余談ですがその昔(勿論1970年代)、某テレビ局の音楽番組でペドロ・アンド・カプリシャスがこのアルバム収録の「DOWN TO THE BONE」をカバーしているのを観たことがありました。このアルバムの収録曲である事を知らずに後日手に入れたこのアルバムを聴いてびっくり。最初はCOLD BLOODがペドロ・アンド・カプリシャスの曲をカバーしているのでは、と勘違いしてしまいました。で、本題に入ります。西海岸のバンドらしいラテンとファンクがいい塩梅で調和されたロックを聴かせるこのバンドに当時ニュー・ソウルの旗手と謳われたダニー・ハザウェイがプロデューサーとして腕を振るったこのアルバム、狙い通りにファンキー&ソウルフルに仕上がっています。ジェームス・テイラーのカバー曲もこのバンドならではのサウンドに仕上がっています。ノスタルジアに留まらず、若いリスナーの皆さんにも是非聴いてもらいたい一枚。