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Brahms (1833-1897)

CD "Brahms: Symphony No.1, Mozart: Symphony No.39: Karajan / Bpo (1988 Tokyo)"

"Brahms: Symphony No.1, Mozart: Symphony No.39: Karajan / Bpo (1988 Tokyo)"

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    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  18/January/2020

    カラヤンのライブは、セッション盤とは異なる姿があり大変面白いですよ。カラヤンはセッション録音とライブとを明らかに使い分けていて、それぞれを独立した全く異なる芸術として位置付けをしていたのだと確信している。ですから決して優劣を比べてはなりません。さてこの盤、ブラームスでは全盛期を彷彿とさせる演奏で、また現代の演奏家では絶対にできない音楽と気付かされます。そう考えますといまだにトップセールスを続けているカラヤンでありましょうが、いよいよ20世紀過去の偉大な演奏家になりつつある現在であることを感じた。またモーツァルトとブラームスとで全く音色が異なるという点も大変面白い。日本公演ということで手抜きはなかろうかと心配したが、まったく杞憂に終わった。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  30/September/2012

    本盤には、カラヤンの最後の来日公演(1988年)のうち、最終日(5月5日)に演奏されたモーツァルトの交響曲第39番及びブラームスの交響曲第1番がおさめられている。当時のカラヤンは、ベルリン・フィルとの関係に修復不可能な溝が生じていたこと、そして、死を1年後に控えたこともあって健康状態も芳しいとは言えなかったことなどから、心身ともに万全とは言い難い状況にあったと言える。1986年に予定された来日公演を、自らの病気のためにキャンセルしたカラヤンであったが、我が国を深く愛するとともに、サントリーホールの建設に当たっても様々な助言を行ったこともあり、心身ともに万全とは言えない中でも、気力を振り絞って来日を果たしたところであり、私は、こうしたカラヤンの音楽家としての献身的な行為に、心から敬意を表するものである。もっとも、カラヤンのそうした心身ともに万全とは言えない状態、そしてカラヤンとベルリン・フィルとの間の抜き差しならない関係も本演奏に影を落としていると言えるところであり、本演奏は、随所にアンサンブルの乱れやミスが聴かれるなど、カラヤン&ベルリン・フィルによるベストフォームにある演奏とは必ずしも言い難いものがある。モーツァルトの交響曲第39番及びブラームスの交響曲第1番ともに、本演奏の1年前にベルリン・フィルとともに行ったスタジオ録音(1987年DG)、加えてブラームスの交響曲第1番で言えば、本演奏の5か月後にロンドンで行われたライヴ録音(1988年テスタメント)の方がより優れた名演であり、これらの名演と比較して本演奏を貶めることは容易ではあると言えるだろう。現に、レコード芸術誌において、とある高名な音楽評論家が本演奏について厳しい評価を下していたのは記憶に新しいところだ。しかしながら、本演奏については、演奏上の瑕疵や精神的な深みの欠如などを指摘すべき性格の演奏ではない。そのような指摘をすること自体が、自らの命をかけて来日して指揮を行ったカラヤンに対して礼を失するとも考えられる。カラヤンも、おそらくは本演奏が愛する日本での最後の演奏になることを認識していたと思われるが、こうしたカラヤンの渾身の命がけの指揮が我々聴き手の心を激しく揺さぶるのであり、それだけで十分ではないだろうか。そして、カラヤンの入魂の指揮の下、カラヤンとの抜き差しならない関係であったにもかかわらず、真のプロフェッショナルとして大熱演を繰り広げたベルリン・フィルや、演奏終了後にブラヴォーの歓呼で熱狂した当日の聴衆も、本演奏の立役者であると言える。正に、本演奏は、指揮者、オーケストラ、そして聴衆が作り上げた魂の音楽と言っても過言ではあるまい。このような魂の音楽に対しては、そもそも演奏内容の細部に渡っての批評を行うこと自体がナンセンスであり、我々聴き手も虚心になってこの感動的な音楽を味わうのみである。いずれにしても、私としては、本演奏は、カラヤン&ベルリン・フィル、そして当日会場に居合わせた聴衆のすべてが作り上げた圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。音質は、1988年のライヴ録音であるが、従来CD盤でも十分に満足できる良好なものであると評価したい。

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  • ★★★★★ 

    anima  |  茨城県  |  不明  |  27/October/2010

    第三楽章の中間部が凄いです。 まさに溶け合った音色の壁。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  31/July/2010

    日本公演の悲愴は(その日、ベルリン市長への抗議をしていたせい?)カラヤンの棒に暴走を感じましたが、(それはそれで危険ドライブ的なスリルがあって良かったです。ベルリンフィルも立て直しに必死となった演奏で (三島由紀夫著)金閣寺は燃えているときが美しい・・に通じるような凄まじさと表現いたしましょうか)このブラームスは安定したものを感じます。1楽章はカラヤン色。2楽章よりブラームスの色を感じます。フィナーレのアルペンホルンの音でふとある陶芸家の言葉を思いました。「過去が咲いている今。未来の蕾で一杯な今」・・・この演奏より今をどう生きるかを考えさせられました。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  13/July/2010

    何回聴いてもすごい演奏と思う。アンサンブルはバラバラのところもあるが、これぞベルリンフィルの音ですね。音がでかく、黄金の様な響きだ。4楽章のアルペンホルンや、トロンボーンのコラール、そしてTUTTYのコラールと輝かしい音の洪水。ちまちまとまとまったアンサンブルなんて私は聴きたくありません。

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  • ★★★★★ 

    宇野工房  |  いばらき  |  不明  |  07/February/2009

    これは日本でこういう演奏があったという歴史的記録である。私にとっては特別な時に聴くCDとしての宝物だ。クラシック音楽の行く末?・・そういうのは今のきら星のような活躍をされている巨匠たちに対し述べるもので、既に亡くなられている巨匠のこの演奏に対し述べるものではないだろう。

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  • ★★★★★ 

    jan33  |  東京  |  不明  |  31/January/2009

    (つづき)余談だが、このときP席最前列ど真ん中に居た。氏とほぼ向かい合わせの位置。眼光の鋭さに一瞬背筋が凍ったのを思い出す。”もう一度日本で演奏する”、という執念さえ感じた。(’80来日時のベーム氏の”枯れ方”ほど極端ではなかったですよ。あれはあれで好きでしたが。。。) ただ、氏がご存命なら発売は許可しないだろうことは想像できるし、他方、スタジオ録音とは別の独特の魅力があることも事実。これは特殊な位置づけのディスクだが、最後の海外公演の一つに選ばれた日本での演奏、個人的には発売されたことを素直に喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    jan33  |  東京  |  不明  |  31/January/2009

    ”クラシック音楽の行く末“! とはまた大言壮語ですなぁ。それに、コンクールの採点じゃぁあるまいし、本人が最高と感じたらそう言ってイイのでは? 私もカラヤン氏はずっと聴いてきて、若い頃のスピーディで均整の取れたスタジオ録音のほうが、完成度が高いことも知っている。来日時80歳?の氏は、単独歩行が出来ない不自由な体でステージに登場されたので、正直どうなることかと心配したものだが、CDではやや誇張があるものの、あらためてこのブラ1は凄いと思った。(つづく・・・)

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  • ★★★★★ 

    なかじぃ  |  不明  |  05/January/2009

    音楽の完成度とかはよく分かりませんが、ブラームスには素直に感動しました。指揮者、オーケストラともに全力で演奏しているのがよく分かりました。 個人的に最高の評価をつけられないのは個人の感性の問題だから何も言いませんが、最高評価のオンパレードそのものにケチをつけたがる人がいるのは少し笑いのネタになるかも知れませんね(笑)

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  • ★★★★★ 

    フラジオレット  |  練馬  |  不明  |  08/November/2008

    この公演をPブロックの2列目から聴いていた時には、バランスは当然バラバラ、カラヤンの指揮を正面から見るための場所でした。 FMをカセットでエアチェックし、更にそれをDATやMP3にまで落として聴いていましたが、やっとCD化され、素晴らしい音質で聴く事が出来ました。勿論、ライブですから多少の難はありますが、東京公演最終日に共有した時間と音楽が永遠に残る事に感激です。

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  • ★★★★★ 

    名盤鑑定人  |  文京区本郷  |  不明  |  08/November/2008

    >、「最高」のオンパレードは餘りに不気味で不健全ではないか いいものは、いいのだよ君! >結果は「?」 あんたの聴解力に「?」だよ!

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  • ★★★★★ 

    マルタ  |  高円寺  |  不明  |  18/October/2008

    この演奏 とにかく心地よい響き それがクラシックであれポップス ロックであれ ・・ クラシック界の行く末?関係ないね。

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  • ★★★★★ 

    tama  |  vancouver  |  不明  |  23/September/2008

     ブラームスの交響曲のなかでも作品68は「らしくない」音楽である。それは後期の交響楽あ室内楽を聴けばよくわかる。  しかし、この演奏はある意味で記念碑的な大音楽であり、作曲者の空虚なまでの共感のなさを度外視しても、カラヤンの造る重工壮大でいささかのケレン味のない演奏には壮大な「ガラーンとした」音楽があり素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    管弦楽  |  ・・・  |  不明  |  31/August/2008

    私はカラヤンがすべて好きの人間ではないが、このCDは価値ある存在と認める。確かにブラ1で高貴さを求めるのは難しい。交響曲なら2番以降がブラームスの書きたかった内容なのだろう。1番で高貴さを求めすぎた演奏 もしくはピリオド奏法での試みが最近では多いが1番に限っては演奏していてもしっくりいかない。1番はやはりこのような解釈が気持ちいいし、こう演奏できたらいいなあと思う。

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  • ★★★★★ 

    仮面  |  柏  |  不明  |  27/August/2008

    ついでにもう一言 ブラームスはベートーヴェンの存在のために交響曲を書けなかったというエピソードは有名だが書くきっかけはブルックナーの存在ということはあまり知られてない。この1番をなにがなんでも成功させるためには大衆を味方にしなければならなかったのだ。つまり下の方に習っていうならば99人の為に書いたこととなる。結果的にブラームスは大物指揮者 ビューローを獲得した。

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