交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」:エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮&レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (3枚組/180グラム重量盤レコード)
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Djohn | 東京 | 不明 | 2007年10月09日
ロシア流はそもそも西側の模範とされるスタイルとは根本が違うので、これに慣れない人には拒否反応もあるようです。 歌い上げる部分も決してウェットにはならず、暖かさよりもひんやりとした感触が支配しています。 西側の名演を基準にこれを聴いたなら、人によっては確かに常道を外れた演奏と感じるでしょう。 しかしそもそも、聴くべき部分がまったく異なります。 違うが故にダメと感じる人もいるでしょう。私はその違いをむしろ最上の魅力と感じます。 そこから先は好みの問題でしかないのではないでしょうか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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abbadon | tochigi | 不明 | 2007年10月08日
最高!のばかりいるのに恐縮ですが、47年前の名盤とのことですが、ダメです。 せっかちで「歌」が無い。 5番・6番を全曲聴きましたが、近代的な演奏に慣れているせいか全く合いません。 神話となっている指揮者って往々にしてこんな現象があります。皆様、だめなものはだめです。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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I&W | JAPAN | 不明 | 2007年09月17日
No.4;18’43/9’15/5’48/7’53=41’15 No.5;14’33/11’53/5’29/11’00=42’56 No.6;17’38/8’04/8’19/9’45=43’501人の方が、このレビューに「共感」しています。
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て | 千葉市 | 不明 | 2007年08月26日
ムラヴィンスキーの演奏は、いつ聴いても一言で現すと良い意味で「Solid」だと思います。もちろんそのためにどれだけの演奏精度が要求されているのかと想像するだけで低頭します。特に4番は曲想と特質がマッチした稀有の名演。即物的なれどそれだけでは収まらない素晴らしい演奏。ああ、実演に接したかった・・3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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seiji | 鎌倉市 | 不明 | 2007年08月19日
1971年のEMIの録音で自らのチャイコフスキー観を明確に提示したカラヤンが、自らの頭上で燦然と輝くこの録音に1976年、自身が西側最高峰のオーケストラ芸術を確立したという自負とともにこの録音に対して自らの持ちうるものを出し切って録音しなおしたのが1976年のDGではないのか。カラヤンが1976年の録音でこの演奏を超えることができたのか、それはわからない。どうでもいいことなのかもしれない。しかしこのMravinskyの演奏は永久に語り継がれるであろう不滅の名演だ。カラヤンが生涯ショスタコの5番を録音を残さなかったのもこのMravinskyとい2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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味噌カツ | 名古屋 | 不明 | 2007年08月17日
3曲とも凄まじい緊張感とスピード感を持った演奏。しかもどの曲とも素晴らしい完成度を誇っている。疾風のようなスピードだが一糸乱れぬアンサンブルで、さらに細かいニュアンスも豊かであり、緊張を感じさせながらも豊かな歌を聴かせてくれる最高のチャイコフスキー集。特に第4と悲愴は絶対に聴いておくべき名演奏。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヤマト | 新潟市 | 不明 | 2007年05月11日
後期交響曲集では、このムラヴィンスキー盤とカラヤンの 76年DG盤が、別格の出来と思う。異常なまでの緊張感に包まれた当盤と、ブリリアントな輝きに満ちたカラヤン盤は、共に、最高のチャイコフスキーを聴かせてくれる。 そこには、長年の信頼関係で築き上げたコンビによる現代オーケストラレーションの極致がある。特に当盤の4番は絶品と言ってよい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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テスラ | 宮城 | 不明 | 2007年04月17日
情緒の表現はどういうふうになってるのか開けて中を覗きたくなるほど上手い。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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マルコ | 広島 | 不明 | 2007年03月04日
4番は最高の演奏。私の中ではカラヤン/BPOの71年録音がベスト盤だったが、このムラヴィンの演奏もそれに並ぶ名演奏。凄まじい迫力で突き進む終楽章などは圧巻である。もちろん5番、6番も素晴らしい演奏なのだが、こちらはカラヤンの71年録音のほうが良い。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音のソムリエ | 奈良 | 不明 | 2007年01月14日
2枚組盤は5番が切れ離れるが、LPや他をお持ちの方は得な買い物(高くなるが3枚組もある)、音はムラの録音の中では安定しており変な雑音もない、リマスターの成果か?、LPより聞きやすくなっている(高価な装置を持っていない方はこのCDの方がよいと思う)ただ、ワイドだが奥行きのない音場は、カラヤンの最新盤やゲルギエフ他と比較すると違和感がある。しかし、演奏は最高クラス、総合点でも、変幻盤、微細表現美盤を残すカラヤンに対し、ロシアの冬をかっ飛ばせ的な怒涛のムラビン、この2人代表盤はダントツです。(他は別にレビューします)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レビュアー | 不明 | 2007年01月02日
情緒あふれる素晴らしい演奏。全曲最高レベルの演奏です。大変気に入りました。この演奏何度聞いても飽きません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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温泉パパ | 函館市 | 不明 | 2006年09月30日
音質はこの盤の方がOIBPより全体の響きが捉えやすく,LPで親しまれてきた方にはお薦めです。OIBPは主立った楽器のみが目立ち指揮者の意志が分かりづらいという印象でした。演奏は不滅の記録といえましょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Haru | 柏市 | 不明 | 2006年08月10日
後期三大SYMのセットとしては、これ以上のものは存在しない。個々の曲については、「4番」だけは比較できる物の無い完璧な名演。「5番」は曲の魅力を最高に生かしたゲルギエフ/ウイーンには及ばない。「6番」は最高だが、他のどんなCDよりも最も悲愴感を表現しつくしたフリッチャイ/ベルリンRSOを更に好む。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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イリュミナシオン | 京都 | 不明 | 2006年05月30日
一見即物的。しかし、恐ろしいほどの熱情が伝わる歴史的名演です。この熱情は決して甘美ではないし、整然としたアンサンブルの極致から伝わってくるのは「感傷」でもありません。だというのに、変な言い方だけど、こちらの心が、何というか、ほんとにもう切なくなってしまうような演奏です。ムラヴィンスキーが音楽に求めたものって、心地よさや面白さではなくて、至高の厳格さを通しての「神」への道のりだったのかもしれない。演奏を通しての祈りのようなものを感じます。それについて行くオケもえらい!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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楽人 | 愛知 | 不明 | 2006年05月02日
情緒的なものに重きをおいた演奏ではないが他の演奏よりチャイコらしく感じるのはなぜか。指揮者がオーケストラの音という点で作曲家と抜き差しならぬ対峙をし又、感性的な衝撃を受けているからではないか。オーケストラのヴィルトゥオジティーに対する狂気という見方もできる。この傾向はチャイコフスキーという作曲家の一側面でもある。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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