レジェンド、アルゲリッチと、
今をときめくトリフォノフの師匠ババヤンによる超絶プロコフィエフ!
今回アルゲリッチが2台ピアノの相手に選んだのは、アルメニア出身の知る人ぞ知る超絶ピアニスト、セルゲイ・ババヤン。今をときめくトリフォノフの先生としてにわかに注目を集めていますが、モスクワでプレトニョフに学び、浜松国際コンクールの第1回優勝者で、カサドシュ国際コンクール他、多くのコンクールで優勝しています。ゲルギエフのマリインスキー・レーベルでプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番を弾いている実力者でもあります。現在アメリカをベースに活躍している名手です。
今回のプロコフィエフ・アルバムは、『ロメオとジュリエット』からの抜粋をババヤンが編曲したものと、劇音楽・映画音楽・歌劇からのセレクションとなっています。アルゲリッチはプロコフィエフの『シンデレラ』をババヤンの師、プレトニョフの編曲で共演しているアルバムもあるので、そちらと比較すると興味深い内容といえるでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
プロコフィエフ:
● バレエ音楽『ロメオとジュリエット』から12の楽章(2台ピアノのための編曲:セルゲイ・ババヤン)
1. ジュリエットの死
2. モンターギュー家とキャピュレット家
3. 朝の踊り
4. 喧嘩
5. ガヴォット
6. 少女ジュリエット
7. フォーク・ダンス
8. マンドリンを手にした踊り
9. 朝の歌
10. 五組の踊り
11. ロメオとジュリエットの別れ
12. ティボルトの死
● 『エフゲニー・オネーギン』『ハムレット』『スペードの女王』『戦争と平和』からのセレクション
1. 付随音楽『ハムレット』 Op.77から「ハムレットの父親の亡霊」
2. 付随音楽『エフゲニー・オネーギン』 Op.71から「マズルカ」
3. 付随音楽『エフゲニー・オネーギン』 Op.71から「ポルカ」
4. 映画音楽『スペードの女王』 Op.70から「ポロネーズ」
5. プーシキン・ワルツ第2番
6. 歌劇『戦争と平和』 Op.91から「ナターシャとアンドレイのワルツ」
7. 映画音楽『スペードの女王』 Op.70から「イデー・フィクス」
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
セルゲイ・ババヤン(ピアノ)
録音方式:ステレオ(デジタル)