃいますし、一曲の中での変化に笑みがこぼれるようです。5.それから。浮揚感や浮遊感のある独特のサウンドが心地良い中、歌に聴き入る心地良さ。6.アフリカの夜。歌い出しから何故かしら昔からあるような名曲感が漂っていて、心を掴まれます。お洒落さを味わえるひととき。7.永すぎた日向で。グッと来ます。じっくりと聴かせる丁寧な曲調に、歌声が染み入ります。8.地平線まで (Album ver.)。真摯さと経過を見守るような優しさ。フレンチホルンとバイオリンとチェロの演奏の加わりもあって、限定シングルとはまたちがう印象の仕上がりになっています。9.飛翔。まっすぐに届き伝わり来る歌声に聴き入るばかり。とても良いです。10.お誕生日の夜に。やわらかさに安心感が広がってゆくような、丸みのある音色も心地良くひたっていられます。最後にはあたたかい想いのつまっているような演出も聴き所。11.鬼。ラストを飾る盛り上がり、壮大な音の重なりと美麗なコーラスの織り成しで夢幻の様相を垣間見せて幕へ。/ ブラボー、拍手！前半は鋭意と熱意が曲の端々から伝わって来るようで、後半は厚意が次第に滲み出たり溢れ出たり聴かせてくれます。曲順を追う毎の発見と感動。 全十一曲とても良いです。どうぞ!お聴きください。オススメです♪