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葛原妙子歌集

葛原妙子

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772001939
ISBN 10 : 477200193X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1986
Japan

Customer Reviews

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定型から言葉を削る。削り取られた歌からは...

投稿日:2018/12/30 (日)

定型から言葉を削る。削り取られた歌からは豊な世界の拡がりがみえてきて、凄まじい幻想世界をつくりあげる葛原妙子の歌集

Joe さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 弟子迷人

    えっ、フライパンだったの! という衝撃の事実。さすが幻視の女王だぜ☆ 山尾悠子の歌集を待ってる人なんかも、読むといいよ!(相性めたくたになりそうなので急ぎ登録……)

  • ぶうたん

    解説を先に読んだほうが良かった。そう思った。当たり前のように本を開いて、短歌から読んでいたためピンとこないところもあったのだが、後ろに入っている作者の自作解説や、他者の解説を読むにつれ少しピントが合って来るように思う。最終的には稀代の幻視者と言う評言が至極合っていると感じた。異形とも思う。気に入った作品を引用したい気持ちにかられるが、まだまだ修行が足りないので今はやめておこう。繰り返し読んで朧げながらでも掴めてきたからだな。

  • いなお

    水栓をひらきて流失をたのしめるうつくしき水勢深夜に響く/貝殻のひかりとなりし月の尾根われの死後にも若者は生きよ/わが椅子の背中にとまる白天使汝友好ならざる者よ

  • ありくし

    『黒峠とふ峠ありにし あるひは日本の地図にはあらぬ』七・七・0・八・七。痛みも残さぬ鋭利な刃で脇腹を抉られた心地。短歌面白い&怖い。『疾風はうたごゑを攫ふきれぎれに さんた、ま、りぁ、りぁ、りぁ』

  • reiko@SIGNATURE

    歌論「再び女人の歌を閉塞するもの」は、葛原短歌を読み解くためのよすがとなる以上に、封建主義からの(葛原なりの)女性解放宣言であり、アララギの呪縛に対する大胆な宣戦布告でもある。

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