ユロフスキー&LPO/ストラヴィンスキー:バレエ音楽『プルチネッラ』、他(2CD)
2024年03月15日 (金) 05:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ユロフスキー&LPOのストラヴィンスキー・シリーズ、第3弾にして完結編!
ユロフスキー指揮LPOのストラヴィンスキー・シリーズ、第3弾にして完結編の登場。ライヴ演奏会でも絶賛され、またCDシリーズも世界で高く評価されているシリーズが完結となります。演奏機会の少ない作品も網羅した充実の内容。
ディアギレフから依頼されて手掛けた『プルチネッラ』は、ペルゴレージ原作の音楽を借用し、不協和音などでエッジと風刺の効いた作品に仕立てたもの。交響曲ハ調はシカゴ交響楽団創立50周年記念のために委嘱され、ストラヴィンスキー自身の指揮で1940年に初演されました。20代にひとつシンフォニーを手掛けた後の最初の本格的なオーケストラのための交響曲で、ハイドンやベートーヴェンへのまなざしが強く感じられる作品です。『オード』は1943年、クーセヴィツキーからその妻をたたえるための作品を、という依頼を受けて作曲されたもの。1913年の『春の祭典』初演に継ぐくらいに悲惨な結果となったのが『トレニ』の初演でした。十二音技法で書かれていますが、調性的な要素も持ち合わせ、驚くほど豊かであたたかみのある音楽となっています。典礼用ではなく「哀歌」から様々な詩を選び、特定の物語性はない、演奏会用に作曲されています。大変すばらしい演奏です。『変奏曲』は、ストラヴィンスキーの長きにわたる友人、イギリスの小説家オルダス・ハクスリーが1963年に亡くなったことを受けてその死に捧げられています。ストラヴィンスキー最後の完成されたスコアとなった(小さな歌曲を除く)『レクィエム・カンティクルス』は十二音技法で書かれており、儀式的な構造、刺激的なハーモニー、明快でシャープな色彩など、ストラヴィンスキーの特徴がまさにあらわれている作品です。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
ストラヴィンスキー:
1. バレエ音楽『プルチネッラ』全曲
2. 交響曲ハ調
3. オード(頌歌、3部の悲しみの歌、またはトリプティク)
Disc2
4. トレニ〜預言者エレミアの哀歌
5. 変奏曲〜オルダス・ハクスリー追悼
6. レクィエム・カンティクルス
アンハラッド・リドン(メゾ・ソプラノ:1,6)
サム・ファーネス(テノール:1,4)
マシュー・ローズ(バス:1)
エリザベス・アサートン(ソプラノ:4)
マリア・オストルコヴァ(メゾ・ソプラノ:4)
ジョエル・ウィリアムズ(テノール:4)
テオドール・プラット(バリトン:4)
ジョシュア・ブルーム(バス:4)
マキシム・ミハイロフ(バス:6)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(4,6)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)
録音時期:2020年12月5日(1)、2018年4月18日(2)、2018年4月21日(3)、2018年12月8日(4,5)、2018年11月10日(6)
録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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