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マイティスリーミュージック さんのレビュー一覧 

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     2010/07/21

    古くはロギンス&メッシーナのバックアップメンバーで、スタジオ・グループのリズム・ヘリティッジのメンバーだった事もあり、後にクリストファー・クロスのプロデューサーとしても有名になるマイケル・オマーティアンがプロデュースしたクラッキンの4枚目でラストアルバム

    サウンド的にはウェストコーストの香りがするロックサウンドにソウルフルな味付けをした感じ

    ロックグループと言うよりもスタジオ系のAORの音でかなり洗練された都会的なサウンドだ

    曲はマイケルと、このグループの主要メンバーであるリック・チェダコフが書いた曲が多い グループのメンバー以外にジェイ・グレイドン、アーニー・ワッツ、ウォーターマン姉妹などが参加している

    当時流行っていた音そのもののアルバムで、どれも聴きやすいナンバーばかりで無難な感じだがAOR好きな人には良いだろう

    やはりどちらかと言うと裏方的なメンバーばかりだったので、話題になる事も無くチャートに上るようなヒット曲も無かったので地味な存在のバンドたった

    この辺のサウンドはAORのサウンドの特徴でもあるソウルフルなベースとシンセやエレピの音が時代を感じさせるが、当時はそのサウンドが新鮮で洗練された音として流行ったものでした

    そんな中でもこのアルバムのラストナンバーの「Kalalee」がミディアムなりズムにアープシンセが被さって来てマリンバの音とワッツのソプラノサックス・ソロがたまらなく良い!この曲はこのアルバムの中で出色の出来だろう

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     2010/07/21

    1曲目からサミーの歌と迫力あるバディ・リッチの演奏が凄い!1966年のラス・ヴェガスでのライブ盤

    そのノリに乗っている高速スウィング・ドラムのバディの演奏が聴ける1曲目の「Come Back to Me」はバートン・レーンが65年のミュージカル「On a Clear Day (You Can See Forever)」の為に作曲した曲で作詞はアラン・ジェイ・ラーナー

    3曲目の「What Did I Have That I Don’t Have?」も上記と同じミュージカルからの同じコンビの曲 やはり当時はこのミュージカルはヒット作だったからサミーもこのライヴで取り上げた曲なのだろう

    2曲目の「I Know a Place」はぺトゥラ・クラークのヒット曲でトニー・ハッチ作のポップスのカバー、4曲目はバカラック・ナンバーの「What the World Needs Now Is Love」で、サミーは軽くヒットナンバーを歌っている感じ

    5曲目のフランク・レッサーが1948年に書いた「Once in Love With Amy」から又ジャズナンバーが続く ビッグバンド・アレンジでバディの小刻みなリズムのドラムが心地良いスウィング感を出している

    6曲目のハロルド・アーレン作曲、E・Y・ハーバーグ作詞の「Ding-Dong! The Witch Is Dead」も軽快なスウィング・ナンバーでとっても良い

    1961年にジルベール・べコーが作曲したフレンチ・ナンバーのスタンダード「What Now My Love」もボサノバのリズムとビッグバンド・アレンジでサミーは粋な感じで歌っている

    イギリス人コンビのアンソニー・ニューリーとレスリー・ブリッカスの書いたナンバーでサミーの十八番でもある「What Kind of Fool Am I?」、ソウル・チャップリン作曲、サミー・カーン作詞の「If It’s the Last Thing I Do」と歌われ 

    ラスト曲の「Please Don’t Talk About Me When I’m Gone」も、とってもスウィングするナンバーでバディのドラムもメインに出てくる演奏を聴かせてくれる

    このアルバムではエンターティナーのサミーとドラマーでも人々を魅了する事が出来るバディ その二人が共演した事で歴史に残る名盤となったアルバムだ

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     2010/07/20

    このアルバムはクインシーが音楽を担当して多くのスタジオミュージシャンが参加して豪華な造りになっているアルバムと言う事で、クインシーの「スタッフ・ライク・ザット」の流れから購入したアルバムだった

    元々のミュージカルからの楽曲の良さに、クインシーとアシュフォード&シンプソンが書いたセンスの良い曲で傑作ぞろいの曲が多く入っているアルバムです

    1曲目のメインタイトル曲はオーケストラにトゥーツのハーモニカも絡んで来たりジェローム・リチャードソンのサックスも良く いかにもミュージカルのオープニング曲らしくて期待感を抱かせる曲だ

    ダイアナがソロで歌う「Can I Go On?」「Soon as I Get Home/Home」「Is This What Feeling Gets? (Dorothy’s Theme)」「Home」はどれも素晴らしい楽曲だし、マーチングから始まる後半の盛り上がりが素晴らしいテルマ・カーペンターの歌う「He’s the Wizard」はスタジオミュージシャンの演奏力の高さが分かるナンバー

    ジャクソンとガッドの演奏が光る2曲の内マイケルの歌う「You Can’t Win」、そしてもう1曲の方はクラヴィネットのイントロとホーンがファンキーな、このミュージカルの代表曲の「Ease on Down the Road」それとマイケル・ブレッカーのエレクトリック・サックスが印象的な「Ease on Down the Road #2」

    迫力あるホーン・アンサンブルがとっても素晴らしいテッド・ロスが歌う自分の大好きなナンバーの「I’m a Mean Ole Lion」、オージェイズの「For the Love of Money」の演奏を思い起こさせるジャクソンのベースとマイケルのサックスをフューチャーした「Poppy Girls」ダイアナ以下の3人のメンバーと歌う「Be a Lion」、3部作になっている組曲の「Emerald City Sequence」の中の1部と3部はやはりガッドとジャクソンの演奏が素晴らしい!

    マーベル・キングとクワイアーが歌うゴスペル風なナンバーの「Don’t Noboby Bring Me No Bad News」そしてこのアルバムの中で最大の聴きどころの組曲である「A Brand New Day」この曲はダイアナを始めとした4人のメンバーのボーカルの前半、そして後半のインスト曲ではクインシー楽団ミュージシャン総動員の豪華ナンバーに仕上げられ、分厚いサウンドとコーラスによりアルバム最大の演奏の盛り上がりとジャクソンのベースにもう鳥肌立ちまくり!

    とにかくこのアルバムのメインのリズム隊であるガッドとジャクソンの演奏はもう乗りまくっている とにかくジャクソンのベースは際立っている これだけ厚いアンサンブルの中の楽曲でもベースとドラムが目立っている演奏はやはり二人の特徴が音として出ているからであろう

    そしてこのメインの演奏メンバーの中でゲイルもマクドナルドもそんなに目立っているナンバーは無いけど、そんな中でこのアルバムの中で唯一ティーのピアノの演奏が目立って聴けるナンバーのリナ・ホーンの歌う「Believe in Yourself (Reprise)」

    このアルバムは元々ミュージカルだったものをサントラにしただけあって、ソウルのスタンダードとなり得るだけの素晴らしい楽曲が入っている名作アルバムだと思う

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     2010/07/17

    先ずソニー・シャーロックの方だが

    マイルス繋がりで買ったアルバムだが全然ポピュラーな音楽でもないし、ジャズと言うにもかなり難解なアルバムだ

    サンタナの「Love Devotion Surrender」と「Illuminations 」に中にはどことなく通じる曲もあるが、殆ど即効的なソニーのギターとリンダのボーカルと言うか叫びみたいな曲ばかりだ

    こう言う曲を聴く場合はやはり精神的にも神がかり的な心境に無いと中々聴けないだろう

    フリーでもアヴァンギャルドでも、こう言う音楽は気分がハイにならないと中々じっくり聴けない まぁもう少し民俗音楽的な感覚で聴く音楽なら聴けると思うが、これをジャズとして聴くには相当辛いものがある

    行くのならとことんまで行ってしまう音楽に対して又そこに芸術性や神秘的なものを感じる音楽もあるだろうけど、それにしてももう少しまとまりのある音楽としての演奏もないと、どこまでがアーティストの表したい事なのかリスナーに伝わらないと思うし、演奏力に関しても魂を感じさせるような力尽きるような演奏なら、例えまとまりの無いように感じる音楽でもリスナーがアーティストと同じような感覚になり得る事もあるけど、このアルバムの曲に関しては何か中途半端な音楽としてしか聴けない

    それでも強いて言えば、アルバムラスト曲の「Portrait of Linda in Three Colors, All Black」をフリージャズ、アヴァンギャルドとして聴くのなら聴けるだろう

    それとは打って変わって、ジャズ・クルセイダーズのメンバーでもあったウェイン・ヘンダーソンのソロアルバムの方はソウルナンバーを数曲カバーしているので尚更だが、かなりポップでソウルフルな演奏だ

    その中でもラテンリズムのジャズっぽいナンバーもあり、違うアーティストのアルバムがカップリングになったCDだが、こちらの方は未だ聴ける

    だけどソニーの音楽と余りにもギャップがあり、ソニーの曲を聴いた後に、ウェインの曲を聴くとウェインの方が軟弱な音楽に聴こえてしまう錯覚に陥るかもしれない

    ただソウルジャズとしてウェインのアルバムを聴けばそれは中身のあるアルバムとして聴ける

    かなりノリも良いしラテンとソウルが上手く融合した良いアルバムだと思う

    「Cathy the Cooker」はその中でも特に良い

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     2010/07/17

    彼女のスタンダードナンバーを中心とした本格的なジャズアルバムだが、ビッグバンドのアレンジもゴージャスなストリングス・アレンジももろジャズアルバムだろう

    彼女はジャズシンガーじゃないし、そのような声の持ち主でもないけど、彼女のジャズ好きの表れがここまでの本格的なジャズ・ボーカル・アルバムを造らせてしまった

    それに過去に出たポップ系アーティストのジャズアルバムと全然違うアルバム造りが先ずジョニらしい

    選曲も非常に渋い!スタンダーとして有名ナンバーなのは「Stormy Weather」くらいだろう

    ビリー・ホリディで有名な「You’re My Thrill」「You’ve Changed」、グレン・ミラーで有名な「At Last」、そして「Comes Love」なんて知る人ぞ知る非常に渋いナンバーだろう

    「Sometimes I’m Happy」と「I Wish I Were in Love Again」はスタンダード好きには比較的有名なナンバーだが、殆どの曲はポピュラーなスタンダード・ナンバーではない

    だからこのアルバムをきっかけにスタンダード好きになるとかジャズに興味を持つようになるファンは中々いないと思うけど(ジャズ好きなジョニファンは勿論このアルバムを買っていると思うが)とにかくこのアルバムでは映画音楽のようなゴージャスなアレンジで歌うジョニのボーカリストとしての又違った部分を知って欲しい

    彼女の独特な選曲とアレンジにこだわる姿勢がまた彼女らしい その辺がカーリーやリンダとの違いに出ている

    このアルバムは時期的にも、その二人のアーティスト達よりもかなり後に出たジャズアルバムだけど、一時の流行だけでポップ・アーティストがジャズアルバムを出したのとは全然違う

    それだけの中身の濃いアルバムだから、このアルバムはそんなに話題にならなくても後々ジョニの音楽史の一部として残る名作アルバムにもなるだろう

    「You’re My Thrill」「At Last」「Don’t Go to Strangers」のゴージャスなストリングス・アレンジ そして「Sometimes I’m Happy」と「I Wish I Were in Love Again」のスウィンギーなビッグバンド・アレンジ どれも素晴らしいし、ハンコックのピアノソロなど演奏にも興味を惹かれる楽曲が多い

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     2010/07/17

    最初に買ったジョニのアルバムでした そしてこのアルバムのお陰で有能なスタジオミュージシャン達の名前を知るきっかけになったアルバムです

    自分としては当時は余りフォークが好きではなかったのでディラン以外はアルバムを買って聴くような事も無かったので、従来のフォークのイメージからジョニのアルバムは持っていなかったのだけど、このアルバムを買いジョニの素晴らしさを知り、そしてジャズ系ミュージシャンを知り時代も相まって益々この辺の音楽に傾倒していくようになりました

    結局はさかのぼってブルーからトラヴェローグまで彼女のアルバムを集める事になるのだが自分としてはやはりジャズよりのジョニが好きです

    彼女の独特の音楽観と作詞作曲の才能、及びギターテクニック等 コマーシャルな音楽をせず、ただレコーディングの為だけの有能なスタジオミュージシャンを起用するような事では無く それらのミュージシャン、そしてジャズの有名プレイヤーを起用する事で彼らと一緒に彼女の求めている音楽を一つ一つ中身の濃い作品として彼女は造り上げて行ったのだと思う

    だから彼女のアルバムはどれも個性的な作品が多い シンプルな楽器編成の曲でもホーンが入ったような曲でも彼女の音だ!と分かる曲ばかりだ

    トム・スコットはジョージ・ハリスンのアルバムと、このアルバムで知る事になり後のタクシー・ドライバーのテーマに繋がって行くし、カールトンもこのアルバムをきっかけに知るようになりクルセイダーズの名も知るようになりました

    ジャズメンとして重要人物のヴィクター・フェルドマンとかLAエキスプレスのメンバーもこのアルバムをきっかけに知るようになるので本当にこのアルバムは自分の音楽歴の中でも重要なアルバムになっています

    このアルバムは全曲駄作無し!と言うほど、どれも傑作ぞろいのナンバーばかりだが、カールトンのサイドギターがとっても良い「Help Me」と「Just Like This Train」が特に良い

    キャロル・キングのアルバム「ファンタジー」はSSW系とソウルを近付けたアルバムとして、そしてこのアルバムはSSW系とジャズを近付けたアルバムとして、ローラ・ニーロと同じように自分に色んなジャンルの音楽に興味を持たせるアルバムでした

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     2010/07/16

    60年代のテレビ番組からのサントラらしい編集アルバムみたいで音はモノラルなんでちょっと残念だが曲はどれも素晴らしい

    ビッグバンド編成にストリングス・オーケストラを入れた編成の演奏だが、当時のムード・オーケストラの音楽をそのまま思い起こさせるようなゴージャスな音だ

    1曲目の「It’s a Big Wide Wonderful World」はパーカッションを始めとした打楽器の醍醐味を味合わせてくれる曲だが、それにストリングスも被さり非常に華麗な素晴らしい曲だ

    2曲目のレス自身の作で有名な「クワイアット・ヴィレッジ」の演奏もオーケストラによるエキゾチック・サウンドを堪能させてくれる

    このアルバムでは3曲のスタンダードナンバーの演奏を聞かせてくれるのだが、特に「Lover」の演奏は自分としても印象に残る演奏だ 非常に高速でスウィングしたリズムにラリー・バンカーのビブラフォンが絡み通常のジャズのビッグバンドとは又違ったアレンジのジャズとして聴ける

    このようにジャズとムード・ミュージックが融合した音楽は今では考えられないほど贅沢な音楽だと思うし、50年代、60年代はこのようなバンドがそれ相当の数があり活動していた良い時代だったのだと思う

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     2010/07/16

    当時このアルバムを買って1曲目のスティーヴィーの「クリーピン」を聴くと当時流行っていた猫も杓子もクロスオーバーと言うポップス曲のカバー曲が入った軟弱なクロスオーバー・アルバムと思いきや、6曲目の「オルハ・グラシエラ」で自分はノックアウトされてしまった 

    自分としてはフィル・ウッズのようなブロウサックスプレイにグイグイ惹き込まれていくので、この曲のグロスマンのサックスプレイに圧倒されてしまった 

    これぞグロスマンの真髄だろう 

    グロスマンがマイルスグループ出身だとは勿論分かっていたのだが、自分は当時は未だ特にエレクトリック・マイルスのアルバムを買って聴くほどではなかったのだけど、このアルバムを聴いてやはりこれは絶対にグロスマンの参加しているマイルスを聴くべきだと思っていたので後にエレクトリック・マイルスのアルバムに手を出していく事になるのだが 

    当時はこのようなハイブロウの曲をやっている方がクロスオーバー時代には逆に新鮮に思っていたので自分はこの曲にすっかり取り付かれてしまった

    パット・メセニーのところでベースを弾いていたマーク・イーガンと24丁目バンド等のソウル・ロック系セッションでドラムを叩いていたスティーヴ・ジョーダンのリズム隊にバジー・フェイトンが参加しているレコーディング・メンバーを見ても、ちょっと意外な顔合わせって感じもして全曲傑作ぞろいのアルバムとは言えないけど、自分にとってはグロスマンの才能を気付かさせてくれたアルバムだった 

    70年初期前後のジャズロック、ソウルジャズ系の曲にはこのような演奏の曲もかなりあったと思われるが、白人のグロスマンの泥臭くないけど魂を込めた演奏スタイルは聴く方にも感動を与える演奏だ 

    他には菊池雅文作で菊池自身もアコースティックピアノで参加している幻想的な「パステル」も良い曲だと思う

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     2010/07/16

    当時このアルバムを買った時は未だラリーカールトンの名前くらいしか知らなかったが、パーディとチャックがいかに凄いミュージシャンなのか!と言う事に始まり、後のクロスオーバーブームで有名無名問わずスタジオミュージシャンの名前を知るようになり改めてこのアルバムの自分の評価が高まり、やがてエイジャのアルバムの評価に繋がっていく事になりました スティーリーに関しては当時「輝く季節」のシングルを買っただけでアルバムに関してはイマイチ中途半端でノリノリ・ガンガンの当時の流行っていたロックとは違っていた訳で中々購入する気にはならなかったのだが、クロスオーバー系ジャズ、ソウルとSSW系アーティスト、そしてこのスティーリーダンによりスタジオミュージシャンに興味を持つ事になり自分としては幅広くジャンルレスで音楽を聴いていくようになって行くきっかけにもなったアルバムでした スティーリーはこのようなやり方でアルバムを造って行った二人のアーティストによるバンドであり これがただのアメリカンロックバンドだったなら、こんなに後世に残る評価のバンドにはなっていなかったと思う 当時レコード会社が一緒だったと言う事でセッションに呼ばれたジョンクレマーの特徴的なエコーのかかったサックスが印象的な「アルタミラの洞窟の警告」と後半のホーンが素晴らしい「狂った町」そしてカールトンのギターソロとリズムアレンジが後々色んなアーティスト達に取り上げられる「裏切りの売女」が特に自分の印象に残っている曲です

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     2010/07/14

    当時アメリカでシングル・アルバム共にナンバー1になり最初に買ったアースのアルバムでした シャイニング・スターのファンキーナンバーよりもこのアルバムの中のバラード曲の彼らのコーラスに圧倒されてしまった 先に出たラムゼイ・ルイスのサン・ゴッデスで彼らのコーラスに今までのソウルに無いスィートでもあるけど、従来のソウルボーカルには無いとっても洗練されたコーラスがラジオで聞いて気になっていたので、このアルバムを買って大正解だったし、彼らのフリークになってワーナーからのデビューアルバムから買い揃えてしまった やがてやってくる当時のクロスオーバーブームにも後々絡んでくる彼らのサウンドはソウルだけに留まらずジャズ・アーティストやスタジオミュージシャンを表舞台に出して、70年代前後のソウルジャズとは違ったポピュラーなものとしてソウルとジャズの垣根を無くして行く事になる いかにも映画曲のようなシー・ザ・ライトの曲の展開とコーラスはこのアルバムの中でも最高曲だと思う

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     2010/03/29

    まさにシルバーマシーンさんのおっしゃるとおりです!2曲目 最高です! デヴィッド・フォスターと言うと、いかにも!って感じのあの曲調と展開も分かるようなメロディの曲も多いのですが、このブレンダとの共作の「It’s Something!」は本当に素晴らしい!シンセの使い方もとっても良い!バックで幻想的に響くサウンドが、この曲を一層素晴らしいものにしている 1曲目もまたとっても良い!このアルバムはいかにもこの時代のサウンドなんだけど楽曲もアレンジも良いから何度聴いても飽きない!シルバーマシーンさんのレビューを大いに参考にさせていただきました!本当にありがとうございます

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     2009/09/30

    オヤジ世代にとって誇りのようなアルバムだ 当時は自分としてはELPの展覧会の絵と一緒に買った最初のロックのアルバムだった(最初に買ったLPはカーペンターズだったが・・・)今となっては余りにも有名になって何か「この曲が好き!」と堂々と言うには恥ずかしくなるくらいの有名曲ばかりだけど、やはり思い入れが強い名曲ばかりで、当時 中学生にとっては高価なLPレコードを何度も繰り返して聴いた この歳になってジャズもソウルもムードミュージックも幅広く聴くようになったけど、やっぱり自分のロックの原点はここにあると思う アコースティックなものよりも、やはりヘビーでズシン!と来るリズムとハードなギターのリフにロックの真髄を感じる自分としては ロック全盛期の70年代にこのような名作と言われるものをリアルタイムで聴けた多くの世代は「俺達70年代青春時代なんだもんね〜」と言う密かに自慢げに細く笑んでいる人も多いのではないのでしょうか?(笑)まぁ〜60年代ビートルズの時代を過した人も同じ心境だと思うけど(笑)70年代はロック、ソウル、ポップスにおいて名作、名盤が多いけど、このアルバムもオヤジ世代が自慢出来る時代の音楽史の一つの名作だと思う

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     2009/06/19

    評価が難しいアルバムだ リアルタイムから30年以上も経過して、最近はフィリー詣でを特に見直している中でこのアルバムを買ってみた シグマサウンドで録音しているけどフィリーの雰囲気は微塵も感じられない(強いて言えばボーナストラックのM9のドラム、そしてM11のストリングスは間違いなくフィリーを感じさせると思うが・・・)

    MFSBのミュージシャンをラリー・ワシントン以外起用していないのだから当然なのだが、当初はヴィンス・モンタナとかの起用も考えていたらしいが、このサウンドならわざわざシグマに出向いて行って録音しなくても良かったのではないのか と思える

    もし!このボウイの目指す音楽にあのMFSBの華麗なストリングスとハリス、ベイカー、ヤングのミュージシャンが作り出すサウンドでやっていたらもっと軟弱なポップなミュージックになっていた可能性もある(何もフィリーサウンドを否定している表現ではない)

    ニューマークやウィークス、そしてマクドナルドのリズム隊を起用して、サンボーン、ヴァンドロス等と録音するのなら、そのままNY録音で良かったのではないのか?と思える

    当時はフェイムの斬新なリズムに惹かれシングル盤も買い、今でもこの曲は本当にソウルを感じさせる名曲だと思うし、当時ボウイがソウルに傾倒しこのアルバムを作った事は理解出来るけど、このアルバムはフィリー詣での観点から見たら、フィリーサウンドを感じさせるアルバムでないのは確かだと思う

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