豊臣政権の支配秩序と朝廷

矢部健太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642029056
ISBN 10 : 4642029052
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
22

内容詳細

豊臣政権は、秀吉の関白任官により、従来の幕府体制とは異なる政治体制を必要とした。武家関白と天皇・公家衆が日常的にどのように交流していたのか、その実態や目的を検証し、当該期の公武関係や大名統制策の特徴を考察。秀吉の政権構造がいかに形成・維持されたのかを、武家官位とは別に「家格」という視角から検討し、新たな政権像を提示する。

目次 : 第1部 秀吉と天皇家・公家衆の交流(豊臣秀吉の参内―参内の初見と叙任御礼の検討を中心に/ 豊臣秀吉への天皇使節/ 豊臣秀吉から天皇への使節/ 秀吉居所への公家衆参集)/ 第2部 豊臣期の武家衆身分秩序(豊臣「武家清華家」の創出/ 豊臣「公儀」の確立と諸大名/ 「布衣」考―豊臣期「諸大夫成」の一形態/ 太閤秀吉の政権構想と大名の序列)

【著者紹介】
矢部健太郎 : 1972年東京都に生まれる。2004年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了、博士(歴史学)。現在、國學院大學文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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豊臣政権と朝廷の交流を通じて、政権の公武...

投稿日:2018/12/30 (日)

豊臣政権と朝廷の交流を通じて、政権の公武関係や大名統制策の特徴を考察し、官位とは別に「家格」という視点から検討し、新たな政権像を提示した、画期的な専門書。 矢部先生には、豊臣政権の「文禄期」、「慶長期」の研究書も著して欲しいものだ。

Joe さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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矢部健太郎

1972年、東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了、博士(歴史学)。現在、國學院大學文学部史学科教授、文学部長。専門は日本中世史および室町・戦国・安土桃山時代の政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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