モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

交響曲集(第29,33,35,38,41番) アバド&モーツァルト管弦楽団(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4777598
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

アバド&モーツァルト管
モーツァルト:交響曲集

アバド自身が創設し手塩にかけた若きオーケストラ「モーツァルト管弦楽団」とのコンサート。ここではモーツァルトの音楽を真に楽しむ演奏を聴くことができます。
 アバドによるモーツァルトの交響曲は、ロンドン響との録音のほか、ベルリン・フィルを指揮したCDやDVDも出ていました。今回起用されたモーツァルト管弦楽団は、2004年にアバドが創設し音楽監督も務めるオーケストラ。この楽団は、歴史と伝統に支えられた音楽組織、 アカデミア・フィラルモニカの現在の中心的存在といえる団体で、かつてボローニャを訪れたモーツァルトが、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴に由来してモーツァルト管弦楽団と称しています。コンマスを除くメンバーは18歳から26歳という若手ばかりのおよそ40名で、イタリアはもとより ウィーン、ザルツブルクといったモーツァルトゆかりの土地でも盛んに演奏活動を行っています。なお、コンサート・マスターは名手ジュリアーノ・カルミニョーラが務めています。(ユニバーサルIMS)

CD1:
・交響曲第35番ニ長調 K.385 『ハフナー』
・交響曲第29番イ長調 K.201(186a)
・交響曲第33番変ロ長調 K.319
CD2:
・交響曲第38番ニ長調 K.504 『プラハ』
・交響曲第41番ハ長調 K.551 『ジュピター』
 モーツァルト管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第35番ニ長調 K.385 『ハフナー』
  • 02. 交響曲第29番イ長調 K.201(186a)
  • 03. 交響曲第33番変ロ長調 K.319

ディスク   2

  • 01. 交響曲第38番ニ長調 K.504 『プラハ』
  • 02. 交響曲第41番ハ長調 K.551 『ジュピター』

総合評価

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盤捨印 さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2010/04/26 (月)

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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