ドニゼッティ(1797-1848)

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DVD

『愛の妙薬』全曲 ブラウニング演出、レッシーニョ&メトロポリタン歌劇場、パヴァロッティ、ブレゲン (日本語字幕付)

ドニゼッティ(1797-1848)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBD1080
組み枚数
:
1
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

メトロポリタン歌劇場1981
パヴァロッティ/『愛の妙薬』

2007年9月6日に亡くなった世界的大テノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティのための追悼記念リリース。歌劇『愛の妙薬』はドニゼッティのコメディ・オペラで、タイトルの『愛の妙薬』とは、ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』に登場する「惚れ薬」のこと。アヤシイ薬売りの調合したこの薬で、主役ネモリーノが恋人の気持ちを自分に向けさせようとする楽しいドタバタ喜劇です。
 パヴァロッティはこのネモリーノを当たり役のひとつとしており、舞台で何度も歌ったのはもちろん、これまでに複数のテイクをリリースしてもいます。DGからは、バトル、アップショウ、ヌッチらを共演者にフィーチュアしたレヴァイン指揮による1989年録音のCD、および似たキャストによる1991年収録のDVD、さらにデッカからはサザーランドと組んだ1970年のボニング盤CDなどがあります。
 今回登場するのは1981年に収録されたもので、パヴァロッティ40代半ばの、まさに絶頂期の記録です。恋人のアディーナ役にはジュディス・ブレゲン。1970年にメトロポリタン歌劇場にデビューしたアメリカのソプラノ歌手で、DGでは、バーンスタインがウィーン・フィルと録音したマーラー:交響曲第8番や、レヴァイン指揮のメンデルスゾーン『真夏の夜の夢』、テラークには、ロバート・ショウ指揮によるフォーレ『レクイエム』、オルフ『カルミナ・ブラーナ』などを録音していました。
 演出はカーク・ブラウニングが担当。彼はニューヨーク生まれのTV映画、オペラ映画の監督で、ルネ・フレミングが主演したアンドレ・プレヴィンのオペラ『欲望という名の電車』のTV映画版(98)も監督していました(その他にも数多くのオペラ映画を手掛けています)。この『愛の妙薬』では、伝統とエンターテインメント性をほどよくミックスさせた舞台が印象的。
 なお、当盤はアメリカでのみ先行リリースしていましたが、今回ついに日本盤も発売。エクストラ(特典)として、フォト・ギャラリーが付いているのも楽しみです。

・ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』全曲
 ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール:ネモリーノ)
 ジュディス・ブレゲン(ソプラノ:アディーナ)
 セスト・ブルスカンティーニ(バリトン:ドゥルカマーラ)、他
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 演出:カーク・ブラウニング
 収録:1981年、ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
 画面:カラー、4:3
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 字幕:イタリア語、日本語
 NTSC

内容詳細

パヴァロッティ46歳の時の、全盛期の歌声が堪能できる映像作品。ネモリーノはパヴァロッティの当たり役のひとつで、甘く輝かしい声に無条件に魅了される。ブレゲンやブルスカンティーニも申し分ない、貴重な記録だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』全曲

総合評価

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ひょんな理由で購入。とてもタイムリーなの...

投稿日:2016/09/04 (日)

ひょんな理由で購入。とてもタイムリーなので一言。ブルスカンティーニのドゥルカマーラが今話題のトランプ氏にそっくりなのだ。生き写しと言う程ではないが、雰囲気や口調などなどクスリと笑える。ご本人もこの先生程度なのだろうか。此方のバリトン氏は例によって声が足りない。大体この役はバリトンでは色々な面で辛い。この演奏自体は大昔のLD初期から発売されていた物で、何となく買いそびれていた。実見して、これはパヴァロッティを聴くだけ、更に言えば”人知れぬ涙”1曲を聴くだけでも価値のある舞台だと認識した。…と言うと時代遅れと思われるかも知れないが、そういう贅沢も”あり”なのだと思った。日本にだって、武原はんの10分程の舞を2番見る為に何万も出す贅沢さが嘗ては存在したのだ。当日のメトの客席もそんな雰囲気に溢れていたのではないかと想像した。周りもそう悪くはない。演出は20年前の使い回しらしいが、定番的ではあっても良く作り込まれていて、このトラディショナルさは、現代の安易な読み替え物より遥かに良い。アディーナは優等生スザンナ風と言うかエンヒェン風だが、舞台が小さい。近年良いアディーナの映像が増えて一寸苦しい。合唱が全て恰幅の良い高齢のおじさんおばさん達で、訳知り顔でゆるゆると動いているのはやはり時代のせいだろう。パヴァロッティが走ったりしている事には驚いた。歌も演技も後年のニヤけた感じが無く好ましい。”人知れぬ涙”はすっかり本人に戻って歌っていて、それはそれでおかしくないのがイイ所。全てに亘り既に35年の時が経っていることが実感される一方で、一貫して廃盤にならない理由も良く分かる演奏だった。

asemonic さん | 宮城県 | 不明

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突っ立ってせいぜい人差し指さしくらいしか...

投稿日:2011/01/25 (火)

突っ立ってせいぜい人差し指さしくらいしかしない方だと思っていたパヴァロッティが飛び跳ねてます。ご本人が本領のドニゼッティ(、ベッリーニ)で楽しんで演じられています。その後も知っているわれわれとしてはこの頃彼を引退に追い込む次の大テノールが出てこなかったのが彼の悲劇だったという思いもするわけですが。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

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DVDしか知らない若い人なら、ヴィラゾン...

投稿日:2008/06/08 (日)

DVDしか知らない若い人なら、ヴィラゾンによる最新盤を絶賛するでしょう。生でパヴァロッティを観た世代なら、絶頂期の声が聞け、巨体ながら軽やかなステップも観られる旧盤の方が感慨にひたれます。LDと較べて残像が減り、画質の解像度や音質の向上が顕著で、LD世代としてはリマスターの成果が嬉しい。 来日公演で、obbligatoをアリガート♪と歌ってくれたのを思い出しました・・・。

スワローズ命 さん | 静岡 | 不明

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