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モーツァルト(1756-1791)

CD 交響曲第40番、第41番『ジュピター』 アバド&ロンドン交響楽団

交響曲第40番、第41番『ジュピター』 アバド&ロンドン交響楽団

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  • ★★★★☆ 

    kadoshin  |  東京都  |  不明  |  2015年10月05日

    柔らかい響きで丁寧に歌われたモーツァルト。ゼルキンと同オケと入れたピアノ協奏曲ではアバドの弦の歌わせ方の巧さに感心したものでしたが、それと同じ印象を受けました。とにかく品のある歌が2曲とも共通しています。弦だけでなくアバドの生涯通じた特徴でもある木管楽器、特にフルートへの偏愛といったものも強く出ていて微笑ましくなりました。 こういう演奏だけに40番の悲劇性、ジュピターの壮麗さといったそれぞれの曲の持つ特徴はやや後退していて、そこを不満に感じる人もいるでしょう。ジュピターではもう少しティンパニが鳴ってもいいかもしれません。 アバド、ロンドン響の純粋な音楽性で描かれたモーツァルトといっていいでしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    higashi.h  |  福岡県  |  不明  |  2012年12月16日

    40番の第1楽章を聴き終えた時点で「いいぞ」と思ったが、聴き進めていくにつれて、気持がしぼんでしまった。全体の音色が単調で、終楽章は流れがぎくしゃく。「ジュピター」は優柔不断というか、生ぬるさばかり感じられ、40番同様、終楽章の流れが悪く、高揚する曲想にブレーキがかかってしまった。外見は立派で変な事はしてないが、深く突っ込んだ所が無く、聞き終わって欲求不満が残る。「ジュピター」だけだと星2つ。全体では3点とします。アバドは決してこの程度の指揮者ではないはずだが…

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  • ★★★★★ 

    fukifuki  |  茨城県  |  不明  |  2012年06月03日

    テンポ、強弱、楽器のバランスといい、わたしには完ぺきに聞こえてしまいます。LP時代からの愛聴盤です。ワルター、カザルス、カラヤン、ベーム、クーべリック、ブリュッヘンetc.がいいといってもこのアバドを超えていない。いつ聴いてもなんと自然なんでしょう。そこに指揮者はいないんです。モーツァルトがいるんです。CDになってovationシリーズ盤を所有していましたが、LP時代の弦の柔らかさが損なわれていたのが残念でした。この新マスタリングでは、幾分弦のとげとげしさが改善されており、買いなおして正解でした。ジャケットもLP時代の復活でこれまたよかった。

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年09月20日

    瑞々しく、大変歌心溢れる演奏。弦の響きも木管の美音も素晴らしい。録音も良くその響きの素晴らしさをよく引き立てている。『ジュピター』終楽章は瑞々しくも壮麗。

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  • ★★★★★ 

    K111  |  千葉県  |  不明  |  2010年10月13日

    アバド全盛期の録音。当時出すもの全て評判よく、これも大変話題になった。40番は、ワルターのルフトパウゼを”真似した”などと生意気な感想を持っていたが、いま改めて聴くとそのオリジナルな芸の深さに素直に感心させられた。当時、VPOで振ってくれればとも思ったが、これもやはりLSOの実力に頭を下げざるを得なかった。カラヤンの後にBPOを引き受けられたのはアバドしかなかったのに、酷評された上に健康を害し不遇の感もあるが、再評価されるべき人だとこの演奏から確信させられる。

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  • ★★★★★ 

    チェ・ジウ好き  |  北海道  |  不明  |  2010年07月26日

    レコードで発売された時買いました これからのアバドを予感させる様な瑞々しいモーツァルト ロンドン響からこのような豊かな響きを引き出し テンポゆったりも歌いっぷりも爽やか ジュピター最後のフーガは鳥肌が立ちます そんなモーツァルトを思い出した その後 アバドのベートーヴェンチクルスでガッカリ だからなんか奇跡的な それもデジタル録音直前のアナログ録音 この輸入盤は発売は若干古いですがレコード以上の情報量で魅力的な音質です♪ がっちり低音まで出てます アバドは構成しっかり麗らかに歌っています この耳にこびり付いていた40 41が手に入った クーベリックもいい ブリュッヘンも新鮮 もちろんワルターはいい ベームもちと遅いが彼らしい カラヤンはちょっと速いかな バーンスタインの演奏もある 異色のアーノンクール 流れるレヴァイン… 決定盤的なモノが無い そんな中 40と41だけを録音したこのアバド/ロンドン響はモーツァルト交響曲最高峰を絵にした様な演奏だと思う テンポも構成も録音も完璧な演奏はそうお目にかかれない☆

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  • ★★★★★ 

    よき古き時代  |  大阪府  |  不明  |  2010年06月12日

    文句なしでこの2曲組CDの最高の名演。録音も実に柔らかいマストーンで変なデジタル初期よりずっと良い。

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  • ★★★★★ 

    fukifuki  |  ebaragi  |  不明  |  2008年05月14日

    なんという癖のないモーツァルトなのだろうか。早くなく遅くなく。アバドは決してでしゃばらない。しかしながら、歌が満ち溢れ、すばらしい。この2曲のスタンダードといっても過言ではない。残念なのは、ジュピター第一楽章主題提示部の一回目の箇所だけが、なぜか録音がさえない。どうしてだ。

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  • ★★★★★ 

    はな  |  東京  |  不明  |  2007年12月23日

    アバドは不思議な指揮者だと思う。あたるとホームラン、はずれると三振。別にふざけているのではなく現にそうなのだ。そしてこの盤にはあまり期待していなかったがなんと超名演。このオーケストラからウィーン・フィル真っ青な響きを引き出している。 あまりに聴かれすぎた第40番もみずみずしい。マーラーの方が彼にあっているかと思うと三振。かといってベルク、シェーンベルク、ヴェーベルンはホームラン。なんじゃアバド。

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  • ★★★★☆ 

    めぐ  |  東京都  |  不明  |  2007年05月10日

    第40番はじっくり聞かせる。第41番は男らしいモーツァルトという感じ。それがいい。

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  • ★★★★★ 

    ミッチー  |  神奈川県  |  不明  |  2007年02月09日

    皆さんのおっしゃるとおり、これといった名盤のない「ジュピター」において屈指の演奏。全楽章を通じてモーツァルティックなみずみずしさと 上品なニュアンスに満ち、耳の心地よさは抜群。アバドの音楽性の勝利でしょう。 いま一つ、迫力に欠けるきらいはあるものの、美しさでは 無類のジュピターでしょう。 こんな名盤がなぜ国内盤では すぐ廃盤になってしまうのでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年05月14日

    見事。文句なしのアバドの最高傑作のひとつ。これまでのお二人の賛辞に賛成します。たしかにワルターに近いアプローチかも知れません…と書くと「ワルターとは格が違う」とお怒りになる方もあるでしょうが、ここには確かにモーツァルトの素顔を覗かせてくれる魅力的な演奏が聴けます。テンポは確かにゆったりですが、最近流行の古楽式のセカセカのどこが面白いのですか?俊敏様式と実際のテンポは連動するものではありません。あくまで聴く者を惹きつける魅力の度合いです。アバドはBPOやヨーロッパ室内で再録音しませんでしたが、これで十分です。

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  • ★★★★★ 

    Portia  |  東京都  |  不明  |  2005年12月09日

    「ギネス」さんが仰るとおり,柔らかく美しい歌に満ち溢れたモーツァルト。K.550(クラリネットなしの第1版)はテンポは遅めでも重くならず,どこまでも伸びやかで自然体。こだまのように響くホルンがかえって哀しい。K.550終楽章での第2主題再現,そしてK.551第2楽章の展開部へのブリッジは,ワルター&コロムビア響に匹敵する美しさだと思います。リマスタリングは10年以上前ですが,非常に音楽的な仕上がりで大満足。手元のLPと比べても遜色がありませんし,『ジュピター』は音の明瞭度で勝ります。

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  • ★★★★★ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年09月20日

    これは買うべし!!旧態前のフルオーケストラですが、アバドはオケを歌って歌って歌わせます。国内版がずーっと廃盤だったので、見つけたときは嬉々したものです。

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