Emerson, Lake ＆ Palmerならではのクラシックミュージックとロックを融合させたプログレは、曲の長さを感じさせないほどに満足感がある。

非常にエネルギッシュでおそらく無修正ライヴアルバム。それゆえに非常に生々しく荒々しい。飛び散る汗が見えてきそうな臨場感のある作品となっている。聴きごたえ十分、買って損はしない。買うべし、そして聴くべし。

じゃっパンとっつきにくさはあるが聴けば聴くほど素晴らしさがわかってくるように感じる。才能のほとばしりが凄い。プログレバンドらしい作品。代表作となる曲もいくつかあり、ぜひ聴いてほしい作品だ。みんな若くて素晴らしかった。

セカンドアルバムにしてこの完成度。２０分の大作タルカスはスリリングで聴くものを飽きさせず、後半の小曲集も魅力たっぷり。本当に充実しています。トリロジー、恐怖の頭脳改革と並んで大行作となる一枚。いま聴いても全く色褪せていな。

このアルバムがこのバンドの最高傑作でしょう。悪の教典は非常に長いが全く飽きさせないスリリングな展開で、キースエマーソンの才能によるところが大きいんだろうけど、もちろんほかの２人も持ち味をいかんなく発揮している。

３ＣＤでこの値段は安い！！！初心者にぴったりのコンピレーションです。もう新作が出るわけじゃないのでこれ以上のベストアルバムは出ないと思う。非常に良心的な商品だ。今は亡きキースとグレッグに思いをはせながら・・・

昔よく聴きまくったアルバム。発売当時はＬＰ３枚組だったがＣＤになって２枚組に。よって途中で切れていた曲が続けて聴けるようになった。演奏はもういうことなし、全盛期のライヴですよ、悪いはずがないじゃありませんか。

ＥＬ＆Ｐのセカンドアルバムで１９７１年メロディー・メーカー誌のベストアルバムに選ばれております。勿論タイトル組曲のタルカスが聴き所で、シンセサイザーを取り入れたクラシック的な曲の長さを全く感じさせない名曲です。確か指揮者の佐渡裕氏もオーケストラで取り入れて演奏していたと思います。また、映画「ダイ・ハード」で終盤の高層ビルでの攻防シーンでも使われていた様な気がしますが…勘違いかもしれません。とにかく名盤間違いなしです。エマーソンもレイクも今はもう亡い。２０１６年は偉大なるアーティストが多く逝ってしまった年だった様な気がします。　

イエスにしろこのEL＆Pにしろロックとクラシックの融合てなもんは、ぶっちゃけた話人のふんどしで相撲をとってるってことなんだが、ここまで売れたのはやっぱり個々の高度な演奏技術とライヴパフォーマンスの華やかさが理由だと思う。プログレッシブロックはアルバム至上主義が駄目だとか、1曲1曲が長いとかとかく批判が多いが、やっぱりアルバム全体を通して聴いて欲しいし、ジャケットデザインも１つの音楽の表現たということを今の若者に分かって欲しい。

ライブ盤なら本作がNo.1。