ストラヴィンスキー(1882-1971)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『ペトルーシュカ』、管楽器のための交響曲、『オルフェウス』 ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィル

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPO0091
組み枚数
:
1
レーベル
:
Lpo
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、オルフェウス
ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィル


キビキビと躍動的で切れの良い演奏により人気を博すユロフスキー&ロンドン・フィルのコンビによるストラヴィンスキー作品集。選曲は、ストラヴィンスキーのロシア時代に書かれたバレエ音楽『ペトルーシュカ』と、フランス時代の『管楽器のための交響曲』、アメリカ時代のバレエ音楽『オルフェウス』というもので、作風の変遷をたどれる構成になっています。
 1曲目、バレエ音楽『ペトルーシュカ』は、タイムズ紙で「これほどまでに精緻で色鮮やかな演奏を他に思い出すことができない」と絶賛されたもの。大編成の1911年版を使用した演奏で、こうした評がでることは意外にも思えるので、仕上がりが楽しみなところです。
 2曲目、『管楽器のための交響曲』は、ストラヴィンスキーがドビュッシーの思い出のために書いた音楽を発展させた作品。正確には『ドビュッシーの思い出のための管楽サンフォニー』と題されたこの音楽は、どこか『春の祭典』を思わせるロシア的素材を交え、ファンファーレとコラールの交錯するバロック時代の様式へのオマージュともいえるスタイルで書かれています。ここでは初稿を使用。
 3曲目、バレエ音楽『オルフェウス』は、ギリシャ神話を題材とした作品。ジョージ・バランシン[1904-1983]とリンカーン・カーステイン[1907-1996]が設立したばかりの「バレエ協会」(のちのニューヨーク・シティ・バレエ)から委嘱された作品。バランシンとの綿密な打ち合わせで作曲が進められ、1948年4月のニューヨーク・シティ・バレエ旗揚げ公演での披露の際には舞台装置をイサム・ノグチ[1904-1988]が担当するなど力の入った公演になっていました。ストラヴィンスキー自身も、RCAにレコーディングをおこなったり、ソ連への凱旋公演プログラムにこの曲を選ぶなど、『オルフェウス』を気に入っていたようです。

【ユロフスキー・プロフィール】
1972年4月4日、モスクワに誕生。父は指揮者のミハイル・ユロフスキー。モスクワ音楽院で基礎を学んだのち、家族と共にドイツへ移住した1990年からは、ドレスデンおよびベルリンの高等音楽学校で研鑚を積みました。
 1995年、アイルランドで催されるウェックスフォード音楽祭において、リムスキ=コルサコフの歌劇『五月の夜』を指揮して正式にデビュー、この成功で、早くも同年コヴェント・ガーデン王立歌劇場に招かれて『ナブッコ』を指揮、大きな注目を集めました。
 1997年には、ベルリンのコーミシェ・オーパーへの客演をきっかけに、同歌劇場初の「カペルマイスター」に就任、2001年まで続いたこのポストは、ユロフスキーの名をヨーロッパ本土で大いに高めました。
 その他にも、ヴェニスのフェニーチェ座、パリのバスティーユ歌劇場、ブリュッセルのモネ劇場、ドレスデン州立歌劇場、ボローニャのテアトロ・コムナーレ、そしてコヴェント・ガーデン王立歌劇場などに継続的に客演、1999年にはメトロポリタン歌劇場で『リゴレット』を指揮してアメリカにも進出。ミラノ・スカラ座へは『エフゲニー・オネーギン』でデビュー済み。特に、ウェールズ・ナショナル・オペラでの『パルジファル』と『ヴォツェック』、メトロポリタン歌劇場での『スペードの女王』、パリ・オペラ座での『戦争と平和』、グラインドボーン音楽祭での『魔笛』、『チェネレントラ』、『オテロ』は大評判を取り、オペラ指揮者として既にゆるぎない名声を確立しています。
 オペラ以外にも、既にベルリン・フィル、ロッテルダム・フィル、ロンドン・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などに客演、コンサート指揮者としても大活躍しています。
 現在、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団及びロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者を務め、精力的な活動を展開中。(HMV)

【収録情報】
ストラヴィンスキー:
1. バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911年版)

 第1場:謝肉祭の市
 第2場:ペトルーシュカの部屋
 第3場:ムーア人の部屋
 第4場:謝肉祭の市(夕景)

2. 管楽器のための交響曲(1920年版)

3. バレエ音楽『オルフェウス』
 第1場:エウリディーチェへのオルフェウスの嘆き
 第1場:舞踏曲
 第1場:死の天使の踊り
 第1場:間奏曲
 第2場:怒りの踊り
 第2場:舞踏曲(オルフェウス)
 第2場:間奏曲
 第2場:舞踏曲(結び)
 第2場:パ・ダクシオン
 第2場:パ・ド・ドゥ
 第2場:間奏曲
 第3場:オルフェウスの神格化

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2014年10月6日(2,3)、2015年3月21日(1)
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

ストラヴィンスキー(1882-1971)に関連するトピックス

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品