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検索結果:83件中61件から75件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/01/07
新海作品は、次の5語に集約される。 「初恋」「モラトリアム」「ノスタルジー」「リアルなディテール」「プチSF」 こういった意味において、本作は集大成にして最高傑作!
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/01/01
凝りに凝ったプロット。キャラ立ちしまくりな人物造形。政治、歴史の該博な知識。 無駄のなく、密度の濃い格調高き文章。 どれを取っても一級品な佐藤先生の新作は、いつも捨て作一切無しのマスト本です!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/12/30
ハードカバーの小説が壊滅的に売れない現在で、 無名の新人の、しかも短編集で、デビュー作という三重苦を背負っても尚、四六判で出す! それだけ出版社が自信を持って送り出せる驚異の新人なのだろう。 まず文章が美しい。 作者の言葉を通して、読者は、読者自身の五感が研ぎ澄まされていくような感覚に陥ってしまう。 次作が楽しみだ!
河出版が上下巻セットで数万で取引されていたものが、待望の文庫化! 久保田先生による訳や注釈付きなので、藤原定家の世界に浸かれること間違い無しの傑作!出来得る限り多くの人に読んでほしい本です。
学がなく、原典そのまま何も見ずにスラスラ読める訳でもないので、歌の横に久保田先生による訳や注釈が載っているのは嬉しいかぎりです。 定家による、王朝文学と新古今の革新にどっぷり浸かれます。 新古今の虚構性、幽玄体のウソっぽさが鼻につきますが、この作り込みが良いのです。
過剰や外連を捨てきれず、我執、コンプレックスとの戦いに生涯を費やし、物凄く精緻で美しいつくりものを書き続けた人。
フロムのいう「あること」とは、仏教における無執着、禅の悟りの境地に近く、 存在とは何か。 生きるとは何か。を考え、ひとつの力強い方向性を示し、勇気づけられる本だ。
定型から言葉を削る。削り取られた歌からは豊な世界の拡がりがみえてきて、凄まじい幻想世界をつくりあげる葛原妙子の歌集
非常に繊細で美しい文体。 プロットも申し分無し! 粗は確かにあったが、有望な作家であった。 勿体無し。R.I.P.
少々値は張るが、買って損なし。 兎に角、文体が美しい。 硬質で強度のある文体なのに、生き物みたいに自然なカンジが凄い! ホント唯一無二。
ブッダ仏教の根本思想を仔細漏らさず、冷静かつ客観的に、明瞭で分かり易い言葉を駆使した、現在望み得る最高の解説かつ最先端の仏教書!
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/12/30
流麗な文章と幻想的な舞台設定がいい、泉鏡花のエッセンスが詰まった中編。 春の陽気に潜む死の影。倦怠感と切なさが奇妙に同居した作品。 「春に」というより、夏の少し湿った夜風に当たりながら読むのも一興!
豊臣政権と朝廷の交流を通じて、政権の公武関係や大名統制策の特徴を考察し、官位とは別に「家格」という視点から検討し、新たな政権像を提示した、画期的な専門書。 矢部先生には、豊臣政権の「文禄期」、「慶長期」の研究書も著して欲しいものだ。
室町時代の公武関係(主に天皇と将軍の関係)、及び義満以降の「准摂関家」としての足利将軍家の専門書。 室町時代の公武関係の新たな地平を開いたと言ってもいい! 石原先生には、足利義教の評伝も著して欲しい!!
技法に優れている訳でもなく、芸術性が高いという事でもなく、写真やイラストを切り抜いて写したコラージュは、ぎこちない線、淡色の植物や昆虫などが、いつまでも不完全に浮遊し、薄気味悪く漂っている。 ダーガーの感情の需要と供給は、この実在しないガールズとのやり取りだけだった。 その飢えた感情が、残酷なメルヘンタッチで、余りにもストレートに伝わってくるのが恐しい。 行き場のないガールズがダーガー自身に見えてくる。
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