CD 輸入盤

Both Sides Now

Joni Mitchell (ジョニ・ミッチェル)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9362.47620
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
オリジナル盤発売年
:
2000
フォーマット
:
CD

商品説明

60年代からその枯れることなく溢れ出す才能を一貫して作品(もちろん恒例のジャケに使用されたりもする絵画も含めて)を送り出してきたアーティスト、ジョニ・ミッチェルの最新作は純ジャズ作品。ジャズといっても、あの伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスなどと組んだクロスオーヴァー的なものではなく、本当にWモロジャズW(ジョニの自作曲は「青春の光と影」「ア・ケース・オブ・ユー」2曲のセルフカヴァーのみ)。それだけにリスナーを選んでしまう性質も持ちかねないところですが、そこはやはりジョニのこと、実にさらっと自然にビッグ・バンド・オーケストラをバックに歌いきってくれるので、その心地好さに浸っているだけで至福のときが過ごせます(ファン心理まるだしでしょうか?)。ともあれ、ここでジョニが20世紀が生んだ芸術・ジャズ・ミュージックに対してストレートなアプローチをしてきたことはとても興味深いのです。しつこいですが、とても本格的なサウンドが聴けますので、ジャズも聴いてみたいなぁ、と思われているリスナーの方には格好の入り口となってくれるはずの一枚といえましょう。

収録曲   

  • 01. You're My Thrill (03:52)
  • 02. At Last (04:28)
  • 03. Comes Love (04:29)
  • 04. You've Changed (05:00)
  • 05. Answer Me My Love (03:23)
  • 06. Case Of You (05:52)
  • 07. Don't Go To Strangers (04:10)
  • 08. Sometimes I'm Happy (03:58)
  • 09. Don't Worry 'bout Me (03:49)
  • 10. Stormy Weather (03:07)
  • 11. I Wish I Were In Love Again (03:36)
  • 12. Both Sides Now (05:45)

ユーザーレビュー

総合評価

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彼女のスタンダードナンバーを中心とした本...

投稿日:2010/07/17 (土)

彼女のスタンダードナンバーを中心とした本格的なジャズアルバムだが、ビッグバンドのアレンジもゴージャスなストリングス・アレンジももろジャズアルバムだろう 彼女はジャズシンガーじゃないし、そのような声の持ち主でもないけど、彼女のジャズ好きの表れがここまでの本格的なジャズ・ボーカル・アルバムを造らせてしまった それに過去に出たポップ系アーティストのジャズアルバムと全然違うアルバム造りが先ずジョニらしい 選曲も非常に渋い!スタンダーとして有名ナンバーなのは「Stormy Weather」くらいだろう ビリー・ホリディで有名な「You’re My Thrill」「You’ve Changed」、グレン・ミラーで有名な「At Last」、そして「Comes Love」なんて知る人ぞ知る非常に渋いナンバーだろう 「Sometimes I’m Happy」と「I Wish I Were in Love Again」はスタンダード好きには比較的有名なナンバーだが、殆どの曲はポピュラーなスタンダード・ナンバーではない だからこのアルバムをきっかけにスタンダード好きになるとかジャズに興味を持つようになるファンは中々いないと思うけど(ジャズ好きなジョニファンは勿論このアルバムを買っていると思うが)とにかくこのアルバムでは映画音楽のようなゴージャスなアレンジで歌うジョニのボーカリストとしての又違った部分を知って欲しい 彼女の独特な選曲とアレンジにこだわる姿勢がまた彼女らしい その辺がカーリーやリンダとの違いに出ている このアルバムは時期的にも、その二人のアーティスト達よりもかなり後に出たジャズアルバムだけど、一時の流行だけでポップ・アーティストがジャズアルバムを出したのとは全然違う それだけの中身の濃いアルバムだから、このアルバムはそんなに話題にならなくても後々ジョニの音楽史の一部として残る名作アルバムにもなるだろう 「You’re My Thrill」「At Last」「Don’t Go to Strangers」のゴージャスなストリングス・アレンジ そして「Sometimes I’m Happy」と「I Wish I Were in Love Again」のスウィンギーなビッグバンド・アレンジ どれも素晴らしいし、ハンコックのピアノソロなど演奏にも興味を惹かれる楽曲が多い

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スミマセン…まえのレビュー書いたとき、ジョニがとっ...

投稿日:2007/11/20 (火)

スミマセン…まえのレビュー書いたとき、ジョニがとっくの昔jazzに傾倒していたの知りませんでした。はじめて買ったjazz、最初に買ったジョニのアルバム…ジャケの絵もすばらしく、いまでは絵と歌両方のファンです。

ざくろ さん | 不明

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私のジャズの入口になってくれた一枚。ジョニ...

投稿日:2006/05/08 (月)

私のジャズの入口になってくれた一枚。ジョニはフォークでは、と思いますか?これはオーケストラとジャズの邂逅した作品でスタンダード集なんです。しかも恋のはじまりからおわりまでを描いており、そういう選曲という凝ったもの。ハンコックなどジャズのプレイヤーが多数参加。

ざくろ さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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Joni Mitchell

もし彼女の音楽を聴かないで、60年代から活躍するフォークのおばさん、的なイメージを何となく抱いている人がいたら、その認識を改めてあげたい。実際にジョニ・ミッチェルの歌と音を聴いてしまうと、単に最近登場したミュージシャンというだけで新しい感じがする人達の数倍も、新鮮で瑞々しく、サウンドへの拘りが強い人だということがわかるだろう。

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