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トップ > My ページ > いやみなぶらいあん さんのレビュー一覧
検索結果:4件中1件から4件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/12/16
以前、前作Olympiaが失敗作だと書いたが、今回その辺を踏まえてしっかりと修正して仕上げてくるあたりはさすがはブライアン、幾多の経験から今までの良い素材を使い、調理法を変えて異なるニュアンスのアルバムをリリースしてきた。ポイントは二つで、衰えつつあるボーカルをどう活かしてゆくかと、彼の一番の特徴であるセンンシティヴでメランコリックな美しいメロディーとそれを支える歌詞とのマッチング、そしてそこから起因してくる独特なエモーションの表現が今までのレベルを維持して出来るかどうか、当初からこれに尽きると思っていた。ボーカルの方は、やはり声が掠れがちで残念ながら声量も大分落ちてきているし、今回のヨーロッパツアーを一部キャンセルしているように、加齢からくる体調の問題なのだと感じている。肝心な曲のクオリティーはOlympianに比べ特段の新機軸はないが、ピアノを曲作りや演奏の中心に据えたことによってロックの推進力を削いでいた前作から、インナーフォトにもあるようにギターをメインに持ってきて、従来の16ビートにのせて歌うようにした点は、かつての活力を取り戻す要因になっていると思う。いろいろな新しい試みに挑戦しつつも、表現方法とボーカル(声・体調?)の問題で思うような結果を導き出せなかったOlympiaと異なり、今までスタジオ等で録り貯めた素材も使い自分の一番得意な表現方法で仕上げたAvonmoreは、欠点も長所に変えうる魅力を持ったアルバムになった。オリジナルなスタジオアルバムに関しては非常に寡作で、前作から4年と言う90年代以降ではない短いインターバルで発表したことをみても、きっとブライアンも自信を持っているに違いない。永遠の恋する男、恋愛のロマンティシズムに生きるアーティストブライアン・フェリーの12年ぶりの復活(Frantic以来)に拍手。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/15
こういうのをフライングと言うのだろうが、30年以上のファンなので許して欲しい。この数か月“ROXYRAMA”でずっとアナウンスを追いかけていたのだが(それぐらい渇望していたということだ)、ようやくタイトル、アートワーク、トラックリスト、ミュージシャン等ほぼ全貌が現れた感じがする。今回特に新しい点は、シザーシスターズやグルーヴアルマダと言った今まで共演したことのないアーティスト(だろう…)とのコラボで曲を作って提供していることだ。このニューアルバムはロキシーのアヴァロン依頼28年振りの新作からスピンアウトして出来たものとも言えるラインナップで、本家?の方は誠に残念ながらお蔵入りをしてしまった様ではあるのだが、それだけに彼のソロとしての総決算的な出来栄えになる見込みだろうと、カバーデザインとトラックリストを見て直観的に思ってしまった次第。このレヴューでナイル・ロジャースのプロデュースになるらしいとの書き込みを見て、かなり真剣に危惧していた(ヒマ人だな…)のだが、朋友レット・デイヴィスとボブ・クリアマウンテンとのディレクションになり(この組み合わせしかあり得ない)、このこともブライアンのソロ最高傑作誕生のお墨付きを勝手に与える、力強い要因になっているのだ。10/25は都内のHMVでゲットしたら真っ直ぐ家に戻って、とびきりの シャンパンで祝杯を挙げよう。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/30
賛否両論相半ばのようだが、音楽性は違えどスティングに比べると彼の方が 曲の密度やオリジナリティは高いと思う。非常に洗練された完成度の高いアルバムだと思うけれども、ちょっと長いのとリズムパターンと言うか曲調のバリエーションが少ない感じを持ってしまうのだ。 元気がないという人もいるが、舞台裏のゴタゴタのせいか折角の素晴らしい才能が今一歩突き抜け切れない印象が残るのが、残念と言えば残念だ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/18
本来はこういった初回限定企画物や国内盤はまず買わないのだけれど、彼らのラストアルバムでもあるし日本での最後のライブも行ったことだし、ここは奮発して4枚組を(ライブ音源が楽しみなので)買ってみようと思っているのだ。あのアティチュードは永遠だから…
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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