CD

ブラームス:交響曲第1番 カルロ・マリア・ジュリーニ/ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG3603
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ジュリーニ&LAPOのブラ1

ジュリーニの完全主義が見事に結実した素晴らしいブラームス。まだまだ元気だったジュリーニは、ここでシカゴ響とのマーラー9番を髣髴とさせるような演奏をおこなっていますが、ディテールへのこだわりはさらに上で、細部まで徹底的に彫琢されたテクスチュアには驚くほかありません。じっくり時間をかけたリハーサルの果てに達成された緻密な演奏であり、後年のウィーン・フィルとの演奏とはまったくスタンスが異なるのが興味深いところです。
 なお、外盤LPでは現実離れした重厚なサウンドで息苦しい感じがしたものですが、CDになって現実的で聴きやすいサウンドにリマスタリングされ、やや重厚ながらもロサンジェルス・フィルらしいサウンドを楽しむことができるようになりました。

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

 録音:1981年11月 ロサンゼルス

内容詳細

《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。ゆったりとしたテンポによる気品のあるブラームス。鈍重さは微塵もなく、静かな緊張感に貫かれた表現がジュリーニらしい。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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第2番のようなバランス感覚を期待したので...

投稿日:2010/12/24 (金)

第2番のようなバランス感覚を期待したのですが…。弦の高音域のきらびやかさに仰天、というか辟易しました。中低音を覆い隠してしまう場面もあり、極論すれば、時折「どう、きれい?」と迫られている印象。官能的な曲ではないので、お色気攻撃はもう少し控えめにお願いしたい(笑)。また、演奏時間は朝比奈&都響(20:20、9:26、5:22、17:51)盤とほぼ同じで、他の方も書かれているように、テンポが遅くても高音域が明るいので重戦車という感じはないですが、当盤だけもたれます。それでも、美演なのは間違いないので、星4つ。

のろま さん | 東京都 | 不明

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重圧さはないが、少し遅めのテンポが曲に合...

投稿日:2010/03/22 (月)

重圧さはないが、少し遅めのテンポが曲に合っていると思います。 特に第四楽章の弦楽器で始まる主題はたまりません。 晩年のウィーン・フィル盤はあまりにも遅すぎます。 個人的な好みを言わせてもらえば、 第一楽章の第一主題の反復はいらないと思います。 この録音直前のバイエルン放送交響楽団とのライブでも ウィーン盤もやっていないのに・・・

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「ゴツゴツした演奏で・・・重戦車にも似た...

投稿日:2009/05/09 (土)

「ゴツゴツした演奏で・・・重戦車にも似た重厚な音」。 ゴツゴツした演奏、でもなければ、重戦車にも似た重厚な音、でもないんだけど。 むしろ明るめの音でありふっくらした空気感が漂う音。しかも密度の高い音。これが音楽の好ましい方向に働いている。 ゆったりしたテンポにロスフィルが高い集中力をもって答えていますね。破綻を見せずここまで完璧に揃えた演奏と言うのはなかなかないでしょう。 望みうる最高レベルの名演でしょう。

arabandaluz さん | 山梨県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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