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バッハ(1685-1750)

CD 平均律クラヴィーア曲集全曲 リヒテル(4CD)

平均律クラヴィーア曲集全曲 リヒテル(4CD)

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    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2008年11月03日

    この録音で最も音の良い音源は、ドイツBMGに保管されいるマスターをビクターがサンプリングした音源とされてます(つまり日本盤)。北の旅人さん同様に私も買い直しました。残響過多との指摘が多いのですが、その残響をどう活用するか、リヒテルの耳の美観は驚異的ですね。リヒテルにはバッハ録音は多いのだが、特にこの録音での音作りは特徴的。真摯に作られた響きはそれだけで人の心を動かす。この演奏が証明です。反応の遅いピアノの美質が存分に引き出されている。SHMの日本盤のみ推薦します。

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  • ★★★★★ 

    平岡雅胤  |  青森  |  不明  |  2008年10月31日

    音楽学的に交渉が不十分であるとされるこの演奏は、むしろ、音楽学的考証の罪を明らかにする演奏といえるだろう。 音楽学的正誤論争は、再現芸術の表現多様性を狭め、不当にバッハの音楽を矮小化してしまった。 リヒテルのように大らかに歌われるバッハは、人間の尊厳を歌い上げた、スケールの大きなものである。 このような演奏が今日敷衍されないのは、大いなる損失だ。

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  • ★★★★★ 

    北の旅人  |  神奈川県  |  不明  |  2008年10月24日

    この演奏の素晴らしさは今更いうまでもありませんが、驚くのは音質。私は1994年に発売された20bitK2リマスター盤を2種(通常盤、ゴールド盤)所有していますが、今回のSHM-CDは一聴して音(特に低音部)が明晰になっています。リヒテルのタッチや息づかいが感じられ、新たな発見があります。これまでの盤を持っている方にも、お薦めします。

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  • ★★★★★ 

    ネッコネコン  |  京都  |  不明  |  2008年10月18日

    音楽を理解するという立場からしても、これはすごい演奏だにゃー。 巨魁をつかむかのような大胆な音楽解釈は、われわれの度肝を抜くにゃー。 これほどスケールの大きな演奏をすることが、今のピアニストの指針なんじゃないかにゃー?

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  • ★★★★★ 

    みずず  |  北海道 網走  |  不明  |  2008年10月14日

    失礼ながらピウ・グレゴリウスW氏がどうしてそう思うのか理解に苦しむ。わたしは音楽と政治がコミュットメントしないとは云わないが(シェーンベルクの作品には同時代へのコミュットメントが含まれていた。)ただ、ここには、尽きせぬミューズの神の足跡が残されていることは確かだ。テロリズムも一般社会のひとも分かるひとには分かる素晴らしい音楽の宝物だと云っておきましょう。演奏は理解するものではなく感じるものだと私は思う。ゆえに誰にでも門は開かれているのだ。

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  • ★★★★★ 

    クラウディーオ  |  鹿児島県  |  不明  |  2008年09月10日

    この演奏を聴ける現代に生まれてきたことをうれしく思う。ヨハン・セバスチャン・バッハのこの曲は、人類の至宝であり、この演奏は、この曲を愛する全ての人にとっての福音だ。バッハの作品をピアノで弾く意味を教えてくれる素晴らしい演奏が、リーズナブルな価格で手に入ることは、我々にとってとてもありがたいことだ。

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  • ★★★★★ 

    アンヘル・ロロロ  |  島根県  |  不明  |  2008年08月26日

    作曲者の意図を超えて素晴らしい演奏。リヒテルはバッハを超えて全人的に我々に語り掛けてくる。機械的アナリーゼをすれば、横の線に綻びを見い出すこともできるが、その綻びをあげつらって悪評価につなげる論評は、ただの揚げ足取りであり、音楽を巨視的に見る視点が欠けているということを自ら証明していることに他ならない。

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  • ★★★★★ 

    めにくま  |  日本  |  不明  |  2008年08月22日

    この奇跡的名演を一度聴いたら、人生の糧、生きる糧となること必至。冒頭の前奏曲、誰が真似できますか。前人未踏の領域。このバッハ、まさにリヒテルのみに可能なバッハ。若いとき病床で励まされた私としては、あらゆる人間の感性、知性、理性の全てがこの演奏に詰まっていると言いたい。迷わず無人島に持って行きます。でもこんなに安くなっているんだし、このCD、迷わず買ったら?21世紀には、こんな演奏、出やしそうも無いんだし。否、まず出ませんよ。歴史的必然の産物なのだから。

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  • ★★★★★ 

    阿曽川  |  札幌市  |  不明  |  2008年08月10日

    音楽を小難しく考える人には無視できない、直感で音楽を聴く人にとっては感動のバッハです。様式的には、バッハの時代からかなり歪曲されているのでしょうが、作品は、作曲家の手を離れると、一人歩きをするものです。 リヒテルの演奏は、時代や研究のs区縛から解き放たれ、真正なる人間の声による、真実の演奏という感じがします。おそらく、この演奏は、衒学者のスノビズムをも明らかにしてしまうことでしょう。

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  • ★★★★★ 

    ぶち猫  |  京都府  |  不明  |  2008年08月09日

    まさに神と対話しているかのような演奏。 明晰な対位法処理といい、深々とした音色といい、リヒテルの演奏は、バッハが憑依したかのような印象を受ける。 この演奏が売れるのには、やはり訳があるのだ。 福音を求めるこの時代にこそ、必要な演奏なのだろう。

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  • ★★★★★ 

    ベネディクト  |  大阪府  |  不明  |  2008年08月02日

    ピウ・グレゴリウスW氏の言われる現代社会とこの演奏の相関関係については、論理の飛躍が見られるが、バッハの音楽がテロリストたちの心に光明を灯すことは、バッハの音楽に期待される力であろう。リヒテルの演奏は、確かに音楽学的には考証が不十分だというが、そうした知見の欠如は、こののびのびとした演奏の世界の中では、傷にはならない。おおらかな人類愛の前には、あらゆる知見も頭を垂れるであろう。こうした人類愛を、崇高さよりも親密さで紡ぎ出したところに、リヒテルの偉大さがある。

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  • ★★★★★ 

    ピウ・グレゴリウスW  |  東京  |  不明  |  2008年07月25日

    この演奏を理解できないうちは現代社会について永遠に理解不能だろう。世の多くのテロリズムの解明に光を当てる、これはそういう演奏なのだ。リヒテルの演奏はテロリズムの犯人たちの心に光明を与え、彼らに救いをもたらす。これこそが人類的共感に満ちているという意味なのだ。この演奏をたたえるということは彼の心に最も近づき、またこの演奏を理解できないということは彼ら犯人の心から最もかけ離れているということに他ならない。

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  • ★★★★★ 

    坂本直樹  |  呉市  |  不明  |  2008年07月25日

    リヒテルの音の一つ一つの深遠さは、哲学的深遠さであろう。ここに表される音の一つ一つを記号論的に理解しようとすると、この奏楽の奥深さに到達することは出来ないと思う。この演奏に共感できない人は、機械的心性の持ち主であり、あらゆる意味で芸術への理解が欠如しているということである。表層的な客観主義で、本演奏を断じるのではなく、この演奏の具体的側面に耳を傾け、心から感動してほしい。

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    ぽうぇ・R・エリテ  |  福山市  |  不明  |  2008年06月29日

    賛否両論ある演奏だが、否定的評価の人たちの論拠は、書き記された楽譜であり、否定的評価を下す人たちは、その視点に縛られているがゆえに、リヒテルのすばらしさを認めることが出来ないでいる。それは気の毒なことだといわざるを得ない。ひょっとすると、否定的評価を下す人たちは、全人的価値を持つこの演奏を否定することによって、自分の立場の独自性を強調したがっているほどのことなのかもしれない。ただひとついえることは、音楽を愛する人たちにとっては、無視の出来ない演奏だということだ。

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  • ★★★★★ 

    たまり醤油  |  岡山県  |  不明  |  2008年06月28日

    リヒテルは多彩な曲を演奏してきた類稀なピアニストです。 そんな彼がバッハに焦点を当て、この音楽の崇高な側面を明らかにしています。繰り返し聴くものではありませんが、たまに取り出して聴くことで、感動を新たに出来ます。

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