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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/12/11
まやちゃんのカラオケバトルのTV観て、すごいなあ、もっと聞いてみたいな〜と思ったら、ちょうどこのCDが発売を知り、速攻買いました。 購入してる人少ないんでしょうね。iTunesで曲名も出ませんでした。 さくらまやちゃんまだ14歳なんですね。私は、天才少女とは思ってましたが、ほんと何でも歌えるんですね。やはり歌唱力がすごく、素直な感じで、聞きやすい。名曲揃いで、しばらく楽しめそう。おすすめです。
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6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/10
存命中から私にとって特別な存在であったバーンスタインのとんでもない新譜が没後20年以上もたってから、突然現れたことに、まず感謝したい。 バーンスタインのマーラー作品といえば、彼の最も偉大な業績であることは、あまり異存のないことである。最後の彼のマーラー全集は、ほとんど、新譜が出る度、その当時に購入しており、青春時代の素晴らしい思い出である。私の中では、彼のマーラーのなかで、最もインパクトが強かったのは2番の『復活』であった。9番の方は、ACOの演奏の方に惹かれ、後に出たBPOの演奏は何度聞いても、所々は凄まじいがピンとくるものがなかった。ACOの演奏は、非常に美しく、迫力も緊張感も十分ではあったが、『復活』ほど私の心は捉えられなかった。 しかし、今回のマーラーの第9番、イスラエルフィルのこの演奏は、本当に『凄まじい!!』。響きが他のCDとは全く違う!録音もライブの雰囲気満点で、ものすごく生々しい。いろいろな方がコメントしているが、クラシック音楽録音史上のなかでも、ベストなものの一つであろうと思う。フルトヴェングラーの演奏などがモノラルでしか残っていないことを考えれば、奇跡的に幸運な録音といえるだろう。 マーラーの9番がこれほど凄まじいものとは思っていなかった。全楽章、いままでに聞いたことのない響きや楽想に満ちあふれている。第一楽章の静けさ、迫力、暖かさ、不気味さも私には十分である。第二楽章、第三楽章も私には今までのベストだ。第三楽章は、音楽の追い込みも凄いし、美しく盛り上がるところでは、もう第4楽章かと勘違いするほど美しさと緊張感に満ちている。 しかし、本当にに凄まじいのは、やはり、第4楽章である。少なくとも、CDを聞いて、こんなにも胸が何度も何度も締め付けられ、感情がものすごく高まり、呼吸ができなくなり、涙があふれていた、という体験はなかった。「これは、音楽なのだろうか?」という疑問が湧いてきた。 そして、感じたことは、この第4楽章は、『音楽』をもはや超えており、『究極の愛』とでもいうべきものではないだろうかということだ。また、約30分間も、これほどまでに、もの凄い緊張感と、もの凄い感情に満ち溢れた演奏というのものがあったろうか。 テンポが遅いなどという意見もあるが、全く気にならない。私には他は早すぎる。この音楽の流れでなければ、この感動は表現できない。 このディスクを聞いて、改めて、過去の9番のCDを聞き比べると、あまりの響きの違いに、愕然としてしまう。他のディスクは、素晴らしい演奏であっても、心の芯までには届かない。 このディスクで、感動できないという人が、気の毒だ。 繰り返しになるが、バーンスタインの没後、20年以上もたってのこのディスクの登場には、本当に感謝感謝である。また、クラシック音楽、マーラーの9番、バーンスタインの音楽というものを知っていた上で、このディスクに出会えたということは、本当に幸せなことであると思う。 この『究極の愛』というべきものを録音で味わえてしまうというのは、本当に凄いことだ。 実際、このディスクには、些細なミスや会場ノイズが存在するのは事実だ。85年の伝説の来日演奏というものが、日本人の聴衆の静かさ、演奏の完成度が上がり、生演奏の凄さ、が加わったものということを想像すると、どれだけ凄まじかったのだろうかと思う。 しかし、それを知らない人間にとって、このディスクで味わえる感動は、過去のあまたのディスクではできない体験である。 晩年のバーンスタインは感情没入のスタイルで数々の大演奏を残し、それで、ファンになった自分であるが、このディスクは、それを究極化し頂点に達したものであると思う。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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