ピアノ協奏曲第3番、ソナタ第2番 ホロヴィッツ(ピアノ)オーマンディ&ニューヨーク・フィル
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Straussist | 香川県 | 不明 | 2009年10月28日
ロマンティックという言葉が、これほど似合う演奏が他にないホロヴィッツがピアノ芸術の頂点を極めた伝説のゴールデン・ジュピリー・コンサート。このライヴにおけるホロヴィッツのピアノはドラマティック展開される超絶技巧に加え、筆舌尽くしがたいほどに色彩豊かで美しい音色に心の底から感動させられる。この演奏以降、ホロヴィッツの演奏は、枯れたものが多い(一緒に収録されている第2ソナタも必聴の名演)だけに、この録音は貴重である。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ディー | 茨城 | 不明 | 2008年04月14日
テクニックとしてはたしかにいまいちだがこの録音にはまちがいなく、まちがいなく魂がこもっている。聴くたび、感動する。ただ、長大なラフマニノフ3番だけにこの録音から入るのは危険かも。まずはアシュケナージ、キーシンあたりで曲に親しんだ後これを聴くと、この演奏がミスタッチがどうのこうのというのを超越した次元の演奏であることがわかる。しつこく書くがこの録音には間違いなく魂がこもっている。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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johnbach | 東京都 | 不明 | 2013年11月16日
ホロヴィッツは1903年生まれで(ゼルキンと同い年)、協奏曲第3番をオーマンディとライブ録音した時は75歳になろうとしていたときだ。早めのテンポで、非常にメリハリのあるパワフルな演奏。技巧的な面からいえば衰えは確かにあるが(聴きようによってはそれが気になる向きも有るかも知れない)が、それは些細な問題だろう。またオーマンディの伴奏も力強くすばらしい。そしてピアノソナタ第2番の方はさらに2年後の、やはりライブ録音だ。こちらの演奏は屈指の名演であり、この曲の最高の演奏の一つだと思う。どちらの演奏会も終了後の割れんばかりの拍手と歓声が、いかに大きな感動を聴衆に与えていたかを物語る。それにしても、ライブ録音はノイズやミスがあったとしても、この頃のように一発どりがいいですね。複数の演奏からコラージュしてミスやノイズを消すようなやり方は疑問をいつも感じる。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 2010年08月20日
ずいぶんスタミナを付けないと出ないであろうピアノの低音部の唸る迫力と、高音部の金属的なきらきらした美しさ。ホロビッツが生まれていなければ聞けなかった個性的な演奏。スタインウェイ社のピアノも含め素晴らしい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ワルター・メンゲルベルク | 不明 | 2008年02月23日
ラフマニノフの愛弟子であるホロヴィッツ、若き日に作曲者のピアノでこの曲を振ったこともあるオーマンディ、そして全盛期のNYPが、カーネギーに集った!しかもホロヴィッツの米国デビュー50周年という記念のコンサートです。どのような思いでステージに立ったのでしょうか。特別な場所、共演者、曲目と揃ったときに、普通の演奏会では考えられないような興奮や空気が満たされるのです。ライヴゆえ、あるいはホロヴィッツの老衰ゆえミスタッチが散見されます。それでも、ラフマニノフの溢れんばかりの濃厚な詩情をここまで放出させた演奏は他になく、忘れ得ぬ名演と言えましょう。マルチ・チャンネル・トランスファーによってバランスが大幅に改善された音響も魅力です。併録のソナタも、超絶的でアグレッシヴな演奏です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年02月08日
協奏曲・ソナタ共に最高の名演です。 何よりもホロヴィッツの気迫が伝わってくる演奏でした。 特に、ソナタはSONY録音を数段上回る力演で、「芸人」の至芸を堪能させていただきました。 協奏曲は久しぶりの録音でした。ステレオになって以降、ホロヴィッツの協奏曲の正規録音は、これ以外には、DGのジュリーニとのモーツアルトがあっただけと記憶しています。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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河童親父 | 熊本県 | 不明 | 2011年03月04日
この演奏は、クラシックを聴き始めて間もない中学時代にFMでエアチェックして聴きこんでいました。凄い演奏という記憶でしたが、以前買っていた初期の輸入盤CDを取り出し聴きなおしてみました。ホロヴィッツのピアノは痛々しい迄に乱れています。ミスタッチだけでなく、テンポも保てていない部分もあります。それだけに渾身の力を振り絞るような演奏になっており、そこから生まれる魔力は凄まじいものです。あくまで自分のピアニズムを貫いた演奏で、枯れた表現には傾いていませんが、人間だからこその肉体との葛藤が演奏を輝かせています。これに合わせる名人オ-マンディのバックアップなしでは成立しえなかった演奏とも言えます。盛大にオケを鳴らして祝祭的に終結する部分も、この演奏の特異性を物語っています。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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黒豚しゃぶしゃぶ | 鹿児島 | 不明 | 2009年03月29日
以前のレコードとSHM−CDを聴き比べてみると、録音技術のめざましい発展に驚く。晩年のホロヴィッツではあるが、自由奔放で燦然と輝いている。少々のミスタッチも帳消しにされ、それを補ってあまりあるほどのおつりがくる。ピアノとオケの掛け合いが、かみ合わないところがあるのもホロヴィッツらしくて好きである。独断であるが、ラフマニノフの3番についてはホロヴィッツが他を遥かに超越している。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ero | 不明 | 2008年06月14日
LP時代に聴きオケの響きが薄い乾いた録音にがっかりした記憶があるが、今聴くと、慣れたせいかさほど気にならない。老いても凄まじい力技で押し捲る巨匠に脱帽。さりとて、オケをとるなら、ライナーらの50年代のモノラル盤があり、猛烈さをとるなら、SP時代のコーツとの共演に勝るものはなかろう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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rahumahimahi | mie | 不明 | 2006年01月29日
歳を感じさせず、ものすごい熱演ライブです。少々のミスはありますが、ほかの演奏者のはない弾き方もあります。結構おもしろいです。しかも音質がものすごくいいところもお勧めです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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SunnySide | Suginami City, Tokyo | 不明 | 2005年04月11日
協奏曲第3番は,これまでアルゲリッチ・シャイー・BRSOに惚れ込んでいましたが,それをドラマティックと喩えるならこちらはダイナミック(HMVレヴューにありますが)。ホロヴィッツらしさもそこかしこに溢れ,オーマンディもこの曲に不可欠な,奏者を(もちろん聴衆をも)盛り上げてくれる指揮ぶり。再盤で手に入れ,大満足です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Yumichann | Chiba-ken | 不明 | 2002年07月24日
ホロヴィッツの十八番、ラフマニの3番、この時のライヴはカットなしなのが嬉しい!オーマンディーの合わせも神業!この翌年、メータとも同曲を演奏しましたが、うまくかみ合わずオーマンディーに軍配!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 2008年02月29日
正直なところ、私はホロヴィッツには何の思い入れもなく、オーマンディとニューヨーク・フィルの唯一の共演盤という一点に惹かれて購入(オーマンディとの共演は、ピアニストのたっての希望だったらしいが・・)。まあ、あくまでもホロヴィッツの「芸」を楽しむための1枚で、この曲自体を楽しむという目的ならば、もっと他に優れたものがある、というのが率直な感想。ただ、「ゆーさん」のご指摘通り、「放っておけない何か」が漂っているのも事実で、まあこの価格なら、買って損は無いのでは?1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ふら | 不明 | 2008年02月02日
ラフマニノフのコンチェ3番はアシュケナージが大好きなのだけれどこの盤を聴いてホロヴィッツのCDを10枚も買ってしまいました。 それだけものすごい演奏となっています。好き嫌いはともかくこのCDは是非聴いて欲しい一枚です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヴァイオリン | 埼玉 | 不明 | 2007年12月02日
好き嫌いがあるという意見に全く同意します!僕はこの演奏を聴いてから他の演奏が全然物足りなくなりました……(彼の若い頃の録音でさえ!)。同時期のメータよりもオーマンディの方が良いです。ソナタも素晴らしい!!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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