CD 輸入盤

『水上の音楽』 カールヴァイト&ベルリン古楽アカデミー

ヘンデル(1685-1759)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902216
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ベルリン古楽アカデミーによる輝かしい『水上の音楽』

名人集団ベルリン古楽アカデミーの最新盤はヘンデルの『水上の音楽』。1717年7月17日にロンドンのテムズ河を舞台に行われた豪華絢爛な川遊びのお祭り用に、ヘンデルが書いた豪華な本作品を、ベルリン古楽アカデミーがこれまた卓越したアンサンブルで煌びやかに鳴り響かせています。
 『水上の音楽』は独奏楽器(ホルン、トランペット、フルート)と合奏による合奏協奏曲の様式で書かれており、管楽器がソリスティックに活躍し、明るく華やかな雰囲気を演出します。実際にジョージ1世は演奏にいたく感動し、約1時間のこの曲を計3回演奏させ、50人の楽士に対するギャラが150ポンドかかったという話まで残っており、音楽も観客も非常に盛り上がった上演だったことがうかがえます。
 『水上の音楽』はヘンデルの作品としては珍しく自筆譜が残っておらず、どのような曲順で演奏されていたか長らく謎に包まれており、様々な版(レートリッヒ版、クリュザンダー版、ハーティ版、ハレ版など)が存在します。曲の成立を踏まえてヘ長調、ニ長調、ト長調の3つの組曲を主流として演奏されています。
 ベルリン古楽アカデミーは、各人のもつ名人芸と一糸乱れぬ精緻なアンサンブル、そして鋭敏なリズム感と絶妙なバランス感覚を駆使して『水上の音楽』に生命感を与え、作品のもつイベント性をより一層演出し、色彩豊かな演奏を繰り広げています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ヘンデル:水上の音楽 HWV.348-50 (1717)


 第1組曲ヘ長調 HWV.348(10曲)
 第2組曲ニ長調 HWV.349(5曲)
 第3組曲ト長調 HWV.350(6曲)

 ベルリン古楽アカデミー

 録音時期:2015年11月5日
 録音方式:ステレオ(デジタル)

収録曲   

  • 01. Suite No.1 I. Overture : Largo - Allegro 3 12
  • 02. II. Adagio E Staccato 2 08
  • 03. III. [Allegro] 2 08
  • 04. IV. Andante - III. [Allegro] Da Capo 4 30
  • 05. V. Allegro 2 47
  • 06. VI. Air 3 11
  • 07. VII. Minuet 2 23
  • 08. VIII. Bourre 1 10
  • 09. IX. Hornpipe 1 30
  • 10. X. [Allegro Moderato] 3 41
  • 11. Suite No.2 XI. [Allegro] 2 00
  • 12. XII. [Alla Hornpipe] 3 43
  • 13. XIII. [Minuet] 2 49
  • 14. XIV. [Rigaudon 1] 1 07
  • 15. XV. [Rigaudon 2] - XIV. [Rigaudon 1] 1 28
  • 16. Suite No.3 XVI. Lentement 1 59
  • 17. XVII. [Bourre] 1 14
  • 18. XVIII. Menuet [1] 0 56
  • 19. XIX. [Menuet 2] 1 36
  • 20. XX. [Gigue 1] - XXI. [Gigue 2] Da Capo 2 11
  • 21. XXII. Menuet (Coro) 2 39

ユーザーレビュー

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ミネラルウォーターのような味わいと言った...

投稿日:2019/03/25 (月)

ミネラルウォーターのような味わいと言ったら誤解されるだろうか テムズ川の水は飲めたものではないだろうが ”水上の音楽”だけに清流あるいは伏流水を想起した ベルリン古楽アカデミーの弦が清冽な飛沫を放って流れ来る 第一組曲はナチュラルホルンの野趣ある音色が生きて心奥の埋み火を掻き立てられるようだ 第二組曲に加わるトラッペットも鮮烈だ 水上の当に野外での演奏を想定したソノリティを実現するAAMBの奏法はマルカートに徹している これは単調さを生む危険を孕んでいる ここでヘンデルの工夫が見られる フルートの登場だ 川の上でも笛の音は存外通るもの 音量だけが武器ではないことを知っているのが憎い 第三組曲ではティンパニーが印象を残す ラメンテでしっとり始まった曲に太鼓の打音が響く ここで初めて登場した訳ではないが ソロ風に踏み込んでくる衝撃は忘れがたい 再びフルートの歌も存分に聞かれ 全体がメヌエット調に終始するが 最後は全楽器が登場して大団円となる 実によく書けた音楽だ つい音楽の流れを辿ってしまった あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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