シューマン、ロベルト(1810-1856)

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SACD 輸入盤

クライスレリアーナ、幻想曲、アラベスク 原田英代

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU92577
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

世界が認める日本人ピアニスト原田英代
最新録音シューマン/クライスレリアーナ


驚くべき力強さとしなやかさを持つ実力派ピアニスト、原田英代。活動の拠点をヨーロッパにおき高い評価を受けています。前作「チャイコフスキー:四季/ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲」(AU92569)は、英グラモフォン誌2009年4月号のレビューで大絶賛されました。
 最新アルバムはドラマティックな名曲『クライスレリアーナ』を含む、生誕200年を迎えたシューマン・プログラム。ロマンティシズムに溢れた『幻想曲』、美しいニュアンスと特有のメランコリーを持った『アラベスク』、そして『クライスレリアーナ』。全8曲からなるクライスレリアーナは、E.T.A.ホフマンの小説に登場する「楽長クライスラー」から取ったタイトル。文学を音楽的に表現した傑作です。
 過度な感傷的表現を避けシューマンの情念的な部分を見事に表した演奏。ピアノの美感を最大限に利用したペダリングによって生み出される精緻な色彩表現、揺れる感情、原田英代の底知れぬパワーを感じさせる1枚です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
シューマン:
・幻想曲ハ長調Op.17
・クライスレリアーナOp.16
・アラベスクOp.18
 原田英代(ピアノ)

 録音時期:2009年6月16-18日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【原田英代プロフィール】
東京藝術大学卒業。同大学院修了。モスクワ音楽院でメルジャーノフの愛弟子として研鑚をつむ。ジュネーブ国際コンクール最高位、シューベルト国際ピアノコンクール第1位、ウィーン現代音楽コンクール第2位など、華々しい受賞歴を持つ。これまでにN響、読響、トリノ放送響など国内外の主要オーケストラとの共演、音楽祭への参加している。(キングインターナショナル)

収録曲   

  • 01. Fantasie (Obolen Auf Beethovens Monument) for Piano in C Major, Op. 17: Durchaus Phantastisch Und Leidenschaftlich Vorzutragen - Im L
  • 02. Fantasie (Obolen Auf Beethovens Monument) for Piano in C Major, Op. 17: Mig. Durchaus Energisch - Etwas Langsamer - Viel Bewegter
  • 03. Fantasie (Obolen Auf Beethovens Monument) for Piano in C Major, Op. 17: Langsam Getragen. Durchweg Leise Zu Halten - Etwas Bewegter
  • 04. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 1 uerst Bewegt
  • 05. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 2. Sehr Innig Und Nicht Zu Rasch - Intermezzo 1. Sehr Lebhaft - Erstes Tempo - Inter
  • 06. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 3. Sehr Aufgeregt
  • 07. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 4. Sehr Langsam
  • 08. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 5. Sehr Lebhaft
  • 09. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 6. Sehr Langsam
  • 10. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 7. Sehr Rasch
  • 11. Kreisleriana, 8 Fantasies for Piano, Op. 16: NR. 8. Schnell Und Spielend
  • 12. Arabeske for Piano in C Major, Op. 18

総合評価

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演奏者に失礼な言い方でまことに恐縮なので...

投稿日:2013/08/19 (月)

演奏者に失礼な言い方でまことに恐縮なのですが、少し気になっていたので安さにつられて入手して、あまり大きな期待もせず聴いてみた盤なのですが、緩急の振幅、旋律をいつくしむかのような優しさのあふれる良い演奏で、もっと知られてもよい名盤だと思いました。いわゆる巨匠、大御所の演奏に比べて、ところどころ大きなテンポルバートがあり、かなり個性的な部分もみられる。一言で言って、自分の世界に没入するシューマンの世界観を現代的なマイルドな響きとテクニックで表現しているという感じ。録音は残響が少し煩わしいが、美しいタッチを伝え素晴らしい。機会があれば、一度ぜひ実演を聴いてみたくなった。

eroicka さん | 不明 | 不明

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何と自由なリズムのシューマンだろう。他の...

投稿日:2011/06/28 (火)

何と自由なリズムのシューマンだろう。他のピアニストの弾く幻想曲とは全く別の曲のように聞こえるが、これはこれで楽しめる。異常な側面が強調された時代は過ぎて、人間的で温かい、ロマンチックなシューマンの時代なのかも知れない。 音質は優秀だが、ちょっと変わっている。2チャンネルで聴くとCD層もSACDも少し硬く感じられるが、サラウンドだと柔らかく、響きに包まれる。解説書にはゼンハイザーMKH20, MKH40をはじめ、7種類ものマイクがクレジットされている。これを林立させて録音しているのだろうか? カスタムメイドのマイクアンプを使用し、フォーマットはPCMで44.1KHz/24bit、ここからフィリップスのAFCでDSDにコンバートするという、全然意図が理解できないことをやっているのだが、まあ音が良ければ良いのかも知れない。レコーディング・プロデューサーはルドガー・ベッケンホーフ(アウディーテの社長)である。

colourmeister さん | 愛知県 | 不明

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無理なく自然にピアノをコントロールし弾き...

投稿日:2010/11/29 (月)

無理なく自然にピアノをコントロールし弾き切っているので、充実感とともに爽快感を感じる。捩じれ抑え込まれたストレスの貯まる演奏とは無縁。迷いのない奏者の表現に説得力がある。筋の通った?後味良い酒のよう。録音も優秀で素晴らしい。

とも さん | 千葉県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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