ライナーの名盤3枚がマイナーからＳＡＣＤ化

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2014年2月26日 (水)

オーディオ系レーベル「Analogue Productions」からSACD化！
ライナー＆シカゴ響の『ローマの松』と『ローマの噴水』

リヴィング・ステレオ・シリーズの中でも特に音の良いことで知られるフリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団によるレスピーギ作品集が、ROCKやJAZZなどで評判となっているアメリカのオーディオ系レーベル「Analogue Productions」から、オリジナルのアナログ・セッション・テープを用いてハイブリッドSACD化されることとなりました。先にアナログLPでリリースされていますが、SACDでは3.0 SURROUNDにも対応しているのがポイントです。
　ポピュラー主体のオーディオ系レーベルは、クラシック系とはまた違った迫力ある音質に仕上げることも多いので、リマスターには期待のかかるところです。ちなみにエンジニアのライアン・スミスは、ニューヨークのスターリング・サウンドというプロダクションで、ヘヴィメタル・バンドのAC/DCなどでリマスター実績を重ねている人物です。
　この演奏は昔から有名なもので、ステレオ初期ながら3チャンネルでレコーディングされた音質は非常に優秀で、これまでにも本家からのSACDや、JVCからのXRCDでその音の良さが高く評価されてきただけに、今回のリマスターには注目されるところです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
レスピーギ：
・交響詩『ローマの松』
・交響詩『ローマの噴水』

　シカゴ交響楽団
　フリッツ・ライナー（指揮）

　録音時期：1959年10月24日
　録音場所：シカゴ、オーケストラ・ホール
　録音方式：ステレオ（アナログ／セッション）
　原盤：RCA
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 3.0 SURROUND