チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲第5番、『くるみ割り人形』組曲 ノリントン&シュトゥットガルト放送交響楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93254
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ノリントン&シュトゥットガルトによるチャイコフスキー
交響曲第5番&『くるみ割り人形』組曲


2004年ライヴの『悲愴』交響曲が大きな反響を呼んだノリントン&手兵シュトゥットガルト放送響によるチャイコフスキー。その第2弾は、2007年9月にライヴ収録された交響曲第5番と、2008年7月のセッション・レコーディングによる『くるみ割り人形』組曲。いずれも当コンビにとって初のレパートリーであり、このたびも期待の高まる内容といえるでしょう。
 前説&リハーサルを含んだ映像作品としてもリリースされた『悲愴』は、ノリントンの志向するチャイコフスキーを知る上で大きな手掛かりとなりましたが、かれらの演奏は独創的でユニークな魅力にあふれたものです。まず、ヴァイオリン両翼型の古典的な楽器配置によって得られる立体感ある音響。これにより、第1楽章の主部に入ってから、第1主題がさまざまに形を変えてゆくなかで、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという具合に、さらに左右に振り分けられた木管も巻き込んで、左から右、右から左と交互にパッセージの受け渡されてゆく面白さがはっきりとわかります。また、弦によってやわらかく夢見るように歌われる第2主題では、ヴィブラートフリー奏法が活きています。そして、白眉というべきは中間のふたつの楽章。アンダンテ・カンタービレの終盤、はじめはゆっくりと、次第に高揚し加速してゆくクライマックスや、つづくワルツの恍惚とした美しさなどは、あらためて「ピュア・トーン」の効果を証明するものといえるでしょう。同じ流れを汲む『くるみ割り人形』組曲も、花のワルツなどとてもチャーミング。
 シュトゥットガルト放送響を率いる首席指揮者ロジャー・ノリントンは、2009年に75歳の誕生日を迎えます。これを記念して、本年も注目タイトルのリリースが続々と予定されていますが、その口火を切るこのアルバムはいきなり大きな話題を提供するのは間違いないものとおもわれます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
チャイコフスキー:
@交響曲第5番ホ短調Op.64 [45:29]
Aバレエ音楽『くるみ割り人形』組曲Op.71a [23:12]
 SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
 サー・ロジャー・ノリントン(指揮)

 録音時期:
 @2007年9月20,21日(ライヴ)
 A2008年7月15,16日(セッション)
 録音場所:
 @シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェンザール
 Aシュトゥットガルト、SWR放送スタジオ

収録曲   

  • 01. Tchaikovsky: Symphony No. 5 Op. 64 [45:29]: I. Andante - Allegro con anima [15:31]
  • 02. II. Andante cantabile, con alcuna licenza [12:15]
  • 03. III. Valse: Allegro moderato [05:59]
  • 04. IV. Finale: Andante maestoso - Allegro vivace [12:13]
  • 05. The Nutcracker Suite Op. 71a [23:12]: I. Ouverture miniature - Allegro giusto [03:23]
  • 06. II. Danses caracteristiques - Marche -Tempo di marcia viva [02:33]
  • 07. - Danse de la Fee Dragee. Andante non Troppo [01:47]
  • 08. - Danse russe Trepak. Tempo di Trepak, molto vivace [01:16]
  • 09. - Danse arabe. Allegretto [03:23]
  • 10. - Danse chinoise. Allegro moderato [01:09]
  • 11. - Danse mirlitons. Moderato assai [02:31]
  • 12. III. Valse des fleurs - Tempo di Valse [07:10]

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快速テンポで駆け抜けると思いきや、ゆっく...

投稿日:2009/06/23 (火)

快速テンポで駆け抜けると思いきや、ゆっくりとじっくりと進んでゆく。オリジナリティある音色でユニーク。チャイコフスキーの違った一面が垣間見られるよう。録音が秀逸。

徳力 さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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