本サイトはJavaScriptを有効にしてご覧ください。
ゲスト 様
様
プラチナ会員
ゴールド会員
ブロンズ会員
レギュラー会員
本・CD・DVD・ブルーレイ・グッズの通販はHMV&BOOKS online
詳細検索はこちら
トップ > My ページ > やまねこ さんのレビュー一覧
検索結果:3件中1件から3件まで表示
%%header%%
%%message%%
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/09/19
この演奏で3番を聴いた時に感銘を受け、長らく廃盤だったので中古で探しまくって全部聴いた。レーゼル/ザンデルリンクの演奏が好きな人なら買って損は無い。というよりもこの値段ならラフマニノフの協奏曲が好きな人なら1本置いておいても損は無い。どれも高水準で丁寧に弾き込まれており、これらが技巧曲であることをすっかり忘れてしまう。音楽の美しさを味わうには最高の全集と思う。同曲のピアノ演奏で数々の名演を残しているアシュケナージの伴奏は「こっちもやってみたかった!」と言わんばかりで、ザンデルリンクほどではないにしてもかなり歌いまくっていて聴かせるが、ティボーデの渋めの音色が曲全体を落ち着かせていて絶妙のバランス。特に3番は純音楽的な演奏としては最高レベルで、旋律が間延びしないテンポの取り方や、Occiaのカデンツァを全曲の楽想の頂点に置いた設計が素晴らしい。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに共感する
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/09/17
この人のラフマニノフもそうだが、直線的で透明度の高い演奏が素晴らしい(音の色彩感がモノトーンに過ぎるのがやや惜しいが…)。特に幻想即興曲、私の好みはテンポ・ルバートを多用して崩したものではなく、イン・テンポできっちり弾かれ、中間部の息の長い旋律も次の音まで速くダレずに美しくつながれる演奏だ。長らくウィルヘルム・ケンプの演奏を愛聴していたが、このルガンスキーの幻想即興曲は録音の良さを考えたらベストかもしれない。抜群のスピードで開始される冒頭の打鍵から一気に引き込まれた。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/04/12
店頭で流れているのを聴いてベルグルンド/ECOあたりが演奏しているのかと思ったらプレトニョフで驚いた。凄く感動的というわけでもないので星4つにしようかと思ったが、特に目立ってダメというところがないし、何より分離が良く透明度の高い録音が捨てがたいので満点の星5つ。HMVの解説の通り、濃厚な情緒を排して原典を追求した結果が非常に斬新で、ベーレンライター版のベートーヴェンを初めて聴いた時ぐらいの驚きがある。それでいて、ただ新しいだけの無味乾燥にならず、音楽的にしっかりまとめているのが良い。初期の交響曲など特に聴かせる。「1812年」冒頭の弦楽合奏を聴くと、この様式で弦楽セレナードも収録して欲しかったと思う人は多いのではないだろうか。
ページの先頭に戻る