トップ > My ページ > oklahomatoad さんのレビュー一覧

oklahomatoad さんのレビュー一覧 

検索結果:59件中31件から45件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/31

    ピーター・グリーン在籍時も脱退後も贔屓にしているバンドです。フロントのメンバーを生かすのがこのバンドの生きる道であるからには、このアルバムでのフロントであるボブ・ウェルチとクリスティン・マクヴィーの個性それぞれが素晴らしく、その不調和さえ逆に楽しめます。あまり売れなかったんでしょうが、ここで付けた自信がボブ・ウェルチをハンド結成へと導いたことを考えると本人達にとってはかなりの出来栄えだったと思われます。なかなかこんな雰囲気のあるアルバムには出会えません。ファンとしては当然☆5つのお勧め盤。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/31

    オルガンが入ったロックがどれほどカッコいいかを教えてくれたアルバムの一つ。特にアナログのA面の緊張感はなんとも云えません。古臭いと云えばそれまでですが、あのオルガンの音色に触れたくて年に一回はターンテーブルに乗せてしまう一枚。オールマンのライブと云い、フィルモアにはオルガンが似合う?

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/31

    日本で注目されるきっかけとなったセカンド・アルバム「モーニング・アフター」がHMVのカタログに見当たらない。となれば初期五作を一気にCD5枚組で手に入れることが出来るこのセットは「買い」でしょう。ファースト及びセカンドで渋いブルースをベースとしたロックンロールを聞かせ、大人のバンドだと思わせておいて、観客を総立ちにさせ熱狂の嵐へと導く3作目ライブ「フルハウス」で一気にファンの心を掴んだJ.Geils Band。4作目ではレゲエのリズムを取り入れたりして徐々にブルース色を排除して行き、5作目ではその後の大成功を予感させるへヴィーな中にもポップな音作りが伺えます。1作目から聴き始めて5作目まで通して聴くと改めてこのバンドの進化の具合を確認することができるでしょう。お買い得ですなセットですね。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/31

    主にコロンビア・レーベルでのプロデュース業に業績のあるプロデューサー、ピアニスト、コンポーザーでおまけにシンガーであるジョン・サイモンの1970年発表の全く売れなかったとされるファースト・アルバム。世の中はアート・ロックと称されるロックン・ロールの進化形に酔っていた時代にこのアルバムが冷遇されたのは仕方ないことだったでしょう。ラグタイムの雰囲気からザ・バンドを彷彿とさせる曲などで自身の声量の無さを逆手にとったような独特な音世界を繰り広げます。アメリカのルーツ音楽と商業音楽とを微妙なバランスで掛け合わせたような不思議なアルバム。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/31

    岸部シローがタイガース解散後、ブレッド・アンド・バターと合体し、シローとブレッド・アンド・バターとして活動していたころ、とある雑誌でモスト・フェイバリット・アルバムとして揚げていたのが本作。全然売れなかった盤だったため入手するのにかなり苦労しましたが、それだけの価値はありました。アコースティックな音をベースに、澱んだ空気を醸し出す曲@から始まり、次第に夢見心地にさせる優しさに満ち溢れた曲へと流れて行きます。毛色は違えど、ロッド・テイラー、ライ・クーダーの「流れ者」などと共に無人島行き間違いなしの珠玉のアルバム。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    確かにお世辞にも上手い歌い手ではないと思う。だから発売当時は本国でも全く売れず、日本のワーナーの復刻キャンペーンでようやく日本で日の目を見たアルバム。日本のリスナーが求めていたのは上手い歌い手ではなく、琴線に触れる歌を聞かせる歌い手だったと云うことではないでしょうか。@の重苦しい歌詞と歌声と演奏。これを下手と取るか稀有なシンガー・ソングライターの心の叫びと取るかはリスナーの勝手でしょう。ヒットチャートを追いかけることに興味が無かった私にとっては何十年来の愛聴盤。是非ご一聴を。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    短く切り込んだ髪に白い服装でおとなしく写るカルロス・サンタナを見たとき、もしかするとこりゃヤバイ(瞑想用の音楽か?)と感じたのは私だけではないでしょう。ところがどっこい、内容は他に類を見ない壮絶なギター・バトル。ジャズの縛りからライフタイムでロックも体現したジョン・マクラフリンとラテン・ロックの範疇から宇宙のリズムまで飛躍したカルロス・サンタナの絡みがマハヴィシュヌ・オーケストラの緻密とも云えるサウンドよりも荒削りで生気を持った作品となった。出来れば最低でももう一枚ぐらいこの編成での作品を作って欲しかった。俗世界を忘れ、大音量で身をゆだねたい珠玉のアルバム。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    反論めいていて大変失礼とは存じますが、ミュージシャンを大切にすると云うのは尊敬する云々ではなく、単純に作品を購入し続けてサポートすることだと思っています。アメリカのルーツ音楽を始め、様々なジャンルの音楽を独自の解釈で世に送り出したライ・クーダーですが、セールスはレコード会社の期待を下回り続け、映画音楽を手掛けないことには食って行けなかったとも聞きます。ブエナビスタの成功とその後の高評価は説明不要だと思いますが、この作品を含む初期のライの作品が追求するのはアメリカのルーツに留まっており、サポートするのも気の合ったアメリカのミュージシャン(特にジム・ケルトナーの叩く間を重視したドラムスは素晴らしい。是非@を聴いてみてください)。このセカンド・アルバムから更に無駄を削ぎ落としたサード・アルバムで一つの極みに達し、それを最後にライは一旦アメリカから南(ハワイは西ですが)へ針路をとることになります。このアルバムを含む初期の作品の何れも時代を超えて聴き続けることが出来る名盤揃いです。未聴の方は是非。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    1971年発表のフィルモア・イーストでのライヴ。CDではアナログ2枚組の内容+ボーナス・トラック。ジョン・サイモン(ピアノ)、ビル・リッチ(ベース)、ジョン・ホール(ギター)他に加え、チューバ、バルブ・トロンボーン他のホーンを配した編成でタジ独特の世界を繰り広げています。中でも白眉はAでのやや音を外したタジの口笛から、掛け声に応えて弾き始めるジョン・ホールのギター・ソロ。感動の一言。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    セカンド・アルバムの完成度と人気の陰に隠れてしまった感のあるジェシ・エドのサードにして遺作。意味深なタイトルと卑猥な背景のため、ジャケ買いされることはまずなく、発売当時もあまり評価されていなかったと記憶します。ファーストはやや重苦しい雰囲気、セカンドはスワンプ全開、と共にややもったりした演奏でしたが、このサードでは気持ちよくギターをかき鳴らし、歌うジェシ・エドを聴くことができます。アルバムとしてはやや散漫な出来上がりではありますが、この人独特の緩さを堪能できます。ちなみに↓のレビューにあるエスキモーの映画は「心の地図」だと思います。いい映画です。是非、このアルバムと合わせてどうぞ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    プログレやブリディっシュ・ロックを中心に聴いていた若かりし頃、ジンジャー・ベーカーのドラムスはイモだと思ってました。時を経て気がついたことは、イモだったのではなく、彼の表現したかったアフリカン・ビートを理解できていなかった、と云うだけのことでした。そんな彼がブラインド・フェイス解散後にクラプトンを除いたメンバーにブリティッシュ・ジャズ・ロックの精鋭+アフリカン・ミュージシャンを率いたプロジェクトがこのエアフォース。デニー・レインのヴォーカルをフィーチャーした曲もいいですが、なんと云っても白眉は@でのスティーヴィー・ウィンウッドのオルガン・ソロ。こんなに激しい彼のオルガン・プレイは他では聴いたことがありません。この一曲のためだけでも入手すべき作品。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/28

    アメリカを代表する(?)ソングライターでピアニストでシンガーであるランディー・ニューマンが音楽で表現するのは愛だの恋だの好きだの嫌いだの、なんて事柄で無いってことは歌詞が理解できなくても十分に伝わってくるはず。アメリカ人だからこそ歌える南部蔑視、黒人蔑視、って云うか殆ど自虐的なアメリカ蔑視とも思える歌の数々。1曲目のRedneck(肉体労働者)からいきなり「俺たちゃ肉体労働者。俺たちのケツの穴は地面の穴とも区別がつかねえ。俺たちゃ黒んぼたちをぶちのめす。」なんて過激な歌詞を淡々をした声で歌ってしまう。そんなランディー・ニューマンの数あるアルバムの中でも本作はバックをライ・クーダーやジム・ケルトナーといった常連の他、ウィリー・ウィークス+アンディー・ニューマークという当時最強と云われたリズム・セクションやイーグルスのメンバーなどがサポートしており、SSWファンのみならずロック・ファンにとっても音的に魅力ある作品に仕上っています。彼の作品のなかで最も多くターンテーブルに乗せた個人的には彼のベストアルバム。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/27

    アルバム「ヘッドハンターズ」で師匠マイルスよりも雄弁にファンクを表現してしまったハンコックがよりスマートに同路線を突き進んだ傑作。ドラマーをヴァーサタイルなプレイヤーであるハーヴェイ・メイソンからファンク一筋とも云えるマイク・クラークに替えたことにより、より一層リズムがタイトになった感があります。試行錯誤のワーナー時代を経たからこそこのシンプルとも云えるスタイルが出来上がったのであり、ただ売れ線を狙った路線ではなく、真摯に「現代」の音楽に向かい合った成果と云えるでしょう。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/21

    余談ですがその昔(勿論1970年代)、某テレビ局の音楽番組でペドロ・アンド・カプリシャスがこのアルバム収録の「DOWN TO THE BONE」をカバーしているのを観たことがありました。このアルバムの収録曲である事を知らずに後日手に入れたこのアルバムを聴いてびっくり。最初はCOLD BLOODがペドロ・アンド・カプリシャスの曲をカバーしているのでは、と勘違いしてしまいました。で、本題に入ります。西海岸のバンドらしいラテンとファンクがいい塩梅で調和されたロックを聴かせるこのバンドに当時ニュー・ソウルの旗手と謳われたダニー・ハザウェイがプロデューサーとして腕を振るったこのアルバム、狙い通りにファンキー&ソウルフルに仕上がっています。ジェームス・テイラーのカバー曲もこのバンドならではのサウンドに仕上がっています。ノスタルジアに留まらず、若いリスナーの皆さんにも是非聴いてもらいたい一枚。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/16

    甘いだけのシンガー・ソングライターなんて掃いて捨てる程いるなか、この人は別格でした(過去形なのが悲しい)。アサイラムからのメジャー・デビュー後、ヒット曲もありましたが、お世辞にも売れていたとは思えません。にも関わらずレーベルを変え、アルバムを発表し続けることが出来たのはアメリカではそれなりに認められていた、と云うことでしょうか。なら、アメリカも捨てたもんじゃない、と思わずにいられません。全曲心に染みます。個人的には収録曲「THINGS TO DO IN DENVER WHEN YOU’RE DEAD」が1995年のアンディ・ガルシアが主演した映画のタイトルとなり、同曲もエンド・ロールに使われていた事に喝采しました。是非ご一聴を。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:59件中31件から45件まで表示