グラスを片手に深夜、自分の世界に酔いしれる。いかがですか？

ストリング・セクションを加えることによって、独特の雰囲気を作り出すことに成功した個性的な作品。リズム・マシーンのようなビリー・コブハムの太鼓とストリングスが完全に融合しているのが凄い。マッコイ・タイナーの力強いピアノとヒューバート・ローズの美しいフルートの組み合わせも素晴らしい。

　タイナーを語るうえで、どうしても避けて通れないアルバムです。

　あの名曲「ウェイヴ」をこんな風に弾いちゃあ人気も落ちるわな・・・と余計な心配をさせるほど、強引に「マッコイの型」に嵌めてしまっている。しかし評価は芳しくなくとも一度は聴いてみましょう、マッコイ流「ウェイヴ」を。波は波でも土用波です。１９７０年代末の録音。８０年代は彼にとって軌道修正の時代だったのかもしれません。

マッコイ独自の世界が展開されており、エルヴィン、ショーター等も好演しています。ジャケット写真やアリス・コルトレーンの参加で敬遠せず、ぜひ聞いてみてください。初期インパルス時代や、近年のスタンダード路線のものばかりでなく、マッコイが最もクリエイティヴだった

彼のアフロ･jazzの最高傑作｡この時代のﾌﾞﾙｰﾉｰﾄを 象徴するﾗﾃﾝ･ｱﾌﾛ･ｸﾞﾙｰﾌﾞ｡ｶｯｺｲｲです

一曲目のチュニジアの夜のアタックから素晴らしい。マッコイ・タイナー自身、ソロを重視しているとのことで、このアルバムからも十分にその意気込みは伝わってきます。先達に対するあふれんばかりの敬意も選曲から伺え、感動的。マッコイ・タイナーの新作としても、また、ピ

本当に凄いですよ。このアルバムは。ピアノを叩きまくるマッコイと太鼓を叩きまくるビリ-と、どうだ！凄いだろう！それでいて感動するのですよ。今の時代にこそ必要なカンフル剤。

全盛期のアルバムの一枚。 一曲目のビリー・コブハムは圧巻！