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Lorenzaccio さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/03/13

    演出としては分かりやすく違和感なく進む。細かくは書かないが初心者にも受け入れやすいと思う。Ballet は全てカット。また繰り返しなどの省略はやむを得ない程度の分量にとどめている。Hymelが大変良い。終幕の省略されがちなMelodia含め好調(最高音Dはさすがに避けているが)。能天気な曲で場に相応しくないとか言われていたが個人的には明るくて好きな曲です。超難役なHélèneは誰が歌っても楽譜通り歌うことも大変そうなのだが健闘している。他も良い意味で無難な感じで現在この曲を楽しむには満足すべき水準と思える。欲を言えばオケにかつての若いころのMutiがFirenzeで指揮したようなVerdiの音楽を感じたいところだが無い物ねだりですね。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/13

    全体に音楽面での水準は極めて高いが、問題は映写を多用する手法が舞台上の演技とうまく融合するまで至らず見ていて散漫になる。映画のような回想シーンなのだろうが舞台では期待以上の効果は感じられない。それ以上に問題は音楽をズタズタに切り刻みジグソーパズルのように再構築している点で、なぜ指揮者がこれに納得したのか不思議に思えてくる。効果が上がれば問題ないのだが聴いていて違和感の方が強く作用がマイナスに働いている気がする。チェルニアコフは以前のオネーギンが大変優れていたので期待したのだが、個人的にはあまり繰り返して鑑賞する気にはなれない。初めてこの作品を聴く方には絶対すすめません。楽譜とかなり違うので作品に対して誤解を与えると思います。以前LDで出ていたROH公演の発売を期待したい。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/20

    開幕してまずビックリ。あの有名な序曲がなく直ぐに第一幕が始まります。最初の幕が終わったと思ったらいきなり序曲が始まりまたビックリ。その後は多少のカットはあるものの大きな変更はないですが第二幕フィナーレには楽譜にないフェルマータ(かなり長い)の間に演技を延々とさせ更にビックリ。楽譜を無視した演出には個人的には正直賛同いたしかねます。自分のアイデアがあれば音楽(楽譜)に即して欲しい。アイデアを通すための音楽の解体・再構築はちょっと冒涜してるっていうのは言いすぎでしょうか。バレエも含んでますが舞踊ではなくコンビチュニーのドン・カルロスの寸劇風で二番煎じの感は否めませんが。第二幕フィナーレはちょっと残虐かなと思ったり終幕には主役カップルの子供が生まれたりちょっと首ひねることも多々あります。良し悪しは人それぞれですが好悪別れそうです。個人的には歌手は一流どころはいないのでVerdi好きかセカンドチョイスならいいですが。自分も仏語歌唱ということで関心があり購入しましたがそれ以外は積極的に勧めるのは気が引けます。

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