ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

Piano Concerto.5: Weissenberg(P)Karajan / Bpo +piano Works

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE13113
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ワイセンベルク/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(ピアノ)アレクシス・ワイセンベルク
1)ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

カラヤン&ベルリン・フィル最盛期の強力サウンドと、ワイセンベルクの硬質な音色美が結びついた絢爛豪華な『皇帝』。「やり過ぎ」という声もありますが、作品の威風堂々とした美感をここまで徹底的に追求されれば、その立派な仕上がりにはやはり文句のつけようもありません。
 カップリングの小品では、ワイセンベルクならではの耽美的な『エリーゼのために』が特に印象的です。

収録楽曲
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73『皇帝』
2.ベートーヴェン:ロンド・カプリッチォ ト長調作品129
3.ベートーヴェン:バガテル イ短調『エリーゼのために』(G.173)
4.ベートーヴェン:ロンド第1番ハ長調作品51-1
5.ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調(G.191)

録音:1)974-5  2、4、5)1977-5  3)1978-1

内容詳細

華麗で洗練されたワイセンベルクのピアノと流麗で雄弁なカラヤン&ベルリン・フィル。やはり、主役はカラヤンだといえよう。余計な晦渋さがなく、聴きやすい。最近の演奏ではなかなかお目にかかれない、立派でゴージャスな「皇帝」である。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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1970年代中盤にワイセンベルク/カラヤンに...

投稿日:2012/08/16 (木)

1970年代中盤にワイセンベルク/カラヤンにより収録演奏されたベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集からの一枚で当時ワイセンベルク45歳、カラヤン66歳と当時調子良かったスター級演奏者による「皇帝」協奏曲(タイム@20’34A9’21B10’07)であり、数多ある録音暦でカラヤンにとっての「皇帝」協奏曲伴奏指揮はギーゼキング(ピアノ)1951年録音のPHOを振ってのもの(同@20’04A7’49B10’14)しか本盤演奏の他にはなく珍しい類に属するのでしょう。彼ら二人によるベートーヴェン以外の作曲家作品演奏同様、この「皇帝」も序奏から豪華そのもので格好良いワイセンベルクが硬質・精密な重戦車の如くその技術力を誇りそれに輪をかけた様なカラヤンの分厚めなBPOサウンドが推移して行きます。少し聴き様によっては協奏曲というよりピアノ付きの交響曲にも思える位クラシックという音楽のスケール感を味あわせてくれるもので「そう」割り切れば結構それなりの世界に浸れましょう。本盤併録の小品はワイセンベルクがバッハ等の組曲集を録音した際同様で決して「力」抜きせず研ぎすまされた感性によるもので少しこれら小品についてメモしておきます。33の変奏(1977年録音、タイム10’19)、ロンド・カブリッチョ(1977年録音、同5’52)、ロンドop-51-1(1977年、同6’01)、パガテル「エリーゼの為に」。以上「皇帝」協奏曲はじめ各小品においてワイセンベルクのヴィルトゥオジティが格好良く展開されている素晴らしい盤と思います。(1978年録音、2’59)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ピアノ協奏曲第5番「皇帝」の冒頭からして...

投稿日:2010/11/14 (日)

ピアノ協奏曲第5番「皇帝」の冒頭からして、まぎれもない全盛期のカラヤンサウンドがさく裂する。こうしたゴージャスなカラヤンサウンドは、冒頭のみならず全曲を支配していて、ピアノ協奏曲ではなく、あたかも一大交響曲を指揮しているような圧倒的な迫力を誇っている。その重戦車の進軍するかのような重量感においては、古今東西の同曲のあらゆる演奏をわきに追いやるような圧巻のド迫力を誇っていると言える。このような演奏では、ワイセンベルクのピアノは単なる脇役に過ぎない。要は、いわゆるピアノ協奏曲ではなく、ピアノ付きの交響曲になっていると言える。それ故に、カラヤンのファンを自認する高名な評論家でさえ、「仲が良い者どうしの気ままな演奏」(リチャード・オズボーン氏)などとの酷評を下しているほどだ。しかしながら、私は、そこまでは不寛容ではなく、本演奏は、やはり全盛期のカラヤン、そしてベルリン・フィルでないと成し得ないような異色の名演であると高く評価したい。いわゆるピアノ協奏曲に相応しい演奏とは言えないかもしれないが、少なくとも、ベートーヴェンの楽曲の演奏に相応しい力強さと重厚さを兼ね備えていると思われるからだ。併録の小品は、いずれも、ワイセンベルクならではの研ぎ澄まされた技量と抒情を味わうことができる名演揃いだ。HQCD化によって、音質がかなり鮮明になっているのは素晴らしい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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相変わらず、弦ばかり分厚く、木管や金管が...

投稿日:2009/06/22 (月)

相変わらず、弦ばかり分厚く、木管や金管が埋没気味の、カラヤンのバックだが、いつものレガートも交響曲の時ほどの違和感は感じさせず、この曲に相応しい雄大さがあってよい。ワイセンベルグのピアノも、過不足なく、聞きごたえは十分。録音もまずまず良い。余白のソロも気が利いている。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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