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アレクサンドル さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/29

    バルビローリ&ウィーンフィルの「ブラ4」は20年来愛聴してきた名盤なのでレビューしました。マーラーやチャイコフスキーのような華麗な色彩的なオーケストレーションではないのでSACDの効果がどれほどか不安はあったが、第1楽章冒頭から聴きはじめると不安はすぐ吹き飛んだ。弦パートが柔らかくロマンティックに歌いながら管パートも美しく絡み合っていく。やっぱりバルビローリが一番いい。抒情的なワルターや颯爽とすすんでいくクライバー、ムラヴィンスキーもいいがバルビローリには敵わない。ましてやシングルレイヤーSACDになれば鬼に金棒である。各楽器の質感も素晴らしく音楽を聴く喜びをあらためて感じた。第2楽章も冒頭から管楽器の音色がたまらなく美しいその後すぐ弦のピッチカートが加わるがSACDの効果がここでも発揮される。各楽器の音色がリアルでそこに美しいホールの響きがブレンドされる。若干音像が大きいかなとも思うがそれさえも好きになってしまう。第3楽章もダイナミックな音楽だが終始柔らかく美しい。そして第4楽章も第1楽章と同様に柔らかくロマンティックで、かつブラームスを聴いたというズッシリとした充実感がある。聴き終えた時にはこの曲はもう他に買い足す新盤はないなと思いました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/16

    あの有名なリヒテルの「ラフマニノフの2番」DG盤の異演奏盤として昔から国内盤・輸入盤と聴いてきたが、今回のSACDが一番音質が優れている。鑑賞には十分耐えると思う。音の厚みもあり、音の分離もよく、ひずみもほとんどない。DG盤に比べると第3楽章が重量感あふれるダイナミックなピアニズムがフィナーレに向かって突き進んでいくところが圧巻である。近い将来DG盤がユニバーサルよりSACDで発売された時に両方を聞き比べしたいものである。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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