ベートーヴェン(1770-1827)

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SHM-CD

ベートーヴェン:『運命』、シューベルト:『未完成』 ミュンシュ&ボストン交響楽団(XRCD SHM-CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JMXR24027S
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD
その他
:
限定盤, Xrcd

商品説明

RCAレッド・シールXRCD発売10周年アニヴァーサリー
JVC xrcd SHM-CDエディション
初回限定生産

XRCD マスタリング・エンジニア 杉本一家セレクション
高音質CDとして評価の高いXRCDと、CD素材として脚光を浴びるSHM-CDとが融合!
史上最高・究極の高音質CDがここに誕生!

ベートーヴェン:『運命』、シューベルト:『未完成』 ミュンシュ&ボストン交響楽団(XRCD SHM-CD)

『運命』『未完成』という王道名曲を組み合わせたLP時代のベスト・セラー。情熱溢れるミュンシュが剛毅なまでに作品の魂を描き出します。
 1949年から1962年にかけてボストン交響楽団の音楽監督をつとめ、20世紀の演奏・録音史に輝かしい業績を残したフランスの巨匠シャルル・ミュンシュ(1891〜1968)。小澤征爾の師の一人としても知られ、生前に3度も来日するなど、その情熱あふれる豪放な音楽作りとあいまって、日本でも親しまれた存在でした。彼がボストン響とRCAに残した数多くの録音は、得意としたフランス音楽とロシア音楽のみならず、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスなどのドイツ音楽をも網羅する広範なもので、それらが当時最高峰の録音技術によって残されています。
 当アルバムは、1955年に収録された初期のステレオ録音で、『運命』『未完成』というカップリングの嚆矢となったもの。『運命』は、第1楽章提示部を始めとする繰り返しをまったく行わず、前へ前へと前身する圧倒的なエネルギーが聴く者を圧倒します。特に終楽章における高揚感は、まるでライヴ演奏を思わせるほど。『未完成』は、作品に内包される熱いロマンティシズムを直截に表出したユニークな解釈で知られています。いずれもオリジナル2チャンネル・マスターを使用し、XRCD24ならではの剛直さと繊細さが同居したマスタリングとSHMとの相乗効果によって、原音の持つ輝きが鮮烈によみがえっています。解説:諸石幸生ほか。(BMG)


【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759『未完成』
 ボストン交響楽団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)

 録音:1955年5月2日、ボストン、シンフォニー・ホール
 マスター:オリジナル2チャンネル・マスター使用
 オリジナル・プロデューサー:リチャード・モア
 オリジナル・レコーディング・エンジニア:ルイス・レイトン
 リマスタリング・エンジニア:瀧口博達
 LP初出:LM-1923 (January 1956)
 JVC K2 24 BIT REMASTERING / STEREO
 SHM-CD

内容詳細

XRCD24でも復刻されたことのある名盤。今回はXRCDとSHM-CDとが合体して、一層鮮烈な音で蘇った。快調なテンポで突き進む豪快な「運命」と過多な感情を排したシンフォニックな「未完成」。一聴の価値あり。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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1955年の録音に、これだけの情報量が入って...

投稿日:2011/06/22 (水)

1955年の録音に、これだけの情報量が入っていたとは!さすがXRCD、音の厚みは歴然。やや左右を広げすぎた感じも無きにしもあらずな黎明期のステレオだが、マッシヴな管や艶やかな弦の魅力は完璧に収められている。ものが《運命》と《未完成》なだけに、星の数ほど競合盤が犇めいているが、落ち着き払った風格とたぎる情熱を共存させた当演奏は、さすが全盛期のミュンシュ&ボストン響ならではといえよう。主題の繰り返しは端折られているものの、構成は堅固で、堂々たるものである。昨今の軽量化したベートーヴェンやシューベルトとは好対照だが、学究的なことはさておき、我々を感動させる演奏とは、寧ろ重厚で味わい深いものの方ではなかろうか。半世紀以上の時を越えて超高音質で甦った当盤を聴くと、ますますそのような思いに駆られる。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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 紹介文のとおり,この組み合わせのLPは...

投稿日:2011/03/21 (月)

 紹介文のとおり,この組み合わせのLPは何種類かあって『レコード藝術』誌も“名曲決定盤”で取り上げたりもした。「お薦め」としてはヴァルターが一番手で次がミュンシュだったかな。ほかにライナーやセルなど。あるいはこの組み合わせは当初アメリカ原盤のものばかりだったのか。クレンペラーやクリュイタンスは?。カラヤンのは日本からの要請で『未完成』が録音されたとかで後からの参入だったはず。バーンスタインはもっとあとだったろう。                                    初めて聴いて以変わらないのは『未完成』での,情緒に深入りしない演奏が却ってこの曲の美質を浮き彫りにしているという印象。とくに第2楽章はヴァルターとは好対照である。ベートーヴェンは第1楽章のきびきびした運びの後,第2楽章のややゆったりした始まりに驚かされる。そのあと音楽がじわじわと熱を帯びてくるのはテンポの微妙な変化による緊張と弛緩の織り交ぜ方の巧みさのせいだろう。興奮させられるのではなく心が深く揺り動かされる演奏。                                    ミュンシュのLPにしたのは,当時1200円と一番安かったからである。ビクトローラという廉価盤の一つだった。“ミロのヴィーナス”のモノクロ写真のジャケット。いまでもそれで聴くのだがCDだといい音なのかな。LPではベートーヴェンのカッティング・レヴェルが低いような。

たーさん さん | 神奈川県 | 不明

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XRCDかSACDかといった選択は、必ずしも両方...

投稿日:2011/02/12 (土)

XRCDかSACDかといった選択は、必ずしも両方揃える余裕のある人ばかりではないので関心の高い話題だろうと思うが、この運命に関してはSACDが優っていると思う。同じミュンシュでもサンサーンスやイベールは圧倒的にXRCDが優っていたが(ほとんど英盤オリジナルアナログと同等の音質である)、このXRCDは音の厚みは申し分ないものの、その分いささか全体に分離悪く感じられる。いわゆる団子状態。ただしこの音源は英米盤いずれにせよオリジナルLPを所持していないので、それとの比較はできない。その範囲で、私はSACDの方に軍配を上げたいと思う。

ゆりぞう さん | 兵庫県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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