2013年レーベル設立20周年を迎えたドイツの名門テクノレーベル、コンパクト！

ザ・フィールド待望の４作目と、ワタナベ・ヒロシのプロジェクト、カイトの４年振りのニューアルバム！

ドイツの歴史有る都市、ケルンから良質なテクノサウンドをリリースし、前衛とポップが同居するユニークな作品をリリース し続けるヨーロッパ屈指の名門コンパクト。今年レーベル設立 20 周年を迎えた彼等が今秋２つの重要作品をリリースする。


2007 年にリリースされたデビュー・アルバム「From Here We Go Sublime」がピッチフォークで 9.0 の高評価を獲得し、同年のベストテクノアルバムとして世界中で高い評価を獲得したザ・フィールド。セカンド「Yesterday & Today」ではバトルスとのコラボを経て、バンド形態へとシフトしシューゲイザーや実験的なロックサウンドの要素をふんだんに取り入れながら進化、その路線はサードアルバム「Looping State Of Mind」で一つのピークを迎えた。今回発表される４枚目となる「Cupid's Head」ではデビューアルバム以来、初となるソロプロジェクトへと原点回帰し、正に匠の技と言えるループサウンドを更なる高みへと昇華させている。ファーストアルバムからの進化を聞き比べてみるのも楽しい一枚だ。

ワタナベ・ヒロシがコンパクトと進めてきたプロジェクト、カイトが４年振りにニューアルバム「Until The End Of Time」をリリースする。最初に彼がコンパクトからシングル「Everlasting」でデビューしたのが 2001 年、その後 10 年以上に渡ってコンスタントに作品をリリースし続ける彼等の強い信頼関係は、今回リリースされる新作からも多いに感じ取る事が出来る。全世界で発売された先行シングル「Run Through the Road in the Fog」を筆頭に、テクノミュージックの範疇だけで語られるには、あまりにも感情的で大きく心が揺さぶられる今回の新しい作品は、一新されたアートワークからもヒロシ・ワタナベのカイト・プロジェクトへの新たな決意が込められた作品だと言えるだろう。