ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

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CD 輸入盤

交響曲第8番、第4番 ユロフスキー、R.ウィッグルスワース、ロンドン・フィル

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPO0082
組み枚数
:
1
レーベル
:
Lpo
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番、第8番
ライアン・ウィッグルスワース、ヴラディーミル・ユロフスキー
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団


ヴォーン・ウィリアムズ演奏のエキスパートでもあるロンドン・フィルは、数多くの実演のほか、レコーディングでもボールトやハイティンク、ハンドリーらと数多くのセッションをおこなうなどしてその適性を世に示してきました。
 今回LPOレーベルから登場するアルバムには、ライアン・ウィッグルスワース指揮による交響曲第4番と、ヴラディーミル・ユロフスキー指揮する交響曲第8番という新世代による2つの演奏が収録されています。
 交響曲第4番は、第2次大戦直前のヨーロッパの不穏なムードを反映した緊迫感みなぎる作品であり、ドラマティックな進行がとても刺激的。加えて激しい終わり方が、全9曲中、実に7曲が弱音で終わるというヴォーン=ウィリアムズの交響曲の中では独特の存在感を主張しています。指揮のライアン・ウィッグルスワースは1979年生まれのイギリスの指揮者。オックスフォードとギルドホールで学び、オペラや作曲でも活躍しています。
 交響曲第8番は、二管編成のオーケストラに5人の打楽器奏者を要する編成により、主題のない変奏や、行進曲風スケルツォ、カヴァティーナ、トッカータなどがあらわれる凝った作品。
 指揮のユロフスキーは1972年生まれ。2001年以来、オペラとコンサートの両面でロンドン・フィルと親密な関係を築き、2007年には同楽団の首席指揮者に就任、その翌年に演奏したのがこの交響曲第8番です。(HMV)

【収録情報】
● ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調 [30:54]
 第1楽章:アレグロ
 第2楽章:アンダンテ・モデラート
 第3楽章:スケルツォ アレグロ・モルト
 第4楽章:アレグロ・モルト

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ライアン・ウィッグルスワース(指揮)

 録音時期:2013年5月1日
 録音場所:ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第8番ニ短調 [28:35]
 第1楽章:ファンタジア(主題のない変奏曲)
 第2楽章:行進曲風スケルツォ
 第3楽章:カヴァティーナ
 第4楽章:トッカータ

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2008年9月24日
 録音場所:ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

ユーザーレビュー

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面白い 新しい世代がLVWのシンフォニーを...

投稿日:2017/02/24 (金)

面白い 新しい世代がLVWのシンフォニーを演奏することを期待する これがライヴなら猶いい このLPO盤も昨日今日の録音ではない 倉庫の隅に埋もれるのは惜しいから出版されたのかは知らない この時まだ若い二人だ ウィッグルスワースの第4番は生きがいい テーマに拘泥して構えてもいけないし熱に浮かされて突っ走ってもいけない 中庸に惰っせず冷徹な目を向け傾聴して立ち向かう態度が要る 遅すぎたり速すぎたりはあるものの決然と対峙したウィッグルワースに賛を贈る ユロフスキーの第8番はLVWの音楽と人の真如を引き出して見せた LVWの音楽が由って来った風土とその為人を十全に示す演奏となった これほど味わいに富んだ”第8”を知らない 80歳を越えたLVWがベートーヴェンの「第8」を意識したことは間違いない 小品のごとき扱いは両第8番を知らないからだ 両曲とも天才の証であり 最も挑戦的な思考から作曲された しかもそこには諧謔・軽みを含む交響曲が目指す心的宇宙が広がる稀に見る傑作だ ユロフスキーの天才も輝いていることは言うまでもないか 衷心より推薦する 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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